ICUは、中央手術部に隣接して附属病院4階に位置し、個室2床を含む10床より成り立ちます。
呼吸(肺)・循環(心臓)の管理を中心とし、血液透析(腎臓)や血液濾過(肝臓)・低体温療法(脳)など、すべての臓器に対して高度な集中治療を行います.麻酔科医師が常勤し、ICU入室患者1~2名に対して看護師1名が常時、全身状態の監視を行い、各専門分野(心臓血管外科、脳神経外科、外科、小児科など)の医師とともに治療にあたります。
術後患者 | 心臓・大血管・脳脊髄・食道・肺など侵襲の大きな外科手術後や重篤な合併症を有する術後患者 |
呼吸・循環不全 | 生命維持が危険なほど呼吸や循環などが障害されている患者 |
その他 | 重度感染症、意識状態の悪化を伴う脳血管障害、小児悪性新生物の急性増悪など高度の治療を必要とする患者 |
ICUにおいては、その治療内容のため様々な高度医療機器があり、これらの機器は臨床工学技士が常時メンテナンスおよび管理を行います。次に主な医療機器を挙げておきます。
監視装置:
生体情報管理装置(心電図、血圧、体温、酸素飽和度などのモニタ)、心拍出量計、超音波診断装置、各種血液検査装置など
治療機器:
人工呼吸器、経皮的補助人工心臓装置、血液浄化装置など
時間帯:午後2時~7時まで
面会時間:15分間
面会人数:3人まで(12歳以下の小児は面会禁止)
※原則として上記の規約を設けていますが、手術後や緊急入室などでは、状況に応じて時間帯などを変更しています。
詳しくは中央手術部・集中治療部のページまで