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リハビリテーション科

研修分野の名称と責任者

名称:2年次選択リハビリテーション科研修分野
責任者:福田 寛二

目的と特徴

運動機能や呼吸・循環器機能障害者を対象として、医学的治療と治療的訓練を実施するのがリハビリテーションの目的である。疾病により生じた移動・日常生活動作などの障害に対して、失われた機能の回復をはかるとともに、失われていない能力を最大限に引きだすことにより社会復帰ができるように援助をおこなうことをその特徴とする。さらに当科では、より高いレベルにある競技者に対する支援であるアスレチックリハビリテーションも研修の対象としている。

研修期間

2ヵ月、4ヵ月

研修内容と到達目標および研修の評価

(a:優れている、b:やや優れている、c:到達目標に達している、d:不充分、を記入)

基本診察法 一般目標(GIO) 指導医評価 自己評価
リハビリテーション対象疾患の診断と治療に必要な診断法を習得する    
到達目標(SBO)    
一般理学所見のとり方を習得する    
神経学所見のとり方を習得する    
障害評価 一般目標(GIO) 指導医評価 自己評価
障害を各レベルにおいて正確に把握し、的確な評価を行なう    
到達目標(SBO)    
機能障害をMMT・ROM・Brunnstromstageなどを用いて評価する    
能力障害はBarthel・Index・FIMなどを用いて評価する    
社会的不利は経済的状況・家庭環境・家屋構造などを評価する    
基本的検査法 一般目標(GIO) 指導医評価 自己評価
リハビリテーション科における以下の基本的な検査法を習得する    
到達目標(SBO)    
骨関節画像検査を実施し、結果を解釈する    
中枢神経画像検査を実施し、結果を解釈する    
電気生理学的検査を実施し、結果を解釈する    
高次脳機能検査を実施し、結果を解釈する    
呼吸機能検査を実施し、結果を解釈する    
習得項目 一般目標(GIO) 指導医評価 自己評価
適応を判断し、適切な予後予測に基づいたアプローチを実施できる    
到達目標(SBO)    
理学療法・作業療法・言語療法などの機能訓練処方を習得する    
義肢装具療法を習得する    
神経ブロックを習得する    
呼吸リハビリテーションの適応を決定し実施する    
経験した症状・疾患 経験した(       )
片麻痺  
対麻痺  
四肢体幹失調  
摂食嚥下障害  
言語障害  
高次脳幹機能障害  
痙性  
ADL障害  
歩行障害  
アスレチックリハビリテーション  

定員および研修施設の選択方法

定員5名:研修施設の選択は希望研修医相互の相談による

研修施設と指導者

施設名 定員 指導責任者 外来患者数(日) 病床数 備考
近畿大学医学部附属病院
リハビリテーション科
3名 福田 寛二 40 15  
近畿大学堺病院リハビリテーション科 1名 辻本 晴俊 30 15  
近畿大学奈良病院リハビリテーション科 1名 宗圓 聰 25 15  
馬場記念病院リハビリテーション科 1名 馬場 武彦 100 105  
葛城病院リハビリテーション科 1名 橋本 務 150 46  

各施設の研修内容と特徴

  1. 近畿大学医学部附属病院
    1. 指導責任者:福田 寛二
      主任指導医:東本 有司
    2. 受け入れ人数:3名
    3. 研修の方法および特徴
      リハビリテーション科病棟、他科入院中リハビリテーション依頼患者の診察などを指導医の監督下で診療を行なう。病棟または訓練室回診に参加するとともにカンファレンスで症例の発表を行なう。大学病院における研修の特徴として、運動器疾患を中心とした主に急性期のリハビリテーション、呼吸器・循環器リハビリや脳梗塞の急性期リハビリテーションなどが総合的に経験できる。
    4. 研修に関する週間スケジュール
      月曜より金曜まで午前中は外来にてリハビリテーション外来の診察を行い、午後は訓練室および病棟回診を行なう。火曜には総合回診があり、その後合同カンファレンスがある。水曜には研究報告会、木曜には抄読会がある。
  2. 近畿大学医学部堺病院
    1. 指導責任者:辻本 晴俊
      主任指導医:斉藤 政克
    2. 受け入れ人数:1名
    3. 研修の方法および特徴
      他科入院中リハビリテーション依頼患者の診察などを指導医の監督下で診療を行なう。特に外来診療に重点が置かれているのが特徴で、手術的療法も学習できる。
    4. 受け入れ人数:1名
      月曜には総合回診があり、その後合同カンファレンスがある。午前中は外来にてリハビリテーション外来の診察を行い、午後は訓練室および病棟回診を行なう。
  3. 近畿大学医学部奈良病院
    1. 指導責任者:宗圓 聰
      主任指導医:神谷 正人
    2. 受け入れ人数:1名
    3. 研修の方法および特徴
      リハビリテーション科病棟、他科入院中リハビリテーション依頼患者の診察などを指導医の監督下で診療を行なう。関節疾患、とりわけ関節リウマチの症例が多く、運動器疾患に対するリハビリテーションを中心に学習できる。
    4. 研修に関する週間スケジュール
      月曜には総合回診があり、その後合同カンファレンスがある。
  4. 馬場記念病院
    1. 指導責任者:馬場 武彦
      主任指導医:西尾 俊嗣
    2. 受け入れ人数:1名
    3. 研修の方法および特徴
      脳血管障害を中心とした高次能機能障害や、交通外傷を主とした複雑骨折を中心としているが、装具療法についても多く学習できるのが特徴である。
    4. 研修に関する週間スケジュール
      毎日総合回診があり、その後合同カンファレンスがある。午前中は外来にてリハビリテーション外来の診察を行い、午後は訓練室および病棟回診を行なう。
  5. 葛城病院
    1. 指導責任者:橋本 務
      主任指導医:大植 睦
    2. 受け入れ人数:1名
    3. 研修の方法および特徴
      脳血管障害を中心とした高次能機能障害や、交通外傷を主とした複雑骨折を中心としているが、装具療法についても多く学習できるのが特徴である。
    4. 研修に関する週間スケジュール
      毎日総合回診があり、その後合同カンファレンスがある。午前中は外来にてリハビリテーション外来の診察を行い、午後は訓練室および病棟回診を行なう。

研修責任者から一言

高齢社会を迎え、リハビリテーションは必須の治療体系である。これを研修することにより、知識の統合と技術の方向性が確立されると思われる。