近畿眼科先進医療研究会

平成29年
3月22日(水)6月2日(金)8月19日(土)10月4日(水)
平成28年
4月13日(水)8月22日(月)9月8日(木)10月8日(土)
10月28日(金)|12月2日(金)|12月5日(月)
平成27年
2月21日(金)3月5日(土)7月18日(土)11月13日(金)
12月19日(土)
平成26年
1月24日(金)3月1日(土)5月30日(金)6月26日(木)
11月1日(土)
平成25年
3月2日(土)6月15日(土)10月3日(木)10月19日(土)
平成24年
1月21日(土)2月29日(水)3月4日(日)4月21(土)
6月16(土)7月4日(水)11月10日(土)
平成23年
4月8日(金)4月15日(金)6月8日(水)6月10日(金)
6月30日(金)
平成22年
3月27日(土)7月16日(金)7月21日(水)8月18日(水)
9月5日(日)9月15日(水)9月18日(土)
平成21年
2月1日(日)4月11日(土)9月12日(土)12月19日(土)

第26回近畿眼科先進医療研究会

日 時:
平成25年10月3日(木)18:00~19:00
場 所:
近畿大学医学部附属病院 円形棟3階『小講堂』
講 師:
西葛西・井上眼科病院
大島 佑介 先生
対象者:
近畿眼科先進医療研究会会員

研修テーマ:『網膜硝子体手術のさらなる低侵襲化を目指して
~ 27G-vitrectomy and Suprachoroidal surgery ~』

西葛西・

井上眼科病院

大島 佑介 先生

 

網膜硝子体手術分野において、最近われわれが開発を進めている二つの低侵襲手術を紹介する。

2001年にDr. De Juanによって小切開硝子体手術(Micro-incision vitrectomy surgery:MIVS)の概念が提唱されて以来、種々の手術機器の開発や手術手技の改良によって、最近では黄斑疾患のみならず、増殖糖尿病網膜症や裂孔原性網膜剥離にも積極的に23ゲージ(G)や25GによるMIVSが行われるようになった。とりわけ、開口時間の長い超高速回転の硝子体カッターの登場によって、MIVSの最大の問題点である硝子体の切除効率が大幅に改善されたので、術者はより小さい創口での手術を求めて、今や本邦ではほぼ7割近く硝子体手術は25Gで行われるまでに至った。我々はこの進化の傾向を予測して、数年前からより簡易な創口作成でも自然閉鎖が容易に得られる究極の低侵襲MIVSをめざすべく、27Gの手術システムの開発と手術適応の検証を行なってきた。ようやく今年になって毎分7500回転の超高速硝子体カッターを中心とした27G硝子体手術システムが完成し、一般的な臨床使用の承認が得られたので、その性能と適応疾患について解説する。また、裂孔原性網膜剥離に対する古典的なバックリング手術に関して、これまで強膜内陥術の手術手技の煩雑さと教育の難しさを嫌って、その有用性を認識しながらも敬遠しがちな術者が多かったが、我々はバックリング手術の低侵襲化を目指して、強膜に代わるカテーテルによる上脈絡膜腔アプローチ(Suprachoroidal surgery)の臨床試験に向けての準備を開始したので、その可能性と有用性を紹介したい。

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