平成28年度 近畿大学医学部附属病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
【解説】
・当院は南大阪で唯一の大学病院です。
・地域における基幹病院および特定機能病院として、幅広い年齢層の患者さんに、質の高い治療を提供しております。
・地域がん診療連携拠点病院として、高齢化社会における地域のがんの診断・治療に注力しており、60歳以上の患者さんの割合が全体の65%となっております。
・また、地域周産期母子医療センターを有する小児医療を提供しており、0~9歳の患者さんが5~6%を占めています。
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1145 616 555 839 1558 2014 4857 5904 2561 241
【年齢階級別退院患者数の定義】
・退院患者さんの人数を10歳刻みの年齢階級別に集計しております。年齢は入院時の満年齢となります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x0xx 肺の悪性腫瘍  肺の悪性腫瘍手術 200 13.2 12.7 0.50% 70.1
090010xx03x0xx 乳房の悪性腫瘍  乳腺悪性腫瘍手術・乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 100 6.2 6.6 1.00% 58.6
060020xx02x0xx 胃の悪性腫瘍  腹腔鏡下胃切除術等 87 16.2 17.6 0.00% 64.9
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍  腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術等 75 14.1 15.9 5.33% 69.1
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など)  腹腔鏡下胆嚢摘出術等 53 5.4 6.8 0.00% 62.2
【解説】
・当院は、がん診療連携拠点病院に指定されております。質の高いがん医療に取り組んでおり、癌の進行度やQOLを考慮した肺癌、乳癌、胃癌、大腸癌の手術が多くなっており、各部門で専門性の高い治療を行っております。
・手術療法が主ですが、腫瘍内科や内分泌代謝糖尿病内科・歯科口腔外科等と連携し、抗癌剤治療や、多職種による周術期管理も合わせて行っております。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 876 3.4 2.9 0.00% 72.7
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 310 3.2 6.2 0.00% 73.7
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり《硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含む)》等 片眼網膜剥離 手術あり 片眼 133 11.8 10.5 0.00% 57.1
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり《緑内障手術(濾過手術)》 等 片眼 118 7.9 9.1 0.85% 65.7
020150xx97xxxx 斜視(外傷性・癒着性を除く。)手術あり 69 4.0 3.4 0.00% 32.8
【解説】
・当科では、治療の標準化、透明化、質の向上を図るために、主にクリニカルパス(自院における標準的な治療計画を患者さんやご家族の方に理解していただくように記したツール)を用いて各手術を行っております。
救命救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 27 4.2 3.6 0.00% 46.2
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 19 9.2 7.5 21.05% 41.2
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷  創傷処理等 12 14.5 9.9 50.00% 56.8
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【解説】
・24時間、365日体制の3次救急施設の救命救急センターであり、重度外傷、急性心筋梗塞、脳血管障害、広範囲熱傷、急性中毒、四肢指切断、急性肝不全、重症急性膵炎などに対応しております。
・年間850人の3次重症救急患者を治療しており、災害拠点病院として、DMAT(災害時医療派遣チーム)を有しています。また、ドクターカーを所有し、救命率の向上を図っております。
・早期の治療を行い、症状が安定すれば、循環器内科や脳神経外科など他診療科と連携し、一般病棟で継続治療を行います。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物  皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 116 4.5 4.3 0.00% 44.6
020230xx97x0xx 眼瞼下垂  眼瞼下垂症手術 69 4.1 3.4 0.00% 66.0
160200xx0200xx 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。)  鼻骨骨折整復固定術等 61 9.5 5.8 1.64% 33.6
02006xxx97xxxx 眼の良性腫瘍(眼瞼皮膚良性腫瘍等)  皮膚・皮下腫瘍摘出術 33 2.9 3.4 0.00% 50.2
020320xx97xxxx 眼瞼、涙器、眼窩の疾患(眼瞼内反症等)  眼瞼内反症手術・眼瞼外反症手術 31 4.0 3.5 0.00% 52.5
【解説】
・当科では、近隣の皮膚科や眼科からの紹介もあり、皮膚腫瘍や眼瞼疾患を多く治療させていただいております。顔面の外傷は、見た目のこともあり、形成外科が得意としている分野でもあります。その他にも、やけどや手足の外傷など、救命救急センターと連携して治療に取り組んでおります。
産科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120260xx01xxxx 分娩の異常  子宮破裂手術・反復帝王切開術に対する帝王切開術等 25 10.5 9.8 0.00% 34.3
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常  子宮全摘術 骨盤位等に対する帝王切開術等 18 11.8 9.9 0.00% 34.7
120140xxxxxxxx 流産 12 2.0 2.4 0.00% 36.4
120170xx01x0xx 早産、切迫早産  子宮破裂手術・帝王切開手術等 12 29.3 32.2 0.00% 32.9
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 11 20.9 20.8 9.09% 32.5
【解説】
・当院は、地域周産期母子センターとして、この地域の周産期医療を担っております。そのため自然分娩だけではなく、切迫早産や妊娠高血圧症、胎児異常などのハイリスク妊娠、ハイリスク分娩症例も多く扱っております。
耳鼻咽喉科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030440xx01xxxx 慢性化膿性中耳炎・中耳真珠腫  鼓室形成手術 134 8.0 9.4 0.75% 53.8
030425xx97xxxx 聴覚の障害(その他)(高度両側性感音難聴等)人工内耳植込術等 48 8.9 9.0 0.00% 54.5
03001xxx01000x 頭頸部悪性腫瘍  舌悪性腫瘍手術(切除)・頸部郭清術(片)手術等 37 18.5 14.1 0.00% 67.6
03001xxx97x00x 頭頸部悪性腫瘍  喉頭腫瘍摘出術(直達鏡)・リンパ節摘出術等 32 9.8 10.3 6.25% 68.9
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 32 6.1 7.5 0.00% 52.5
【解説】
・慢性化膿性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症等の中耳疾患による伝音難聴、混合性難聴の外科治療、そして高度感音難聴に対する人工内耳手術に関しては国内で毎年トップ5以内の手術症例数を誇っております。最新の人工内耳手術の症例数も国内第1位です。
・難聴、耳鳴り、めまいの治療を希望して、年間500名以上の初診患者さんが紹介受診されます。
・また南大阪地域で唯一の大学病院であることから、年間200例以上の頭頚部癌患者さんの紹介受診も集中しておりますが、耳鼻咽喉科、腫瘍内科、放射線科、歯科口腔外科等の診療科が密接に連携して、最先端のチーム医療、集学的治療を提供しております。
腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍  化学療法 112 6.3 12.4 0.00% 67.0
040040xx99000x 肺の悪性腫瘍 88 13.3 14.8 28.41% 70.6
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。)  化学療法 79 7.3 9.8 1.27% 66.7
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍  気管支ファイバースコピー・肺生検法等 63 5.2 3.7 3.17% 68.2
060020xx99x30x 胃の悪性腫瘍  化学療法 32 5.8 6.9 0.00% 64.6
【解説】
・当科では、肺癌、消化器癌、原発不明癌などの固形癌に対する、新抗癌剤の使用、分子標的治療薬を用いた治療など、癌の先端治療を行っております。
・治験に関しましては、国内大学病院ではトップクラスの治療実績を誇っております。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈  経皮的カテーテル心筋焼灼術 225 6.2 5.5 0.44% 63.1
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患  経皮的冠動脈ステント留置術等 215 6.0 4.7 0.47% 72.5
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患  心臓カテーテル法による諸検査 163 4.5 3.1 0.00% 67.7
050130xx99000x 心不全 手術なし 108 16.3 18.0 2.78% 75.7
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞  経皮的冠動脈ステント留置術 65 13.1 13.0 3.08% 70.2
【解説】
・心臓血管センターを設け、24時間365日循環器内科医が医師直通のハートコール体制をとっており、夜間・休日も含めて緊急カテーテル治療をいつでも可能とし、心臓血管外科と連携して緊急患者を受け入れる体制を整えております。
・虚血性心疾患、不整脈、心不全、弁膜症、高血圧症、末梢動脈疾患、肺高血圧とすべての心臓・血管病の専門治療を行っております。
・他病院からの搬送依頼に対しても、ドクターカーにより医師同乗のもとすぐに出動し、患者さんの救急搬送に対応しております。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー  小児食物アレルギー負荷検査 133 1.1 2.3 0.00% 2.6
080270xxxx0xxx 食物アレルギー 85 1.1 2.6 0.00% 6.0
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 76 7.5 6.0 0.00% 2.0
14031xx09910xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く。)   心臓カテーテル法による諸検査 42 3.8 4.4 0.00% 9.0
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈  経皮的カテーテル心筋焼灼術 41 6.6 5.5 0.00% 15.3
【解説】
・小児病棟には病棟保育士やチャイルド・ライフ・スペシャリストが常勤し、入院中の患児の年齢に応じた精神発達ケア、療養環境の改善、子どもの目線に立った検査や治療の説明などに努めております。
・上位を占める食物アレルギー有病率は、乳幼児期で約10~15%程度、学童期で約5%程度と高く、また近年増加傾向であることが報告されております。その診断法において、血液を用いて実施されるアレルギー検査(特異的IgE抗体検査)のみでは、正確な診断に至らないことが多く、食物経口負荷試験を行っております。食物経口負荷試験は食物アレルギーの最も確実な診断法であるとされています。主に小児病棟において、専門のスタッフがこの検査を実施しております。
・次いで急性気管支炎などの疾患については、基礎疾患を持った患者様の感染症診療のみでなく、地域の中核病院として、近隣よりご紹介いただいた市中肺炎等の感染症についても診療を行っております。
・循環器グループでは、心臓血管外科と協力して先天性心疾患や川崎病など、子供たちの循環器疾患から先天性心疾患の大人まで幅広く対応しております。また、胎児心エコーでは生まれてすぐに適切な対応ができるように診断を進めています。
・学校心臓検診などで発見される発作の可能性がある頻脈性不整脈疾患に対して、診断および治療を行っております。また学校の身体測定のデータを活用し、2016年から低身長症や肥満症の早期発見に利用されることになりました。治療実績のある当院で安心してご受診下さい。
・小児血液腫瘍性疾患に対するトータルケア・難治性血液腫瘍に対する造血幹細胞移植にも積極的に取り組んでおります。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xx0x 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。)  内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 600 2.2 2.7 0.00% 67.2
06007xxx99000x 膵臓、脾臓の腫瘍 312 3.8 10.4 0.96% 69.2
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎  内視鏡的胆道ステント留置術等 205 10.9 11.1 7.80% 72.4
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)  血管塞栓術・抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 202 9.4 11.7 0.50% 74.5
060050xx0300xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)  肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)等 185 6.8 8.7 0.00% 72.6
【解説】
・最も件数の多い大腸の病気では、大腸早期癌に対する粘膜切除、粘膜下層切開剥離術を積極的に行っております。次いで膵臓疾患に対して、当院では、特殊な診断法として超音波内視鏡ガイド下の組織生検、超音波内視鏡下造影といった診断法を積極的に取り入れて早期に膵癌を発見、治療することに努めております。
・総胆管結石症、胆管炎、肝外閉塞性黄疸に対する胆管ステント留置術も上位を占めております。
・肝癌に対する血管塞栓術、ラジオ波焼灼療法の治療実績も重ねております。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全  動脈形成術、吻合術 35 4.5 8.9 0.00% 68.6
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤  ステントグラフト内挿術 35 22.7 12.7 8.57% 77.7
050050xx0101xx 狭心症、慢性虚血性心疾患  心室瘤切除術(梗塞切除を含む。)単独のもの等  中心静脈注射・人工呼吸 34 26.9 23.4 0.00% 67.5
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。)  自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術等  中心静脈注射・人工呼吸 28 32.3 24.7 7.14% 70.0
050163xx9910xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤  心臓カテーテル法による諸検査 24 4.6 4.9 0.00% 74.0
【解説】
・当科では首から下、つま先までの心臓・血管すべてを治療対象としております。冠動脈バイパス手術は、患者さんの状態にあわせて、心停止下手術または心拍動下手術を選択しております。
・弁膜症に対しては、積極的に弁形成術を行っております。カテーテルを用いた大動脈弁置換術や大動脈瘤手術も数多く行っております。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 40 13.4 12.8 5.00% 60.4
110280xx991x0x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全  経皮的針生検法 31 12.8 7.6 0.00% 56.8
110280xx99010x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全  人工腎臓 28 12.9 14.8 0.00% 63.0
110260xx99x0xx ネフローゼ症候群 15 25.5 22.7 0.00% 65.1
050130xx9702xx 心不全  内シャント設置術  シンチグラム・SPECT・人工腎臓等 14 48.1 41.5 7.14% 66.3
【解説】
・現在、人口の高齢化・生活習慣病の増加を背景に、わが国の慢性腎臓病 (CKD) 患者数は増え続け、CKDは21世紀に出現した新たな国民病と考えられております。そこで当科ではCKDの早期発見・早期治療を行うとともに、循環器内科、内分泌・代謝・糖尿病内科、泌尿器科、小児科、放射線科等の各診療科と密接に連携を取りながら、合併症を含めた総合的な診療を行っております。
・糖尿病、脳心血管疾患、膠原病など、種々の基礎疾患を持つ腎臓障害、また脳心血管リスクを考慮した慢性腎不全患者(透析患者を含む)の治療経験も豊富です。
・南大阪の基幹病院としてあらゆる腎臓病の治療を網羅するとともに、関連病院の先生方と連絡を取りながら地域医療へのお手伝いをしております。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。)  人工関節再置換術等 135 19.1 26.3 2.22% 72.7
07040xxx01xxxx 股関節骨頭壊死、股関節症(変形性を含む。)  人工関節再置換術等 56 25.6 24.4 7.14% 69.4
070343xx99x20x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)腰部骨盤、不安定椎  神経ブロック 40 3.7 6.9 0.00% 71.2
070010xx010x0x 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。)  四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 38 4.3 5.9 0.00% 49.4
070341xx99xx0x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)頸部(頚椎症性神経根症) 32 3.4 7.2 6.25% 63.7
【解説】
・当科では、関節外来・リウマチ診療を中心に、脊椎外科、手の外科、腫瘍外来と専門臨床班に分かれ、レベルの高い診療を展開しております。
・変形性股・膝関節症に対する治療を積極的に行っております。脊椎に関しては腰部脊柱管狭窄症や頸椎症性脊髄症を数多く診療しております。骨軟部腫瘍は近隣からの紹介患者さんを積極的に受け入れ治療を行っております。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010230xx99x00x てんかん 45 6.6 7.1 6.67% 48.4
010060x2990201 脳梗塞  脳血管リハビリ  発症前Rankin Scale 0、1又は2 36 13.8 16.7 22.22% 71.3
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外) 35 17.6 19.4 60.00% 68.0
010060x2990401 脳梗塞  ラジカット・エダラボン投与  発症前Rankin Scale 0、1又は2 30 12.3 16.5 20.00% 72.7
010010xx01x00x 脳腫瘍  頭蓋内腫瘍摘出術等 24 23.7 22.5 8.33% 60.5
【解説】
・当院は、難治てんかんセンターを有し、てんかん患者さんに対する持続脳波モニタリング、内科治療、外科的手術などの専門診療を担っております。
・さらに脳卒中センターでは、脳卒中患者さんに対する迅速な診断、血栓溶解剤の使用、外科的手術、血管内(カテーテル)治療などの専門診療を行っております。
・神経外傷、脳腫瘍、脊髄疾患、機能的外科(不随意運動、三叉神経痛、顔面けいれん、パーキンソン病)など幅広い分野の治療に当たっております。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110070xx0200xx 膀胱腫瘍  膀胱悪性腫瘍手術・経尿道的手術 129 8.1 7.4 0.78% 73.9
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍  前立腺針生検法 126 3.0 2.7 0.00% 71.0
110080xx01x0xx 前立腺の悪性腫瘍  前立腺悪性腫瘍手術等 56 10.5 13.4 0.00% 69.0
110070xx99x20x 膀胱腫瘍  化学療法 42 8.1 11.7 0.00% 65.7
11001xxx01x0xx 腎腫瘍  腎(尿管)悪性腫瘍手術等 32 11.0 12.5 0.00% 66.8
【解説】
・膀胱癌は尿路上皮から発生し、大きく表在性膀胱癌と浸潤性膀胱癌に分類されます。
表在性膀胱癌の多くは経尿道的腫瘍切除術(TUR-Bt)で治療可能だといわれております。しかし表在性膀胱癌は再発しやすく、再発頻度の高い場合や多発性の場合には再発予防を目的として抗癌剤やBCGの膀胱内注入療法を行います。当院は両者の治療実績を多く重ねております。
・近年、食生活の欧米化や高齢化に伴い、日本においても前立腺癌は増加の一途を辿っております。癌の疑いがある患者さんに対する前立腺組織生検や前立腺悪性腫瘍手術の治療も積極的に行っています。
・当院は大阪府下における献腎移植(登録)施設の1つとして認定されおり、生体腎移植にも対応しております。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外)  皮膚悪性腫瘍切除術等 108 6.5 8.8 0.00% 75.4
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物  皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 101 3.2 4.3 0.00% 47.0
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 50 9.1 9.0 0.00% 70.0
080100xxxx0xxx 薬疹、中毒疹 41 16.7 11.3 0.00% 56.6
080011xx99xxxx 急性膿皮症 30 13.9 12.0 0.00% 59.0
【解説】
・皮膚科では、皮膚癌(皮膚悪性腫瘍)や皮膚良性腫瘍の診断と治療に積極的に取り組んでおります。 さらに帯状疱疹、薬疹、蜂窩織炎などの治療にも力を入れています。
婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍  化学療法 160 5.6 5.1 0.00% 61.8
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍(子宮筋腫)  腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 109 7.4 6.3 0.00% 43.7
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍(卵巣のう腫)  子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡)等 92 7.5 6.4 2.17% 42.9
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍  子宮筋腫摘出(核出)術 腟式等 71 3.2 3.3 0.00% 40.5
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍  化学療法(DC カルボプラチン+ドセタキセル水和物・TC カルボプラチン+パクリタキセル) 61 5.3 4.9 0.00% 53.5
【解説】
・子宮癌や卵巣癌などの悪性腫瘍、および子宮筋腫や内膜症などの良性腫瘍に対する手術を多数行っております。また悪性腫瘍に対する化学療法など、婦人科疾患に対する幅広い診療を行っております。
放射線科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 21 2.5 6.1 0.00% 56.8
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍  放射線療法 12 20.4 24.9 0.00% 75.0
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍  化学療法+放射線療法 11 14.4 37.9 0.00% 60.2
060050xx97x0xx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。)  血管塞栓術・抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置 10 6.2 11.7 20.00% 68.1
   -        -    ー    ー    ー    ー    ー
【解説】
・がんを切らずに治す放射線治療を専門としております。 対象は、全身の悪性腫瘍およびケロイド、翼状片など一部良性疾患です。
また、全身の総合画像診断、肝癌に対する経動脈的、経門脈的治療、消化管出血の動脈塞栓術、胆管系疾患に対する低侵襲性治療(ドレナージ、ステントなど)、血管系病変に対するカテーテル治療なども専門に行っております。
・副腎静脈から血液を採取する(サンプリング)検査入院が最も多くなっており、原発性アルドステロン症と確定診断された方に、アルドステロンが左右のどちらから主に分泌されているか(局在診断)を明らかにする目的で行っております。
内分泌代謝糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070xx99x100 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。)(末梢循環不全なし)  インスリン製剤  85歳未満 134 18.7 14.6 0.00% 65.2
100071xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全あり)  インスリン製剤 副傷病(認知症・閉塞性肺疾患・胃の悪性腫瘍・肝硬変・膝関節症・慢性腎不全等)あり  85歳未満 58 20.4 16.4 3.45% 66.3
100180xx99000x 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 54 12.3 6.1 1.85% 54.0
100070xx99x110 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く)(末梢循環不全なし)  インスリン製剤  副傷病(認知症・閉塞性肺疾患・胃の悪性腫瘍・肝硬変・膝関節症・慢性腎不全等)あり  85歳未満 47 18.3 16.3 4.26% 67.7
06007xxx01010x 膵臓、脾臓の腫瘍  膵頭部腫瘍切除術・血行再建を伴う腫瘍切除術の場合等  中心静脈・人工腎臓・人工呼吸 31 26.8 30.9 0.00% 65.4
【解説】
・糖尿病はとても患者数の多い疾患ですが、それぞれの患者さんの病態は様々です。個々の患者さんの病態をしっかりと見極め、それに応じた最適の治療を見いだし、良好なコントロールを維持できるよう支援するのが私たちのつとめです。その際に大切なのは、長い一生を見据えた健康長寿につながる治療を行うことです。単に血糖値をコントロールするのが目的ではなく、全身の臓器を護ること、糖尿病以外の疾患も含めた全人的治療を行うことで、健康な人とかわらない寿命と生活の質を確保することが肝要です。それを達成するために、当科では各患者さんに最適の個別化医療・テーラーメイド医療を見いだすための入院・検査・治療を行っております。患者さんの数が多いのは2型糖尿病ですが、高度な専門性が求められる1型糖尿病の治療において全国トップレベルにあるのも当科の特徴です。最先端の知識と技術を駆使し、全人的治療を行うための入院評価・治療を行っております。
・膵臓手術の多い当院において、膵臓切除をされる患者さんの栄養・代謝コントロールもしっかりと行っております。術前から栄養・代謝の評価を行い、術後の治療の最適化と良好な栄養・代謝コントロールへと結びつけています。
・内分泌疾患では、副腎をはじめとするホルモンの異常による疾患の治療も多く手がけています。一見、普通の肥満や高血圧と思っていたら、ホルモンの分泌異常が原因で、適切な治療により劇的に改善する場合があります。また、検診や人間ドックなどでたまたま見つかった副腎腫瘍、「偶発種(ぐうはつしゅ)」を的確に診断し、治療が必要なもの、経過観察でいいものを見極めて対応するための入院検査と治療を行っております。
血液膠原病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560xx99x0xx 全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患(全身性エリテマトーデス・強皮症等) 88 22.4 17.8 3.41% 59.1
130030xx99x40x 非ホジキンリンパ腫  リツキサン投与 77 20.7 16.8 0.00% 65.2
130010xx97x2xx 急性白血病  リンパ節摘出術  化学療法 36 34.3 42.0 2.78% 52.1
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫  リンパ節摘出術・腹腔鏡下胃切除術  リツキサン投与 30 40.4 34.9 10.00% 73.5
070470xx99x0xx 関節リウマチ 26 14.7 14.5 0.00% 65.3
【解説】
<血液診療部門> 造血器腫瘍・リンパ増殖性疾患・凝固異常症などに対して最新の診療を行っております。非ホジキンリンパ腫や白血病など血液疾患に対する抗癌剤治療の症例が上位を占めております。また、当院では日本骨髄バンク、日本臍帯血バンクの認定施設であり、造血幹細胞移植も積極的に行っております。

<膠原病診療部門> 全身性エリテマトーデスや強皮症など、多彩な合併症を伴う膠原病疾患が最も多くなっております。膠原病性腎障害や膠原病性肺高血圧症の治療経験も豊富です。
呼吸器アレルギー内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 117 18.2 19.9 5.13% 70.0
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍  気管支ファイバースコピー・肺生検法等 97 4.1 3.7 0.00% 72.3
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸  終夜睡眠ポリグラフィー 48 2.8 2.1 0.00% 59.1
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 45 17.3 21.3 15.56% 82.0
040120xx99000x 慢性閉塞性肺疾患 30 13.4 13.9 6.67% 76.9
【解説】
・気管支喘息、COPD(慢性閉塞性肺疾患)他の呼吸器、アレルギー疾患の患者さんが、近隣はもちろん、全国から当院に通院されております。
・一番上位を占める間質性肺炎は、肺胞の壁に炎症が起こる病気で、一般的な肺炎とは異なる経過をたどります。
・肺癌の確定診断のために気管支鏡検査・経皮的針生検などを行い、癌の早期発見に努めております。
・慢性閉塞性肺疾患(COPD)に対しては最新の薬剤を用いた治療を行っております。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010110xxxxx40x 免疫介在性・炎症性ニューロパチー(ギラン・バレー症候群、慢性炎症性脱髄性多発神経炎 等)  グロブリン・ベニロン等投与 28 38.7 18.0 25.00% 54.6
010155xxxxx00x 運動ニューロン疾患(筋萎縮性側索硬化症 等) 15 13.8 14.1 0.00% 64.9
010140xxxxx0xx 筋疾患(その他)(筋ジストロフィー等) 13 19.0 11.6 15.38% 42.4
010090xxxxx00x 多発性硬化症 12 25.3 13.9 8.33% 47.7
   ー        ー    ー    -    -    -    -
【解説】
・多単性運動ニューロパチー・ギランバレー症候群・慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)などの免疫介在性ニューロパチー、重症筋無力症に対するガンマグロブリン大量療法を行っております。また、多発性硬化症(MS)・筋ジストロフィー・筋萎縮性側索硬化症(ALS)など、神経内科では国の難病に指定される疾患の診断・治療を多数行っております。
心療内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060130xx99000x 食道、胃、十二指腸、他腸の炎症(その他良性疾患)(機能性ディスペプシア(心身症)・過敏性腸症候群(心身症)) 14 13.7 7.4 0.00% 37.1
170050xxxxxxxx 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 13 15.5 7.8 0.00% 50.8
100270xxxxx0xx 間脳下垂体疾患(その他)(神経性食欲不振症) 10 26.4 28.6 0.00% 28.1
   ー        ー    -    -    -    -    -
   ー        ー    -    -    -    -    -
【解説】
・当科では、過敏性腸症候群、機能性ディスペプシア、身体症状症、神経性やせ症、線維筋痛症などの症例を多く扱っております。
・悪性疾患を取り扱うことの多い大学病院であり、各診療科や部門と連携し、身体面、精神面の両面(緩和ケア、精神腫瘍学)の治療にあたっております。
麻酔科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070350xx99xxxx 椎間板変性、ヘルニア 47 3.2 9.1 0.00% 62.2
010111xxxxx0xx 遺伝性ニューロパチー(帯状疱疹後神経痛) 34 6.6 13.3 0.00% 74.0
070343xx99x00x 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。)、腰部骨盤、不安定椎 16 3.0 11.2 0.00% 66.3
   -        ー    -    -    -    -    -
   -        ー    -    -    -    -    -
【解説】
・当科での治療対象として最も多いのは、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が原因の腰下肢痛です。腰下肢痛というと高齢者のイメージが強いかも知れませんが、若年の方でもデスクワークに伴う不良姿勢や、業務上の重作業(介護業務や運搬業務など)が原因で発症することも多いです。最近では手術ではなく保存的な治療の適応となる患者が増えており、当科では神経ブロック療法をメインに行っております。
・腰下肢痛に次いで多いのは、帯状疱疹関連痛です。帯状疱疹は、派手な皮疹が特徴となるため皮膚の病気と思われがちですが、その本態は神経節に生じる水痘状疱疹ウイルスの回帰感染で、耐え難い痛みを伴います。当科では早期からの神経ブロック療法および薬物療法を推奨しております。
・その他、難治性の痛みに対しては、神経ブロック療法や薬物療法に加えて、脊髄電気刺激療法や経皮的椎間板内治療などを積極的に行い、良好な治療成績を得ております。
メンタルヘルス科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
170040xxxxxxxx 気分[感情]障害(うつ病等) 36 35.9 20.6 5.56% 55.2
170050xxxxxxxx 神経症性障害,ストレス関連障害および身体表現性障害 16 27.9 7.8 6.25% 49.6
170030xxxxxxxx 統合失調症,統合失調症型障害および妄想性障害 13 35.9 12.4 0.00% 46.6
【解説】
・メンタルヘルス科では気分障害(うつ病、双極性障害等)、統合失調症、神経症性障害(不安症やパニック症など)、児童思春期精神障害、認知症を中心に幅広く診察しております。入院診療では、統合失調症を含む精神病圏の治療、重症精神疾患の身体合併症治療に加えて、無けいれん通電療法やクロザピン治療などのより専門的な治療も行っております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 202 27 33 83 28 42 1 7
大腸癌 81 45 83 50 22 52 1 7
乳癌 91 99 19 9 4 49 1 7
肺癌 211 52 93 199 56 128 1 7
肝癌 26 55 27 20 11 510 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
【定義】
・5大癌といわれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数を、初発のUICC病気分類別(※1)および再発(再発部位によらない)に分けて集計しております。
・集計期間内に退院された延患者数を表示しております。つまり、同じ患者さんが複数回入院された場合、その回数分カウントしております。
・不明の病期分類については、検査入院等で退院までに確定診断がつかない症例が多くを占めます。

(※1)国際対がん連合(UICC)によって定められた①原発巣(癌が最初に発生した場所にある病巣)の大きさと進展度(T) ②所属リンパ節への転移状況(N) ③遠隔転移の有無(M)の3つの要素を指標としてStage Ⅰ〜Ⅳまでの4病期に分類するものです。臓器によってStage Ⅳの決め方が異なりますが、Stage Ⅳが最も進行していることになります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症      39    11.97    56.90
中等症      84    16.19    73.76
重症      18    14.00    77.78
超重症    -    -     -
不明    -    -    -
【定義】
・入院のきっかけとなった傷病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10(※1)コードがJ13からJ18で始まる20歳以上の市中肺炎(※2)の患者さんについて、重症度別に症例数、平均在院日数、平均年齢を集計しました。
重症度に関しては、A-DROP(日本呼吸器学会「成人市中肺炎診療ガイドライン」の定義に基づき、決定しました。

(※1)世界保健機構(WHO)の設定した、国際疾病分類第10版
(※2)市中肺炎とは普段の生活の中で罹患した肺炎です。

【解説】
・重症度別で見ますと、中等症以上の患者さんの割合が全体の73%を占めております。
・軽症の患者さんの平均年齢が50歳台なのに対し、中等症以上の平均年齢は70歳以上となっております。 又、中等症以上の患者さんは平均在院日数も2週間以上となり、治療が長期化する傾向があります。これは、高齢者の方はすでに他の病気(糖尿病や心疾患など)に罹っている人が多いため、肺炎が重症化する傾向があると考えられます。
脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード
ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内 20 4.45 69.90 0.00
その他 - - - -
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 234 19.00 74.31 0.42
その他 - - - -
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 37 9.30 72.51 0.00
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内 - - - -
その他 - - - -
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内 - - - -
その他 - - - -
【定義】
・脳梗塞の症例別・発症から入院までの日数別に、患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を表しております。
・集計期間内の症例数が10未満の場合は「-」で表しております。

【解説】
・ほぼ全症例がI63$の脳梗塞症例であり、中でも9割の患者さんが、発症から3日以内に治療を受けております。また半数の患者さんが救急搬送での来院となっております。
・脳梗塞では早期発見、早期治療がその後の患者さんのADL(日常生活動作)に大きな影響を与えると考えられております。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 100 1.25 3.92 1.00% 58.62
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 85 1.68 3.48 2.35% 61.15
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 83 3.77 11.93 6.02% 69.70
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) 72 2.92 15.76 4.17% 70.89
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 67 2.03 1.36 0.00% 24.03
【外科 解説】
・当院は、がん診療連携拠点病院に指定されております。質の高いがん医療に取り組んでおり、癌の進行度やQOLを考慮した乳癌、大腸癌、肺癌の手術が多くなっております。各部門で専門性の高い治療を行っております。

<乳腺・内分泌部門>
・特に乳癌に対する最適な手術を目指して、詳細な画像診断に基づく最良の手術を心がけております。小さなしこりに対しては乳房温存療法を中心に行っております。乳房内の広がりが大きい場合は、乳房全摘術、乳房再建、あるいは手術前に抗がん剤治療で腫瘍を小さくしてから温存手術を行うなど、患者さんのご希望も考慮しながら納得して手術を受けて頂いております。また、脇のリンパ節についても、センチネルリンパ節生検(脇のリンパ節をすべて取り除くのではなく、代表のリンパ節だけを摘出する)を行っております。センチネルリンパ節に転移を認めた場合でも本当に必要のある人に対してのみリンパ節を取り除くようにしますので、術後の後遺症(腕がむくむなど)の頻度は非常に少なくなりました。根治性を損なうことなく、整容性やQOL(生活の質)も配慮した手術を常に目指しております。
<呼吸器外科部門>
・肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍を中心とした胸部の悪性腫瘍を主に担当しており、現在提供できる最良で安全な医療を提供することを心掛けております。
.がんの状況、患者さんの状況(年齢、併存疾患など)によって、開胸か胸腔鏡下を選ぶか、肺の切除範囲をどの程度にするかを適切に選択することで、患者さんが最小の負担で最大の効果をあげることを目指しています。
<下部消化器部門>
・大腸がん(結腸がん・直腸がん)に対する根治手術(癌を治す手術)を中心に、腸穿孔による腹膜炎・腸閉塞・虫垂炎などの緊急手術からいぼ痔(痔核)・あな痔(痔瘻)・きれ痔(裂肛)などの肛門疾患まで大腸外科全般にわたる診療を行っております。
・特に大腸がんでは最新の診断技術を利用したがんの進行度に応じた適正な手術を心がけています。
<肝胆膵外科部門>肝胆道系・膵臓・十二指腸の悪性・良性疾患の専門部門です。これらに加え血液疾患に対し脾臓摘出術(腹腔鏡下)や十二指腸癌の手術も行っております。
<上部消化管部門>食道癌、胃癌共に早期癌から高度進行癌に至るまで、常に根治性と機能温存における最善を考慮しつつ患者さんと納得のいくまで相談し、早期癌に対しては腹腔鏡手術あるいはロボット手術による低侵襲手術に取り組み、また治療困難症例においては新たな治療法・術式を考案して可能性を追求し”諦めない治療”を続けています。これまでも治療不能と言われた症例の紹介を受けて多くの治療に携わってきました。諦めたらそこで終わりです。既に治療を受けている方、手術を受けたがその後の合併症で困っている方、どんな症例でも、いつでも相談にきていただけます。南大阪で”癌難民”を決してつくらないことを目標に日々努力し、一緒に最善の治療を考えていきます。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 1174 1.33 1.06 0.00% 72.92
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 202 0.80 9.13 0.00% 63.39
K2683 緑内障手術(濾過手術) 106 1.34 6.76 0.00% 67.95
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) 53 0.89 5.60 0.00% 65.66
K224 翼状片手術(弁の移植を要するもの) 45 1.91 1.02 0.00% 68.76
【解説】
・当科では、白内障、網膜硝子体疾患、緑内障、角結膜疾患の手術を多数行っております。
また、難易度の高い未熟児網膜症に対する手術も積極的に行っております。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル未満) 67 0.52 2.70 0.00% 44.76
K333 鼻骨骨折整復固定術 38 1.45 5.61 0.00% 23.16
K2193 眼瞼下垂症手術(その他のもの) 34 0.94 2.03 0.00% 67.18
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル以上4センチメートル未満) 34 0.47 2.38 0.00% 41.15
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 34 1.09 11.62 2.94% 73.47
【解説】
・高齢化社会とともに、皮膚腫瘍が年々増加傾向にありますので、手術件数は増えてきております。また、一方で、健康で過ごされるご高齢の方も多くなっておりますので、元気を保つため、加齢性変化としての眼瞼下垂の治療を受けられる方が増えてきております。お顔のけがの治療は、形成外科の特殊性を代表するものですが、積極的な治療の受け入れを行っております。
産科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 35 18.46 7.74 0.00% 33.34
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 29 12.00 3.14 0.00% 35.14
K9091 流産手術(妊娠11週までの場合) 12 3.58 1.08 0.00% 36.92
   
【解説】
・当院は、地域周産期母子医療センターに認定されており、24時間当直体制で緊急帝王切開術や子宮外妊娠手術に即座に対応できる体制を整えております。合併症妊娠症例も多く、きめ細やかな妊娠管理、産褥管理が可能です。平成21年度より助産外来もスタートしております。
耳鼻咽喉科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K319 鼓室形成手術 153 1.81 5.12 0.65% 52.67
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 48 1.75 7.44 0.00% 28.25
K328 人工内耳植込術 38 2.16 5.90 0.00% 57.53
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 27 1.96 6.78 3.70% 54.15
K6261 リンパ節摘出術(長径3センチメートル未満) 22 2.00 2.46 0.00% 65.82
【解説】
・伝音難聴、混合性難聴、そして高度感音難聴に対する耳科手術、人工聴覚器医療に関しては、手術症例数が毎年トップ5以内であること、治療成績が非常に優れていることから、さまざまな手術ランキングで極めて高い評価を受けております。難聴、耳鳴り、めまいに対する最先端の外科治療を希望して、多数の患者さんが集中しております。
・また、南大阪地域で唯一の大学病院であり、最終医療機関である当院には、最先端の集学的治療を希望する頭頸部癌患者さんも集中しております。耳鼻咽喉科領域の慢性感染症である慢性扁桃炎や慢性副鼻腔炎に対する手術も数多く手掛けており、地域医療に大きく貢献しています。
腫瘍内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 51 5.47 17.24 15.69% 64.39
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 21 3.24 33.48 9.52% 70.19
【解説】
・肺癌、乳癌、消化器癌など、癌の最先端治療を行っており、末梢血管が細い方や、抗癌剤の皮下漏れを防ぐ目的で抗癌剤を中心静脈から投与する植込型カテーテル設置の症例も多くなっております。
・次いで経口摂取が不十分な場合や誤嚥性肺炎の危険性がある患者さんに行う胃瘻増設術、皮下に留置したカテーテルから高カロリー輸液を投与する中心静脈植込型カテーテル設置術の症例が多くなっております。
・肺癌、乳癌、消化器癌、原発不明癌など固形癌に対する新抗癌剤の使用、分子標的治療薬を用いた治療など、癌の先端治療を提供しております。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 179 1.68 4.07 0.56% 63.77
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 161 1.77 4.13 0.62% 73.14
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 84 0.39 12.73 5.95% 71.65
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 51 0.02 16.53 7.84% 71.02
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの) 50 3.12 8.34 0.00% 61.48
【解説】
・虚血性心疾患におけるカテーテル治療の適応は、冠動脈造影所見だけでなく運動負荷心エコー法や運動負荷心筋シンチ法などを用い、総合的に治療の必要性を判断しております。また、冠動脈治療のみでなく、総合内科医として循環器病の原因となる疾病に対して、それぞれの患者さんに応じた最適な治療を、医療スタッフが一体となって目指しております。
・不整脈を引き起こす異常な心臓内の局所をカテーテルで焼灼して正常のリズムを取り戻す経皮的カテーテル心筋焼灼術も積極的に行っており、不整脈専門医の外来も設置しております。
小児科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの) 32 1.53 3.09 0.00% 15.22
【解説】
・小児の不整脈は重症であったり、学校生活制限となることがあります。カテーテルによる不整脈治療は根治治療となります。
・低出生体重や先天性心疾患といった基礎疾患をもたれる子供さんの中には将来的に慢性腎臓病へ移行するリスクを抱える場合もあります。当院では、小児腎疾患の原因の解明や確定診断目的に年間40件の腎生検を行い、早期発見とケアを心掛けています。ネフローゼ症候群や腎炎に関しても、安全で優しい治療を提供するため、非侵襲的(身体を傷つけない)診断法を行ったり、ステロイド薬や免疫抑制剤の使用についても工夫しております。
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 592 0.19 1.10 0.00% 67.26
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 199 1.28 7.29 1.01% 74.14
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 166 2.49 11.62 8.43% 72.96
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術) 142 1.12 5.31 0.00% 72.11
K697-31ロ 肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(一連として)(2センチメートル以内のもの)(その他のもの) 122 1.25 4.57 0.00% 73.18
【解説】
・大腸ポリープ、早期大腸癌を積極的に内視鏡を用いて診断治療しております。
・早期胃癌に対する低侵襲治療(内視鏡的粘膜切除術や内視鏡的粘膜下層剥離術など)を導入しております。
・肝癌に対するラジオ波治療は日本全国でも有数の症例数を誇っており、また大型の肝癌や多発性の転移性肝癌の治療も積極的に行っております。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上のもの) 52 8.04 24.99 1.92% 65.94
K610-3 内シャント設置術 42 3.38 2.60 0.00% 68.33
K5551 弁置換術(1弁のもの) 36 12.0 26.36 5.56% 69.39
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 31 2.71 20.19 9.68% 73.58
K5612 ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) 26 5.62 23.69 7.69% 76.88
【解説】
・近年では540件程/年の手術実績を挙げております。冠動脈バイパスは心停止下の手術と心拍動下の手術を患者さんの状態にあわせて選択しています。1吻合、2吻合のもの、人工心肺の有無などを合計すると80件程の症例実績を挙げております。
・血液透析では前腕の動脈と静脈を皮下でつなぎ合わせてシャントと呼ばれる血流の豊富な血管を作る必要性がある場合もあります。腎臓内科と連携し当院では100件近くのシャント術を行っております。
・次いで弁置換手術に関しましては、1弁よりも、より複雑な多弁の手術も多数行っております。また弁形成術やカテーテルを用いた大動弁留置術も積極的に行っております。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 43 19.60 22.95 11.63% 65.33
【解説】
・血液透析では、前腕の動脈と静脈を皮下でつなぎ合わせ、シャントと呼ばれる血流の豊富な血管を作る必要性がある場合もあり、心臓血管外科と連携し、当院全体で100件近くのシャント術を行っております。
・持続携行式腹膜透析という、体内にある自分自身の腹膜を透析膜として使用し、身体の老廃物を除去する透析療法も行っております。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0821 人工関節置換術(股)(膝) 202 1.56 19.41 4.46% 71.52
K1423 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方椎体固定) 31 1.94 24.45 12.9% 69.13
K1422 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(後方又は後側方固定) 20 5.90 35.15 30.00% 66.10
K1425 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓切除) 18 1.50 21.89 11.11% 72.06
K0311 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術(躯幹)(肩)(上腕)(前腕)(大腿) 18 2.33 13.00 0.00% 61.44
【解説】
・当科では、従来より変形性関節症に対して多数の人工関節置換術を行ってきましたが、本年度より人工関節センターを開設し、益々積極的な手術治療を行っていきます。
・脊椎に関しては、腰部脊椎管狭窄症や腰椎症性脊髄症に対して、ハイブリッド手術室、内視鏡、脊髄モニタリング等、ハイテク技術を使用して高度な手術を行っております。骨軟部腫瘍に対しては良性、悪性を問わず、機能再建を念頭に置いた手術を実施しております。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 45 6.13 33.71 24.44% 61.87
K164-2 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 29 0.76 13.14 24.14% 76.10
K609-2 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 23 4.04 9.96 8.70% 75.17
K1771 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 20 1.50 35.30 50.00% 70.15
K1781 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの) 18 2.56 23.94 33.33% 67.78
【解説】
・治療が困難な悪性脳腫瘍(原発性、転移性)や良性脳腫瘍に対する頭蓋内腫瘍摘出術が一番多い症例となっております。悪性腫瘍に対しては、放射線科、腫瘍内科、外科とも共同で集学的治療を行っております。
・当院は脳動脈瘤(脳の動脈の分枝部にできた血管のコブ)や頸部頸動脈狭窄症(頸部の血管が細くなった状態)に対して外科的手術と脳血管内カテーテル手術により確実で安全な方法を選択しております。
・外傷後しばらくして発症する硬膜下血腫に対しては、小さな穴を頭蓋骨にあけて、そこから血腫を排出する穿頭術を行っております。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 124 2.21 5.34 0.81% 74.47
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いるもの) 56 1.63 8.13 0.00% 69.16
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 36 3.61 13.17 13.89% 65.81
K773-2 腹腔鏡下腎(尿管)悪性腫瘍手術 30 1.87 7.43 0.00% 68.27
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 26 1.54 3.23 0.00% 63.15
【解説】
・膀胱癌に対する、経尿道的腫瘍切除術(TUR-Bt)の症例が上位を占めています。膀胱癌、前立腺癌、腎癌などの悪性腫瘍に対して体腔鏡を用いた手術を中心的に行っております。
・尿の通り道を確保するための経尿道的尿管ステント留置術や尿管結石に対して行う経尿道的尿路結石除去術も上位に入っております。
・また悪性腫瘍に対する手術療法は腎癌、腎盂癌、前立腺癌、膀胱癌を中心に体腔鏡やダヴィンチ手術支援ロボットによる治療も積極的に行っております。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 148 1.05 5.59 0.00% 74.30
K0051 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル未満) 61 1.02 1.21 0.00% 41.56
K0061 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3センチメートル未満) 23 1.04 1.26 0.00% 44.26
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル以上4センチメートル未満) 22 1.00 2.05 0.00% 36.82
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3センチメートル以上6センチメートル未満) 22 1.00 1.05 0.00% 54.23
【解説】
・当科では、皮膚がん(皮膚悪性腫瘍)や皮膚良性腫瘍の診断と治療に積極的に取り組んでおります。
婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 133 2.53 4.43 1.50% 41.50
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 106 2.30 4.43 0.00% 48.55
K867 子宮頸部(腟部)切除術 70 1.41 1.10 0.00% 40.27
K872-2 腹腔鏡下子宮筋腫摘出(核出)術 42 2.26 4.26 0.00% 36.86
K879 子宮悪性腫瘍手術 30 6.40 16.37 0.00% 57.07
【解説】
・子宮筋腫および良性卵巣腫瘍については、ほとんどの症例を開腹しない腹腔鏡下手術で行っており、術後の早期回復と早期退院が可能となっております。次いで、子宮頚部異形成や上皮内癌に対しての子宮頚部切除術が挙げられてます。また初期子宮癌に対しても、多くを腹腔鏡下手術で行っており、術後の早期回復と早期退院が可能となっております。
放射線科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6113 抗悪性腫瘍剤動脈内持続注入用植込型カテーテル設置(頭頸部その他) 28 1.46 3.14 0.00% 61.93
【解説】
・がんを切らずに治す放射線治療を専門としております。 対象は全身の悪性腫瘍およびケロイド、翼状片など一部良性疾患に対する放射線治療です。手術療法、化学療法とならぶ悪性腫瘍に対する三大治療法の一つです。また、全身の総合画像診断、肝癌に対する経動脈的、経門脈的治療・消化管出血の動脈塞栓術、胆管系疾患に対する低侵襲性治療(ドレナージ、ステントなど)、血管系病変に対するカテーテル治療なども専門に行っております。
・手術としましては、抗癌剤を腫瘍の栄養動脈から投与する、植込型カテーテル設置術を行っております。
血液膠原病内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K9212 ロ 造血幹細胞採取(一連につき)(末梢血幹細胞採取)(自家移植の場合) 12 23.33 9.33 0.00% 56.25
【解説】
・主に血液がんに対して行う造血幹細胞移植は、自分の造血幹細胞を使用する自家移植、肉親、骨髄バンク、臍帯血バンクなどから提供していただいた造血幹細胞を使用する同種移植に分かれます。移植を行うにあたり、まず患者さん自身、またはドナーから造血幹細胞を採取します。当院は日本骨髄バンク、日本臍帯血バンクの認定施設であり、造血幹細胞移植を積極的に行っております。




その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 32 0.16
180010 敗血症 同一 28 0.14
異なる 43 0.21
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 91 0.45
異なる 12 0.06
【病名の定義】

「播種性血管内凝固症候群」
 ・元来、正常な血液内では、血液が固まらない仕組みをもっています。何らかの原因によって、血液が固まる力が強くなり、様々な場所で血液が固まってしまい、この血栓による臓器不全などを起こすこともある重篤な病気です。
「敗血症」
・細菌感染が血液や全身までおよぶ重症な症状を引き起こす病気です。
「真菌症」
・真菌(カビの一種)による感染症です。

【定義】
・DPCコードとは、病名による主要分類を表しています。
・入院契機病名とは、今回入院し治療する必要があると判断する根拠となった病名です。
・「同一」ということは、入院する根拠となった病気を継続して入院中も治療が行われたことを表しております。
・「異なる」とは、ある病気の治療目的で入院となったが、併存していた、又は入院中に発生した違う病気による治療が主となってしまったことを表しております。
・「発症率」とは、全入院患者さんのうち、該当する病名で発症した患者さんの割合です。

【解説】
・傷病名と入院契機病名が異なる場合の入院契機病名の多くには、肺炎などの感染症や癌などが挙げられます。その場合、入院後に全身状態が悪化し「播種性血管内凝固症候群」や「敗血症」に至ってしまうことがあります。
・「手術・処置などの合併症」には様々なものがあります。たとえば、手術後の創部や腹腔内の感染、白内障手術後の眼内レンズ脱臼、人工関節のゆるみや脱臼、血液透析などを施行した患部の閉塞や感染、カテーテル(体内に留置し、薬剤注入や体液などの排出を目的に挿入される管)による感染や閉塞などが挙げられます。しかしほとんどが傷病名と入院契機病名が同一でした。つまり「手術、処置などの合併症」を主訴として入院され、継続してその病気の治療を受ける患者さんが多いということです。
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