下部消化管外科
研修分野の名称と責任者
名称:2年次選択科 外科:下部消化管研修分野
責任者:奥野 清隆 教授
受け入れ人数
1期間2名
研修期間
2年次2ヶ月間
研修目標・到達目標
- 【一般目標(GIO)】
- 多種多様な下部消化管疾患の病態を理解し、病歴と検査所見から鑑別診断し治療方針を決定する能力を習得し、各種疾患の治療を行う。
- 【行動目標(SBO)】
- 下部消化管の構造と機能を把握する。
- 下部消化管疾患の症状を理解する。
- 下部消化管疾患の病態を把握する。
- 病状、理学所見、血液所見、画像から重症度を含めた鑑別診断を理解する。
- 下部消化管疾患の内科的治療と外科的治療と予後を把握する。
- 【方略】
- 上級医師とペアーを組んで病棟診断と外来診療にあたる。
- 担当する主な疾患は大腸癌、急性腹症、痔疾、炎症性腸疾患、ソケイヘルニアで、急性腹症の内訳は腸閉塞、腹膜炎、虫垂炎等である。
- 上記疾患の鑑別診断を習得し治療を行う。
- 腹部診察と直腸診(シミュレーションラボも活用)を習得する。
- 保存的治療の限界、すなわち手術適応決定のプロセスを把握する。
- 適切な術式を選択する能力を習得する。
- 医療面接でインファームドコンセントの重要性を理解する。
- 術前術後の全身管理と局所管理を習得する。
- 痔疾、虫垂炎、ソケイヘルニアについては症例を選択し術者を経験する。
- 社会復帰まで考慮したストーマ(主に人口肛門)ケアーを行う。
- 外来では大腸内視鏡と内痔核硬化療法の術者を経験する。
- 週2回の症例カンファレンスで発表して病態・診断・治療の理解を深める。
経験が望まれる手術
| 指導医の下での執刀医 |
|---|
| 外来小手術:表在性腫瘍、痔疾患の外来手術など 小手術:鼠径ヘルニア、急性虫垂炎、痔疾患 |
| 指導医の介助などを通して経験する手術 |
| 結腸癌、直腸癌、クローン病、潰瘍性大腸炎、小腸疾患、腸閉塞、鏡視下手術 |
研修の方法
- 外来:
指導医、外来担当医の補助医として外来診療を行い、基本的な診察法、診断法、処置法をまなぶ。 - 病棟:
入院患者を担当医として受け持ち積極的に診察に当たる。入院治療の基本を学び種々の処置を習得する。
診療、研修の特徴
大腸癌、炎症性腸疾患など腸疾患の受け持ち経験。それらの開腹手術や腹腔鏡手術の経験ができる。急性腹症の対応が学習できる。
研修施設とプログラムの指導者
近畿大学医学部附属病院外科:奥野 清隆 教授
近畿大学医学部堺病院:田中 晃 教授
近畿大学医学部奈良病院:井上 雅智 教授
