心臓血管外科
研修分野の名称と責任者
名称:2年次選択心臓血管外科研修分野
責任者:佐賀 俊彦 教授
研修分野の目的と特徴
本研修分野は一般外科の研修を目標とした1年次必修外科研修終了後、さらに心臓血管外科についての専門的知識、技能、診療姿勢を修得したいとする研修医のための2年次選択科としてのプログラムである。将来、心臓外科を目指す研修医にとって必修であり、外科系各科を目指す研修医にとっても選択することが望ましい。
研修期間
2ヵ月を基本とし希望により4ヵ月
研修内容と到達目標
- 【一般目標】
- 心臓血管外科の研修を通して、臨床医としての基本姿勢、態度を習得すること。
- 【行動目標】
- 心臓血管外科の周術期管理の修得
- 心臓血管外科の術中基本手技の修得
- 体外循環の理論と基本を修得
- 心肺蘇生法の修得
定員および研修施設の選択方法
1期間あたりの受け入れ人数は4名までとする。近畿大学医学部附属病院で3名、岸和田市民病院心臓血管外科で1名とし、研修施設の選択は、本人の希望、当事者間の話し合いで調整し、最終的には抽選で行う。
研修施設と責任者
| 施設名 | 定員 | 指導責任者 | 外来患者数(日) | 病床数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 近畿大学医学部附属病院 | 2 | 心臓血管外科:佐賀 俊彦 教授 | 90 | 40 | |
| 岸和田市民病院心臓外科 | 1 | 心臓血管外科:尾上 雅彦 部長 | 30 | 9 |
各施設の研修内容と特徴
- 近畿大学医学部附属病院
- 指導責任者:佐賀 俊彦
主任研修責任医:北山 仁士
指導医および上級医数:10名(内指導医3名) - 受け入れ人数:3名
- 研修の方法および特徴
- 大学病院心臓血管外科として有数の手術症例数を有している。
- 手術症例は先天性心疾患から後天性心疾患、大動脈疾患、末梢血管疾患を網羅し、バランスの取れた幅広い心臓血管外科研修が可能である。
- 先天性心疾患では新生児期や複雑心奇形に対する手術、後天性心大血管疾患では心拍動下バイパス術、左室形成術、弓部大動脈手術など先進的で高度な技術を要する手術を積極的に施行している。
- 少数精鋭で多忙であるが、指導医とman-to-man方式で一体感を持って診療、検査、手術にチームの一員として積極的に参加しうる。
- 研修に関する週間スケジュールおよび研修関連教育行事など
午前 午後 夕方以降 月 病棟研修
心臓カテーテル検査、心血管造影検査、心エコー検査病棟研修 心臓外科・循環器内科合同カンファレンス 火 手術、病棟研修 手術、病棟研修 水 教授回診、手術
病棟研修、外来診療研修手術、病棟研修 症例検討会
手術術式検討会木 医長回診、病棟研修、心臓RI検査
心臓カテーテル検査、心血管造影検査病棟研修 金 手術、病棟回診 手術、病棟回診 土 症例検討会、抄読会、CPC
病棟研修、外来診療研修教授回診
- 指導責任者:佐賀 俊彦
- 岸和田市民病院
- 指導責任者:尾上 雅彦
主任研修責任医:尾上 雅彦
指導医:2名 - 研修の方法および特徴
- 病院全体の研修プログラムにも組み込まれており、心臓外科医を目指す医師だけでなく、循環器を専門とする内科医はもちろん、それ以外の領域を目指す医師にも研修しやすいプログラムを組んでいる。
- 虚血性心疾患や弁膜症を中心とした心臓手術だけでなく胸部大動脈瘤、大動脈解離などの大動脈疾患や閉塞性動脈硬化症などの末梢血管に対する手術治療も積極的に行っており、バラエティに富んだ疾患を研修することができる。
- 下肢静脈瘤に対する治療を中心に、ディサージャリーを積極的に取り入れている。
- それぞれの疾患ごとに研修の到達目標を設定しておいて、一定期間ごとに到達度の自己評価を行っている。
- 研修に関するスケジュール(目安となる週間スケジュール)
午前 午後 夕方以降 月 外来または病棟研修 静脈瘤外来研修 火 手術 手術 水 回診 外来または病棟研修 心臓外科カンファランス 血管エコーカンファランス 木 手術 手術 金 外来または病棟研修 病棟研修
- 指導責任者:尾上 雅彦
