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講座紹介


梶 博史教授 メッセージ

CEO

 近畿大学医学部再生機能医学講座は、昭和49年宮本博司教授のもとで、生理学第二講座としてスタートしました。
 昭和57年より第二代目教授として松尾理教授が就任され、29年にわたり、組織プラスミノーゲンアクチベーターを中心とする凝固線溶系の研究を発展されました。
 平成23年4月より、教室名が再生機能医学講座と変更になり、新しくスタートをきった再生機能医学講座の主任教授として、神戸大学大学院医学研究科より梶博史が着任しました。

 当講座では以前より生理学講座(旧生理学第一講座)とともに生理学の教育を担当しています。
 生理学は生命現象を機能の面から扱う学問です。基礎医学としてのみならず、内科を中心とした多くの臨床医学の基本となり、医学生の臨床医学教育、臨床医の診療を効果的に行う上でも重要な分野と考えております。
 
学部教育においては、現在、当教室では、循環器生理、血液生理、内分泌代謝生理、腎・尿路生理を担当しています。病態生理、臨床をふまえた生理学教育に、教室員力をあわせて尽力していきたいと思います。

 
研究は基礎講座においては重要な役割の一つです。基礎医学者においてはもちろんですが、臨床医を志す医学者においても、一時期、基礎医学研究に携わる経験を積むことは、優れた臨床医、専門医、指導医になるためには非常に有用なことです。指導を受けながら研究の経験を積むことによって、研究の準備、計画、遂行、結果の分析・試行錯誤、論文作成の過程を経験することにより、多忙な日常診療だけでは修練することが困難な多くのトレーニングが可能となります。例えば、研究の遂行能力、本に記載されていない未知の状況を分析・解決する能力、理論的思考力、Presentation能力、英語力、論文作成力などです。

 当教室では、現在、内分泌・骨代謝の分野、再生医学の分野を中心に研究を発展させています。研究内容については、このホームページの研究テーマの項で詳述しておりますので、ご参照ください。そのなかで、これからも学内・学外を含めた他の基礎、臨床系の講座との連携を深めて、基礎研究と臨床研究を融合させた基礎・臨床融合研究を推進し、臨床に還元される、独創性・新奇性に富んだ研究を目指していきたいと思います。

 当教室における研究、内分泌・骨代謝、再生医学、生理学に興味のある方、大学院生を希望される方はぜひご連絡ください。

 

近畿大学医学部再生機能医学講座
主任教授   梶 博史

バナースペース

近畿大学医学部再生機能医学講座

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