近畿眼科先進医療研究会

平成29年
3月22日(水)6月2日(金)8月19日(土)10月4日(水)
平成28年
4月13日(水)8月22日(月)9月8日(木)10月8日(土)
10月28日(金)|12月2日(金)|12月5日(月)
平成27年
2月21日(金)3月5日(土)7月18日(土)11月13日(金)
12月19日(土)
平成26年
1月24日(金)3月1日(土)5月30日(金)6月26日(木)
11月1日(土)
平成25年
3月2日(土)6月15日(土)10月3日(木)10月19日(土)
平成24年
1月21日(土)2月29日(水)3月4日(日)4月21(土)
6月16(土)7月4日(水)11月10日(土)
平成23年
4月8日(金)4月15日(金)6月8日(水)6月10日(金)
6月30日(金)
平成22年
3月27日(土)7月16日(金)7月21日(水)8月18日(水)
9月5日(日)9月15日(水)9月18日(土)
平成21年
2月1日(日)4月11日(土)9月12日(土)12月19日(土)

第6回近畿眼科先進医療研究会

日 時:
平成22年7月16日(金)18:30~19:30
場 所:
近畿大学医学部附属病院 円形棟3階『小講堂』
講 師:
近畿大学薬学部医療薬学科 准教授  伊藤 吉將先生
対象者:
近畿眼科先進医療研究会会員

研修テーマ:『抗緑内障薬及び角膜傷害治癒薬の開発』

伊藤吉將先生

近畿大学
薬学部医療薬学科
准教授
伊藤 吉將先生

小惑星探査機「はやぶさ」は7年の歳月を要して小惑星「イトカワ」に到達後,本年6月13日午後10時30分にオーストラリアの砂漠上空まで帰還した。衛星本体は大気圏に突入した時点で燃え尽きたが,「イトカワ」の岩石又は砂のサンプルを含むカプセルは無事回収された。これは,世界で初めての快挙であると米国NASAを初めとする科学者から賞賛されている。さて,この「はやぶさ」を薬物に例えると患者に投与された薬物は,サイロの藁の山に隠れた一本の小さな針のような作用部位に到達し,薬物作用を示した後に体外に排泄されることを意味します。我々薬学者は,このような“理想的な薬物の形”を薬物送達系(DDS, Drug Delivery System)と言い,日夜この優れた薬の形を完成させることに努力している。
さて,今回の講演においては,抗緑内障薬製剤(ジスルフィラム及びシロスタゾール)のEBMに即した開発研究を行い,十分実用化の目処の立った医薬品として提供できるまで形となったので,この製剤の開発研究の歴史についてお話ししたい。ついで,絹原糸から抽出される主要タンパク質であるセリシンの応用として,角膜傷害治癒薬を取り上げ,点眼製剤の開発と治癒効果の検証方法の確立に関する研究の経過についてお話ししたい。
今回の講演では,本眼科学教室の下村嘉一教授との共同研究で成果を上げたものを中心としており,これら研究成果はすでに学会発表及び研究論文となっていますので,詳細につきましてはこれらを参照して頂きたい。

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