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研究室

第1研究室

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われわれは、「網膜・視神経の機能解析」を研究のターゲットとしています。
網膜・視神経は,中枢神経の一部であり、さまざまな視覚情報処理が行われています。非常に興味深い生理的現象、病態がそこに隠れているのです。これらを他覚的・自覚的に検査を行い、その結果を分析して、臨床に役立てようというのが、われわれの研究目的です。対象疾患は、網膜・視神経疾患全般です。特に、網膜変性疾患、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、視神経疾患については、長年にわたる、多数例のデータ蓄積があり、日本でもトップクラスの研究室と自負しています。

行う検査は、網膜電図(ERG)、眼球電位図(EOG)、視覚誘発電位(VEP)、視野検査などです。
特にERGは、国際臨床視覚電気生理学会(ISCEV)プロトコールに準拠したERGはもちろん、局所ERG、多局所ERG、青錐体系ERGなど最先端のERG検査を網羅しており、専用のwire-net sealed roomを用いて、非常にqualityの高い検査を誇っています。
最近では「暗順応・明順応視野検査」にも取り組んでおり、「網膜疾患」をターゲットにした独自の視野検査の開発を目指しています。
そんなわれわれと一緒に研究を進めてくれる、若い力を期待しています。

第1研究室 写真03

第1研究室から出た学位論文

  • 田原 恭治:Diagnostic evaluation of diabetic retinopathy by 30-Hz flicker electroretinography. 1993年
  • 楠部 亨:両眼視機能の抑制の電気生理学的研究.1989年.
  • 國吉 一樹:Full-field and focal electroretinography of short wavelength-sensitive cones. 1995年.
  • 宇野 直樹:Photopic electroretinogramの消失現象を起こす光刺激について.第2報:糖尿病網膜症における検討.1999年.
  • 入船 元裕:糖尿病網膜症および糖尿病黄斑症における網膜電図の検討.2002年.
  • 中尾 彰:糖尿病患者における暗順応と明順応について.2007年.

2009年の第1研究室の業績

  • 中尾 彰,國吉一樹,阿部考助 他.先天網膜分離症とその類縁疾患.眼科臨床紀要2009(7).
  • 佐藤崇,國吉一樹,中尾 彰 他.Enhanced S-cone syndromeの長期経過.日本眼科学会雑誌2009(10).
  • 國吉一樹.網膜色素変性の視野.理解を深めよう 視野検査(松本長太監修).金原出版,2009.
  • Kuniyoshi K, Irifune M, Uno N, Nakao A, et al. Oscillatory potentials in repeated flash electroretinogram. Japanese Journal of Ophthalmology (in print)

(文責:國吉一樹)

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