脱毛症外来






1) 円形脱毛症とは?

  コインのように円く脱毛した状態です。コイン状の脱毛がひとつだけのこともありますし、多発することもあります。
  頭部全体に広がったり、眉毛、睫毛、腋毛、体毛にも及んだりすることもあります。

 

2) 円形脱毛症の原因は?

   原因ははっきりしていませんが、一種の自己免疫疾患と考えられています。
   免疫細胞が自分の毛器官を攻撃することで、毛器官が弱って発毛できなくなると推測されています。

 

3) 円形脱毛症の治療法は?

   初診の時に、円形脱毛症の発症期間と分布部位を確認します。

   発症初期の急性期は、脱毛症の進行を止める治療を優先します。

    長期間にわたる慢性期は、脱毛症の発毛を促す治療法が中心となります。

    外用療法として、塩化カルプロニウム、副腎皮質ステロイドなどがあります。
   紫外線治療として
PUVA療法(ソラレンという薬剤を外用もしくは内服後にUVAを照射します)や
    NB-UVB
療法(安全性の高いUVB波長のみを照射します)があります。
   感作源を塗って発毛を促進させる
SADBE療法や液体窒素冷凍療法なども実施しています。

   また、免疫のバランスを整える目的で漢方薬を内服していただく場合もあります。

 

4) 日常生活どのようなことに注意したらよいでしょうか?

   適度な運動、十分な睡眠、適切な食生活をしていただくようにしています。

   また、精神的に緊張した状態にならないように注意していただいています。

 

担当: 大磯 直毅