研究内容

A.肝疾患

<医師主導型臨床試験>

1. 切除不能肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)とソラフェニブの併用療法第II相臨床試験(TACTICS試験)
2. 肝細胞癌腫瘍マーカーのサーベイランスにおける有用性の構築をめざした多施設共同研究(ALDUS試験)
3. EOB-MRIを用いた早期肝癌の診断に関する研究(DELICATE試験)
4. 慢性ウイルス性肝炎の病態把握(重症度・治療介入時期・治療効果判定・予後予測)のための非侵襲的病態診断アルゴリズムの確立(肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業))
5. 網羅的ゲノム・エピゲノム解析による肝移植、肝切除後の肝癌転移再発予測
6. Plain cone-beam CTによる肝動脈塞栓術の早期治療効果予測を検証する後ろ向き研究
7. 肝腫瘍に対する治療効果及び予後の後ろ向き調査
8. Hepatic Guide™による肝腫瘍の診断・治療支援・治療効果判定の有用性を検証する後ろ向き調査
9. 肝癌に対してUS-US fusionを用いたラジオ波焼灼療法の有用性を検証する後ろ向き試験
10. 活動性B型慢性肝炎に対するエンテカビルおよびペグ・インターフェロン併用療法に関する研究
11. 活動性C型慢性肝炎に対するダクラタスビルおよびアスナプレビル併用療法に関する研究
12. 難治性腹水に対するトルバプタンの有用性に関する研究

 

B.胆・膵疾患

1.膵線維化機序に関する膵星細胞の実験的研究
2.膵の線維化とその治療に関する研究
3.胆膵疾患の超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)およびEUS下造影エコー法、生検サンプルの遺伝子解析に関する研究
4.膵癌に対する超音波内視鏡造影法の開発研究
5.膵癌の化学療法およびその治療効果判定の研究
6.膵腫瘍の鑑別診断に関する研究
7.膵の超音波内視鏡下造影に関する研究

 

C.上部消化管

1.早期胃癌の粘膜下層剥離一括切除術(ESD)およびEUSによる癌深達度診断に関する研究
2.門脈圧亢進症、食道静脈瘤治療に関する新しい治療法の開発研究
3.NBIによる早期胃癌の診断

 

D.下部消化管

1.炎症性腸疾患と腸管免疫・炎症性サイトカインに関する研究
2.顆粒球除去療法に関する研究
3.大腸早期癌の粘膜切除および粘膜下層剥離一括切除術(ESD)