認知症を対象としたPET

認知症とPETについて

超高齢社会に突入した我が国においては認知症が医学のみならず社会的に大きな問題になっています。認知症の大半はアルツハイマー病であり、まだアルツハイマー病の根治薬はできていませんが、早い段階での治療・介入が重要視されています。アルツハイマー病では症状が現れるずっと前に脳にアミロイド沈着がはじまり、次にタウ沈着、代謝低下、その後に脳萎縮が現れます。FDG-PET、アミロイドPET、タウPETでそれぞれ脳糖代謝低下、アミロイド沈着、タウ沈着の有無をみることができます。
近畿大学では大学病院として上記PET検査を研究も交えて施行しています。

  1. 先進医療Bによるアルツハイマー病(AD)と前頭側頭型認知症(FTD)の鑑別のための脳FDG-PET
    ADまたはFTDの患者さんでこの研究に参加頂ける方を募っています。
    メンタルヘルス科 髙屋外来で詳細を説明いたします。
  2. AMEDプレクリニカル研究
    多施設共同研究AMEDプレクリニカル研究に参加いただける軽度認知機能障害(MCI)、正常高齢者の方を募っています。アミロイドPET、FDG-PET、脳MRI、脳脊髄液検査等を行います。 物忘れ診断外来で詳細を説明いたします。 正常ボランティア志望者の方はPET科にて詳細を説明いたします。
  3. 自由診療による脳FDG-PET
    脳の糖代謝の低下部位をみて早期ADや他の認知症の鑑別を行います。
  4. 軽度認知機能障害・早期認知症のアミロイドPET、タウPET
    自由診療による脳FDG-PETを受けて頂いた方の中から研究参加としてアミロイドPET、タウPET検査を受けて頂ける方を募っています。 物忘れ診断外来、メンタルヘルス科、神経内科で詳細を説明いたします。
  • 図1 アルツハイマー病のFDG-PET
    頭頂側頭葉の糖代謝が低下している(→)
    後部帯状回の糖代謝が低下している(◯)
  • 図2
    アミロイドPET
    左:アルツハイマー病
    大脳皮質にアミロイド沈着がある(赤い部分)
    右:正常
    アミロイド沈着はない
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