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専門外来

白内障外来

近畿大学医学部附属病院眼科における白内障について

白内障は、様々な原因により水晶体が濁り、視力低下を引き起こします。その中で最も多いのは加齢とともに起こる加齢性白内障です。また、アトピー性皮膚炎や糖尿病などが原因で白内障が発症する場合があり、問題となっています。

現在、近畿大学医学部付属病院(当院)眼科では白内障による視力低下がある場合、日常生活に支障がない程度であれば、白内障の進行を遅らせる点眼薬により外来通院をして頂いております。しかし、これらの薬剤で患者様の白内障進行を抑える事が可能なわけではなく、視力低下が顕著であるか、日常生活に支障をきたす場合には、白内障手術となります。当院眼科では、白内障手術を受けられる場合、手術日と前後の日を含めて3日間の入院となります。両眼の場合は、片眼の手術を行いその後、術後感染が多い約1週間経過をみて経過良好であると、残りの片眼を同様に行う事にしています。手術は、大半の症例において、濁った水晶体を超音波で砕いて取り出す超音波水晶体乳化吸引術を行い、眼内レンズを入れるという方法で、局所麻酔にて行っています。白内障が進行して、核が固くなっている場合は、水晶体の核を丸ごと取り出す水晶体嚢外摘出術を行い、眼内レンズを入れるという方法で行う事もあります。平成20年度は白内障手術を年間1,023件施行しており、また、アトピー性皮膚炎に合併する白内障にも力をいれて行っています。また、白内障の手術後、約1年から2年経過して、手術眼に視力低下が起きたり、かすみがひどくなったりする後発白内障になる場合があります。この場合、当院眼科では外来で短い時間でレーザーを使って濁りを取り、また視力が改善することも行っております。