医局員紹介

近畿大学医学部附属病院眼科
主任教授 下村 嘉一        
教 授 松本 長太        
准教授 福田 昌彦        
講 師 奥山 幸子 國吉 一樹
医学部講師 橋本 茂樹 青松 圭一 七部 史 野本 裕貴 髙橋 彩
助 教 江浦 真理子 萱澤 朋泰 南 毅 沼田 卓也 西田 功一
  佐藤 朋子
大学院 山雄 さやか 上野 覚 歌村 翔子 山下 眞里佳 石橋 拓也
客員教授 林 皓三郎 中尾 雄三 Christopher Liu    
非常勤講師 山本 保範 渡邉 潔 宮本 裕子 丸山 耕一 岡本 紀夫
  留守 良太 高田 園子 月山 純子 森本 淳子 菅原 大輔
森下 亮子 小池 英子
非常勤医師 眞下 貴子 原田 大輔 南里 勇 佐藤 崇
 
  
近畿大学堺病院眼科
教 授 日下 俊次      
准教授 江口 洋
講 師 立花 都子 岩田 明子辻岡 大志 堀田 芙美香
近畿大学奈良病院眼科
教 授 三島 弘        
講師 杉岡 孝二        
助 教 萱澤 真梨子 坂本 万寿夫    

近畿大学医学部眼科学教室 主任教授 下村 嘉一

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下村嘉一 写真

下村 嘉一医師

認定資格:
日本眼科学会眼科専門医、日本眼科学会指導医
専門分野:
角膜疾患、眼感染症、角膜移植
所属学会:
日本眼科学会(名誉会員)、
日本コンタクトレンズ学会(理事長)、
日本角膜学会(理事)、
日本眼感染症学会(副理事長)、
米国視覚眼科学会会員(ARVO)、
米国眼科学会議会員(AAO)
略 歴

生まれは兵庫県高砂市です。誕生日は1951年11月5日で、近畿大学の創立記念日と同じです。何か運命的なものを感じざるを得ません。

好きな言葉は「温故知新」趣味はリラクゼーションと読書です。リラクゼーションにはスポーツクラブに通っています。特に感動あるいは印象に残った本は「こころ」「坂の上の雲」「破裂」です。読書は大体3冊程、平行して読みます。

保育園から高校まで、結構おとなしい園児、学生だったのですが、大学受験に失敗し、予備校に通うため生まれて初めて一人で下宿いたしました。この一年が私の自己変革に役立ち、大学に入学後、YMCAで社交ダンスを習い、ダンスパーティーを主催、スキーツアーの企画実施、映画研究会の設立など勉学以外に大活躍した学生時代でした。

特に志しもなく眼科に入局したのですが、何時の間にか眼科学に魅了され、学生の頃からの夢であった米国にも留学させて頂きました。場所はマスターズゴルフで有名なジョージア州オーガスタで、中島プロとも知り合いになりました。私の憧れの巨人の長島監督にも会うことができ、留学は大成功でした。

眼科の中では角膜疾患と感染症が専門です。今までで最も大きな業績は信頼できる角膜ヘルペス再発動物モデルを作成したことと角膜ヘルペスに対するステロイドの副作用について科学的に証明したことです。

「金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。」これは関東大震災后の東京復興に尽力をつくした後藤新平氏の言葉で、教授としていつも念頭に置いています。

近畿大学医学部眼科学教室 教授 松本 長太

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松本長太 写真

松本 長太医師

認定資格:
日本眼科学会眼科専門医、日本眼科学会指導医
専門分野:
緑内障、網膜硝子体、白内障
所属学会:
日本視野研究会(会長)
国際視野学会 Imaging and perimetry society(Vice president)
日本眼科学会、日本緑内障学会、
日本網膜硝子体学会、日本神経眼科学会、視覚学会、
米国視覚眼科学会、米国眼科学会

緑内障、各種網膜硝子体疾患、白内障の診断と治療を担当しています。

緑内障では、特に早期緑内障の診断において、最新のさまざまな視野検査装置、3次元画像解析装置による評価を行って治療に役立てております。

網膜硝子体疾患(網膜剥離,糖尿病網膜症,黄斑円孔,網膜前膜、加齢黄斑変性など)では、OCTをはじめとする各種3次元画像解析装置による構造的評価のみならず、視野検査、変視症の定量など、視機能面からも詳細な評価を行い治療に反映させています。

硝子体手術では、25Gシステムを用いた最新の硝子体手術を早くから導入し、低侵襲でかつ安全な治療を心がけています。

白内障では、一般的な白内障手術のみならず、合併症に注意を要する症例にも対応しております。特に若年者に多いアトピー性白内障に対し多数の治療実績を有しています。

近畿大学医学部眼科学教室 准教授 福田 昌彦

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福田昌彦 写真

福田 昌彦医師

認定資格:
日本眼科学会眼科専門医、日本眼科学会指導医
専門分野:
角膜
所属学会:
日本眼科学会、日本角膜学会、
日本眼感染症学会(評議員)、
日本コンタクトレンズ学会、日本ウイルス学会、Section Editor of Japanese Journal of Ophthalmology

私は京都生まれ、京都育ちです。近畿大学医学部入学とともに大阪に来ました。昭和58年に近畿大学医学部を卒業して以来眼科学教室でお世話になっております。

大学院では角膜の創傷治癒の研究を行い、留学はオーストラリアのシドニーにあるニューサウスウェールズ大学に行かせて頂きました。留学前から帰国後も一貫して角膜外来を担当しています。

角膜は眼球の最も外側にある直径1cmほどの透明な膜です。細胞は上皮細胞、実質細胞、内皮細胞からなり、組織はコラーゲンの薄い膜が折り重なっています。単純な構造ですが、非常に硬く、また強い組織で、外界からの光が最初に眼球内に入る重要な部位であり、レンズとしての役割もあります。ご存知のようにコンタクトレンズは角膜の上にのせますし、近視の手術であるLASIKは角膜を削ります、角膜が混濁すると角膜移植が行われます。私はこの角膜という組織に魅せられて現在まで角膜専門医として歩んできました。

角膜疾患として治療の対象となるのはドライアイ、感染症(細菌、真菌、ヘルペス、アカントアメーバ)、角膜変性症、角膜混濁(水疱性角膜症など)、円錐角膜、翼状片、スチーブンス・ジョンソン症候群など多岐にわたります。また、疾患ではありませんが近視の矯正のためのコンタクトレンズ、LASIKなども対象となります。角膜外来の紹介は別の項目に譲りますが、私自身の得意分野は翼状片手術、角膜移植、角膜感染症などです。また、2003年には日本で初めて歯根部利用人工角膜手術(OOKP)を成功させました。この手術は、患者自身の犬歯の根元を使用するもので、スチーブンス・ジョンソン症候群で失明状態にある患者の視力回復の最後の手段とされています。今後も現在の治療に満足することなく新しい知識と技術を磨き、患者様の視力保持や視力回復のお手伝いをしたいと思います。

近畿大学医学部眼科学教室 講師 奥山 幸子

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認定資格:
日本眼科学会専門医
専門分野:
緑内障
所属学会:
日本眼科学会、日本緑内障学会、
日本網膜硝子体学会、日本視覚学会、
米国視覚眼科学会(ARVO)

火曜日と金曜日の緑内障外来を担当しております。

緑内障は目と脳をつなぐ神経である視神経の働きが徐々に失われていく病気の中で、最も多いものです。日本では、40歳以上の約5%、つまり20人に1人くらいの方が緑内障に罹っていることが報告されています。結構多い病気です。罹られている方が多いこともあり、見えにくさのために身体障害者の認定を受けられる原因として、現在最も多い病気でもあります。こうしたことから、最近では新聞の健康関連の記事などにもよく取り上げられています。このホームページを見ていただいている皆様でしたら、インターネットでお調べになれば、本当にたくさんの情報を得ることができるでしょう。

緑内障=失明のイメージを抱かれる方は少なくありません。緑内障は、確かに進行して失明にまで至ることもある病気です。けれども、実は緑内障全体からみると、一生の間に失明まで至る方はそれほど多いわけではありません。緑内障は一度罹ると一生お付き合いをしないとならない病気です。そのためご年配の方ほど多く、70歳以上の1割以上の方が罹られていることが分かっています。でも、周囲のご高齢の方々に、緑内障で失明されている方がそれ程いらっしゃるわけではありませんね。失明まで至らないで一生過ごせる方は多いのです。眼科を受診されることもなく、ご自分に緑内障があるなどとは全く知ることもなく一生過ごせる方さえいらっしゃります。それぞれなのです。ただ、長寿の時代ですから、十分な余裕をもって考えておきたいですね。

緑内障には異なる経過をたどり治療も異なるいくつかの種類がありますし、同じ種類の緑内障であっても見え方への影響の程度、進みやすさは、お一人お一人で異なります。緑内障をお持ちの方は、「ご自身の緑内障」をよく理解して、上手くお付き合いいただきたいと思います。残念ながら、一旦失われてしまった視神経は、今の医学では取り戻すことができません。病気が軽いうち、できれば見え方の不自由など何も感じていないような段階で見つかり、しっかりと経過を確認し、進行を抑える。将来の生活が、緑内障による見えにくさで不自由なものにならないよう、必要な手をあらかじめ打っていく。すでにご不自由を感じていらっしゃる方は、今とできるだけ変わらない生活を将来も続けていただけるように、必要な治療と経過観察を続けていただく。長い道のりです。皆様が緑内障と上手くお付き合いを続けていただけるよう、お役に立てれば嬉しく思います。

近畿大学医学部眼科学教室 講師 國吉 一樹

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國吉一樹 写真

國吉 一樹医師

認定資格:
日本眼科学会専門医、日本眼科学会指導医
専門分野:
網膜・硝子体、小児眼科、網膜電気生理学
所属学会:
日本眼科学会、日本眼科手術学会、
日本臨床視覚電気生理学会、日本網膜硝子体学会、
日本小児眼科学会、日本神経眼科学会、
米国視覚眼科学会(ARVO)

私は網膜・硝子体外来を担当しています。
難治性疾患が多く、多岐にわたる網膜・硝子体疾患に対応するために、私たち網膜・硝子体グループは,大は国際学会やカンファランス、小は施設を超えた個人的なコミュニケーションを通じて、技術の研鑽や情報の共有、そして診療協力体制の維持につとめています。そして私は、網膜・硝子体チームリーダーの一人として、各担当医師の診断・治療技術にバラツキや偏りがないよう、常に努力しています。主な網膜・硝子体疾患について簡単に説明します。

  1. 網膜剥離、糖尿病網膜症、硝子体混濁・出血、黄斑円孔、網膜前膜、眼内炎などの外科的疾患
    最新の手術設備を備え、適切な診断と、熟練の技術をもって対応しています。急ぐ疾患に対しては、緊急手術で対応しています。私たちの施設では、現在7名の網膜・硝子体術者が在籍しています。
  2. 加齢黄斑変性や変性近視(強度近視による新生血管黄斑症)
    加齢黄斑変性や変性近視は近年増加傾向にあり、難治性疾患の代表です。これらは、最新の検査機器を用いた診断と、抗VEGF抗体治療やPDT(光線力学的療法)などの最新の治療により、予後は改善されつつあります。
  3. 網膜静脈閉塞症
    かつて網膜静脈閉塞症は黄斑浮腫を合併すると予後不良でしたが、抗VEGF抗体治療の導入により、予後は改善されました。
  4. 網膜色素変性、錐体ジストロフィなどの遺伝性網膜変性疾患
    私たちは網膜変性疾患に対する電気生理学的検査・視野検査を得意にしており、来るべき治療可能な時代に備えて、病態解明に努めています。また国際的・全国的な学会を通じて、この難治性疾患に関する最新情報を収集し、施設を超えた診療協力体制を整えています。
  5. 未熟児網膜症
    NICU・小児科ドクターと緊密な連携をとり、時期を逸せず適切な治療を行っています。私たちは、PL病院、ベルランド総合病院、阪南中央病院などのNICUとも診療連携を行っています。

近畿大学医学部眼科学教室 医学部講師 橋本 茂樹

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認定資格:
日本眼科学会専門医、日本眼科学会指導医、眼科PDT認定医
専門分野:
網膜硝子体、緑内障、白内障
所属学会:
日本眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本緑内障学会、日本視野学会(JPS)、国際視野学会(IPS)

眼科領域におけるすべての疾患の診察、治療を行っておりますが、特に網膜硝子体疾患、緑内障、白内障の手術治療に重点を置いて診療を行っております。 網膜硝子体疾患である加齢黄斑変性、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症、病的近視に対しては、抗血管新生薬の硝子体内注射を積極的に行っております。注射の効果が十分でない場合は、光線力学的療法(PDT)や小切開硝子体手術(MIVS)等の追加治療も行っております。また難治性の緑内障に対しては、現在インプラントを用いたチューブシャント手術を導入しております。白内障治療においても、低侵襲で安全な手術を目指しております。難治性の白内障にも対応しており、特に眼内レンズが定位置に挿入できない症例では、眼内レンズの二次挿入術(強膜内固定術)も積極的に行っております。

近畿大学医学部眼科学教室 医学部講師 青松 圭一

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認定資格:
日本眼科学会眼科専門医
専門分野:
眼科一般、神経眼科疾患、白内障手術
所属学会:
日本眼科学会、日本神経眼科学会

平成15年に近畿大学医学部を卒業後、本院眼科と奈良病院眼科で研修させて頂きました。大学院では角膜創傷治癒の研究を行い、ゲノム生物学教室でも基礎研究の大切さと面白さを学ぶことができました。大学院卒業後は堺病院眼科で3年間臨床に従事し、臨床医としてさらに研鑽を積む事ができました。
 平成26年4月より、大学に再び帰学し現在に至ります。大学での外来は白内障をはじめとした眼科疾患全般を担当しておりますが、最近は神経眼科疾患の患者様のご紹介も多く頂いております。関連他科にもご協力いただきながら、患者様にとってベストな方法は何かを常に考えながら診療にあたっております。

近畿大学医学部眼科学教室 医学部講師 七部 史

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専門分野:
眼科一般
所属学会:
日本眼科学会

火曜日、金曜日の外来と手術を担当させて頂くことになりました。

近畿大学医学部眼科学教室 医学部講師 野本 裕貴

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認定資格:
日本眼科学会専門医、眼科PDT認定医
専門分野:
緑内障、網膜硝子体、白内障
所属学会:
日本眼科学会、日本緑内障学会、日本網膜硝子体学会、米国視覚眼科学会(ARVO)、国際視野学会(IPS)

緑内障、網膜硝子体疾患、白内障の診断及び手術加療を主に担当しております。近畿大学眼科に入局後、近畿大学附属病院、富田林病院にて診察・加療と緑内障に関する研究と黄斑疾患で生じる変視に関する研究を行い、現在も継続して研究を続けております。平成24年からは2年間英国Moorfields eye hospitalに留学、緑内障に関する研究に従事してきました。近畿大学眼科に戻ってからは緑内障診察・手術、また網膜剥離をはじめとし、黄斑疾患や糖尿病網膜症等の網膜硝子体手術、白内障手術を行っております。白内障手術は散瞳不良例やチン氏帯脆弱例等の難症例、PACのような閉塞隅角症例も早めの手術を積極的に行っております。眼科の診断・治療は日進月歩で進んで行っている分野もあります。緑内障に関しては国内外の医師や研究者と定期的に意見交換し、常に新しい知識を身につけながら日常診察を行い少しでも受診される患者さんの治療のお役に立てたらと思っております。

近畿大学医学部眼科学教室 医学部講師 髙橋 彩

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認定資格:
日本眼科学会眼科専門医、眼科PDT専門医
専門分野:
角膜疾患、黄斑疾患、白内障手術
所属学会:
日本眼科学会、日本角膜学会、日本コンタクトレンズ学会、日本感染症学会、日本網膜硝子体学会

平成17年に近畿大学医学部を卒業後、近畿大学大学院へ進学し、4年間角膜創傷治癒と線溶系因子に関する基礎研究を行いました。大学院卒業後は府中病院眼科で臨床に従事し、平成25年4月より近畿大学病院眼科に戻ってきて、現在は主に角膜疾患、黄斑疾患、手術は白内障を担当しております。大学病院は難治症例が多く、日々勉強しながらですが、それぞれの患者様の状態をよくみてよりよい治療を考えて行うように心がけています。

近畿大学医学部眼科学教室 助教 萱澤 朋泰

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認定資格:
日本眼科学会専門医
専門分野:
眼科一般、網膜硝子体、白内障
所属学会:
日本眼科学会、日本緑内障学会、日本網膜硝子体学会、日本視野学会、国際視野学会(IPS)

平成19年に近畿大学眼科に入局後、近畿大学眼科と近畿大学奈良病院眼科(2年間)で外来、手術に取り組んできました。平成20年から当院の視野研究グループに所属し、視野関連の研究に従事してまいりました。現在は、自動視野計による視覚障害者等級認定の基準となる基礎データの解析を行っております。臨床では眼科一般を担当しておりますが、特に網膜硝子体疾患、白内障の診断と治療に重点を置いており、白内障手術は低侵襲、極小切開(2.2~2.4mm)で行い、難治症例も積極的に取り組んでおります。網膜硝子体疾患は網膜剥離などの緊急疾患に加え、黄斑疾患、糖尿病網膜症に対する25G(0.5mm)小切開硝子体手術を行っております。これから少しでも皆様のお役に立てるよう、日々研鑽してまいります。

近畿大学医学部堺病院眼科 教授 日下 俊次

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日下俊次医師 写真

日下 俊次医師

認定資格:
日本眼科学会専門医、日本眼科学会指導医、
眼科PDT(光線力学的療法)認定医
専門分野:
網膜硝子体疾患、白内障
所属学会:
日本眼科学会(評議員)、
日本網膜硝子体学会(理事)、
日本小児眼科学会(副理事長)、
米国視覚眼科学会(ARVO)、米国眼科学会(AAO)、 小児網膜外科学会(APRS)、欧州網膜学会(Euretina)

2010年に前任地の大阪大学から近畿大学堺病院に赴任致しました。主に網膜硝子体疾患、白内障の診断と治療、特に外科的治療を中心に診療を行っています。1986年に眼科入局後、一貫して眼科手術、特に網膜硝子体手術に興味を持ち、これまで研鑽を重ねて来ました。網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、黄斑上膜、黄斑円孔などに対する外科的治療(硝子体手術)は得意とするところで、関連施設での執刀も含め年間500~600件程度の執刀を行っています。また、未熟児網膜症を始めとする小児網膜疾患に対する手術も専門としており、年間60-80件程度の手術を行っています。この分野は難治性疾患が多く、治療にも多大な労力を要するためか敬遠されがちです。しかし、日本の将来を担う小児の眼を守ることには大きなやりがいもありますので、今後も精力的に取り組んで行きたいと考えています。
 また、白内障手術、特に合併症を持った白内障や小児白内障などの治療も得意とする分野で、年間800~900件程度の手術を行っています。これに関しても引き続き力を注いでいきたいと考えています。
今後も一人でも多くの患者さんに喜んで頂けることを目標に診療を行っていきたいと考えています。

近畿大学医学部奈良病院眼科 教授 三島 弘

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三島弘医師 写真

三島 弘医師

認定資格:
日本眼科学会専門医
専門分野:
白内障、網膜硝子体疾患、角膜疾患
所属学会:
日本眼科学会、日本角膜学会、日本網膜学会、
細胞生物学会、
米国視覚眼科学会(ARVO)他

1981年近畿大学医学部眼科学教室に入局後は、主として白内障手術、網膜・硝子体手術の研修を受けていました。大学院入学後は角膜の創傷治癒に関した細胞生物学的な研究を行ってきました。その関係から、大学院修了後は角膜疾患と網膜硝子体疾患を専門分野として基礎研究や臨床を行ってきました。

1999年近畿大学医学部奈良病院が奈良県生駒市に開設された時に、眼科の責任者として赴任しました。それ以降は、奈良病院眼科が地域の患者様や医療機関の皆さんに信頼される医療機関となれるように、眼科全般にわたって最新の医療を提供できる体制作りに努力してきました。

現在は、咲山 豊 講師(専門:神経眼科)、阿部 考助 准教授(専門:小児眼科、斜視弱視)とスタッフも充実し、眼科のほぼすべての分野をカバーできる体制が出来ています。実際には、白内障手術・網膜硝子体手術を中心として年間500例以上の手術を行っておりますし、そのほかにも各種レーザー治療、眼瞼痙攣に対するボツリヌス毒素療法、黄斑疾患に対する抗血管新生薬療法なども積極的に行っております。

今後も、診療体制の更なる充実をめざしてスタッフ一同研鑽を重ねていくつもりです。

近畿大学医学部奈良病院眼科 講師 杉岡 孝二

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杉岡孝二 写真

杉岡 孝二医師

認定資格:
日本眼科学会専門医
専門分野:
網膜硝子体、白内障、角膜
所属学会:
日本眼科学会、日本網膜硝子体学会、日本角膜学会、
日本生化学会、米国視覚眼科学会 (ARVO) 他

網膜硝子体疾患、白内障を中心に外来、手術を担当しております。 近畿大学医学部を卒業後、近畿大学医学部眼科学教室に入局いたしました。大学院では角膜を専門とした基礎実験を行い、2002年から2年間カリフォルニア大学サンフランシスコ校 (UCSF) に留学させていただきました。大学院、留学を通じて、基礎実験に興味を持つようになり、現在は近畿大学医学部の基礎教室の先生方との共同研究により、角膜傷害と生体反応、および細胞生物学的な研究をしております。大学院卒業後は、網膜硝子体外来を担当し、現在まで緊急手術を含め多数の手術を経験しております。網膜硝子体疾患の診断、治療は日々進歩しており、当科では網膜硝子体専門医同士が密に連携し、最新の網膜硝子体診断機器を用いた診断、治療を行っております。網膜硝子体疾患は難治性の疾患も多いですが、その分、やりがいも感じております。少しでも患者さまの視機能の回復、維持のお役に立てればと思っております。よろしくお願いいたします。

近畿大学堺病院眼科 客員教授 中尾 雄三

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中尾雄三医師 写真

中尾 雄三医師

認定資格:
日本眼科学会眼科専門医、眼科指導医
専門分野:
神経眼科、眼科画像診断、眼循環
所属学会:
日本眼科学会、日本神経眼科学会(理事)、
国際神経眼科学会(INOS)、国際脳卒中学会(ISS)
アジア神経眼科学会(ANOS)

子供のころから野球が大好きで、中学の修学旅行の自由行動で大阪球場のナイターの試合を観戦し、明るい照明灯に浮かび上がる鮮やかな緑の芝生に感動して郷里の浜田(島根県)から大阪に来てしまいました。 タイガースそっくりユニフォーム 今でも若い日の阪大眼科時代の仲間と阪神タイガースそっくりのユニフォームを着て京セラドーム球場で野球をしますが、陽の光、土や草の香り、風の音を感じる野外の方がやはり好きです。

学生時代から理路整然とした神経学とその疾患に魅せられて、眼科の中でも神経眼科学を専門にすることに決めました。阪大病院と近畿大病院では大鳥利文先生(前近畿大眼科教授)と共に神経眼科専門外来を担当してきました。

一般に眼科外来を受診して、診断される病気の90%以上は眼球内の病気ですが、私達の「神経眼科」が担当するのは、残りの眼球外、つまり眼窩(眼球の後のくぼみ)の中と頭の中の眼に関係した神経や筋肉が異常を起こす病気の全部です。神経眼科の病気の原因としては腫瘍、動脈瘤、脳梗塞、脳出血、ウイルスや細菌の感染症、膠原病、白血病、悪性リンパ腫など生命に関わるような重大な病気が基になっていますので、油断できません。眼科の検査だけでなく、脳のCTやMRIの画像検査、他科の検査も合わせて慎重に正しい診断を行います。

治療は眼科だけでなく、病気に関係する診療科と相談し、総力を結集して最良の結果が得られるよう努力しています。幸いに神経眼科診療の実績が良いと評価されていますので、広く全国から診察希望の紹介があります。遠方から受診の希望の方は、ご連絡いただければ遅い時間の診察も考慮いたします。

神経眼科の病気は難しく危険な内容もありますので、検査前や治療前には充分に説明し理解していただいた上で、患者と医師と協力して治療にあたるよう心がけています。