5月16日 2限 臨床講義 光冨担当

1.体表から、胸骨角、大胸筋、広背筋、聴診三角、前鋸筋がいえる

2.肋骨と肋間を数えることができる

3. 肋間動静脈と肋骨の関係を説明でき、その知識が胸腔ドレーン挿入とどう関連するか説明できる

4. 胸膜と胸腔の関係が説明できる

5. 肺の区域名がいえる

6.肺の機能血管と栄養血管について説明できる

7.縦隔をとおる重要な三本の神経の位置と名前がいえる

8. 基本的な胸部の解剖学用語が英語でいえる

発生学各論3 消化器系の発生 2014/5/16 担当:升本

1.前腸・中腸・後腸に血液を供給する血管について説明できる。

2. 胃の発生・回転について図を用いて説明できる。

3.十二指腸の発生について図を用いて説明できる。

4.膵臓の発生について図を用いて説明できる。

5.中腸の発生・回転について図を用いて説明できる。

6. 排泄腔の分割について図を用いて説明できる。

5月15日 2限 臨床講義 肥田担当

1. 目的臓器の位置関係
2. 皮切の位置
3. 血管系
4. リンパ系
5. 神経系
6. 手術展開における局所解剖

5月14日 1限 臨床講義 竹山担当

1. 肝胆膵手術に役立つ膜の解剖学
2. 治療に役立つ肝胆膵の発生学
3. 肝胆膵解剖の雑学知識

5月14日 2限 臨床講義 村尾担当

1、以下の心タンポナーデに関係する解剖学用語を用いて、心タンポナーデの病態を説明できるようになる。

上行大動脈 ascending aorta

大動脈弓 aortic arch

右肺動脈 right pulmonary artery

左肺動脈 left pulmonary artery

上行大静脈 superior vena cava

右心房  right atrium

左心房 left atrium

左心耳 left auricle

右心室 right ventricle

左心室 left ventricle

左冠状動脈 left coronary artery

 前下降枝 anterior descending branch

 回旋枝 circumflex branch

右冠状動脈 right coronary artery

心嚢 pericardium

胸骨 sterunum

剣状突起 xyphoid process

2、以下の緊張性気胸、血胸に関係する解剖学用語を用いて、それぞれの病態を説明できるようになる。

気管 trachea

右主気管支 right main bronchus

左主気管支 left main bronchus

右肺 right lung

左肺 left lung

上葉 superior lung

中葉 middle lobe

下葉 inferior lobe

胸膜 pleura

肋間筋 intercostal muscle

肋間動静脈 intercostal vessels

胸腔内  intrathracic

横隔膜 diaphragm

内胸動脈 internal thoracic artery

縦隔 mediastinum

鎖骨下動脈subclavian artery

3、以下の腹腔内出血に関係する解剖学用語を用いて、腹腔内出血の病態を説明できるようになる。

腹腔内 intraperitoneal

腹壁 abdominal wall

腹膜  peritoneum

壁側腹膜 parietal peritoneum

臓側腹膜 visceral peritoneum

肝臓 liver

脾臓  spleen

胃 stomach

小腸 intestine

大腸 colon

腸間膜 mesenterium

大網 omentum

上腹壁動静脈 superior epigastric vessels

下腹壁動静脈  inferior epigastric vessels

5月13日 1限 心臓の発生 鯉沼担当

以下、図を用いて説明できるようにしてください。
心臓のルーピング、房室管の右方移動と流出路(円錐口)の左方移動について説明できる。
房室管の分割について説明できる。
心房の分割について説明できる。
心室の分割について説明できる。
心球および動脈幹の分割について説明できる。
半月弁と房室弁の形成過程と血液の逆流を防ぐ仕組みについて説明できる。

組織学8; 5月9日(金)リンパ組織 藤岡担当

1、中枢性一次リンパ性組織・器官と末梢性2次リンパ性組織・器官を挙げ、両者の違いについて述べることができる

2、リンパ節の構造と機能を図示して説明できる

3、 胸腺の構造、機能、血液胸腺関門について説明できる

4、 脾臓の構造と役割について述べることができる。他のリンパ性器官との違いは何か

5、高内皮細静脈について

a)通常の細静脈との形態的な違いはなにか

b) 機能は何か

組織学7 : 5月8日(木)血液 藤岡担当

1,血液の有形成分をあげ、各々の形態的特徴を図示しすることができる。

2,上記有形成分の機能を述べることができる。

3,造血幹細胞とは何か

4,骨髄球系、赤芽球系の分化・成熟過程の概略がわかる。

組織学6 肝臓 2014/5/7 担当:升本

1.肝臓の構造について図を用いて説明できる。

2.肝臓の外分泌機能、内分泌機能について説明できる。

3.門脈三つ組みを、周辺構造を含めて図を用いて説明できる。

4.門脈三つ組みについて、これらの中を流れる体液の走行について図を用いて説明できる。

5.ディッセ腔について周辺構造と役割を、図を用いて説明できる。

6.クッパー細胞について周辺構造と役割を、図を用いて説明できる。

4/23 組織学(消化管) 長野担当

1、食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、結腸の組織学的な違いを図を描いて説明できる。 2、パネート細胞について説明できる。

4月22日(火) 結合組織 藤岡担当

1、結合組織の特徴を述べることができる

他の組織との違いは何か

どの部位に分布するか

2、 結合組織の線維成分をあげることができる。線維成分間の機能的な違いは何か

3、肥満細胞の形態、機能について述べることができる。

4月21日 組織学(腺)藤岡担当

1、外分泌腺と内分泌腺の違いを述べることができる

2、図を見て粘液線、漿液腺、漿液性半月、導管、血管を識別することができる

3、胃底腺の構造。胃底腺を構成する細胞の形態、染色性、機能がわかる


4月18日 1時限 松尾担当
中胚葉の分化と体節について説明することができる。
骨の発生について説明することができる。
脊索の発生過程について説明することができる。
筋の発生について説明することができる。
体肢の発生について説明することができる。

4/17・24  Kinesiology重吉担当

講義で触れたもののみから問題を出します。軸を決め、外力のベクトルを記入し、 その上で、 姿勢を維持する際の筋力を求める計算が

できるようになっておいてください。 姿勢によって腰椎にかかる力、 すなわち脊柱起立筋がもたらす力が変化することを絵を描いて

説明できるようにしてください。

以下プリントにでてきた事例のみです。確実に絵を描いて説明出来るようにしてください。

1.軸、回転、重心、といった概念を用いて、筋肉の作用を説明できること。

2.重心の考えを用いて、片足で起立する少女がどうして転ばないかを説明できること。

3.どのような関節があるかを述べることができ、関節の構造がどのように関節の動きを規定するか説明できること。

4. 四つ足の動物はどうして後頸筋が発達しているのかを、力のベクトル、軸、重心の考え方を用いて、説明せよ。

5.姿勢が異なるとどうして脊柱起立筋が必要な力が異なってくるのかを説明出来ること。

6.顔を洗う際に膝を曲げると、腰椎にかかる圧力が軽減する。どうしてかベクトルを描いて説明せよ。

7.顔を洗う際に手をつくと腰椎にかかる圧力が軽減する。どうしてかベクトルを描いて説明せよ。

4月16日 組織学講義実習:筋組織 重吉担当

筋組織の種類>>>三種類を覚えるだけ。見分け方が重要。

課題、三種類の形態的特徴を捉えながら以下を教科書をまねてスケッチできること。

図6-1   骨格筋、特徴は?

図6-4   骨格筋と筋紡錘

図6-8    心筋 

図6-11   平滑筋

特徴的な構造を意識して絵を描けること。

以下の課題は重要。

1)口唇から肛門までの食べ物が通る経路を記載せよ。舌を含む。これらにおいて主に働く筋は骨格筋か平滑筋かを記載せよ

(ここは絵はいらない。)

2)筋の収縮に際しアクチンとミオシンはどのような関係にあるか、絵を描いて説明せよ。

3) 骨格筋の三つ組みとは何か。どうして三つ組みとよぶのか。絵を描いて説明せよ。

4) 運動終板、筋紡錘とは何か。絵を描いて説明せよ。また、どういった役に立つのか。(生理学のやま)

4月15日 組織学1上皮 重吉担当

上皮とは何かを理解する。上皮の種類を知って絵を書けるようになる。

#スケッチ課題1は重要。

図2-2 P.33 (HE染色)

単層扁平上皮と上皮下組織が存在する。

このまま教科書の絵をまねして描け。この絵一枚にこれから何回も出会うありきたりの構造がかなり描かれている。

上皮、脂肪細胞、結合組織にある線維芽細胞、平滑筋繊維、血管などがみえている。まずこの絵に見えている構造物の

特徴を捉えてマンガでよいからそらで描けるようになること。特徴を捉えていることが重要。

#スケッチ図2-4

単層円柱上皮である。上皮の核は基底部に存在。どこまでが一細胞なのか間違わないように。

上皮下組織、血管も記入。キーウイの輪切りのように見えている胃小窩の輪切りもちゃんと描くこと。

#角化した重層扁平上皮を描けるようになること。ここでは細胞間の構造も勉強すること。

角化とはなにかについても答えられること。

#腺毛上皮、移行上皮の存在する部位を描けること。絵をそらで描けるようにすること。

4月11日 1限 鯉沼担当
絨毛膜の形成過程について図を用いて説明できる。
胚子の折りたたみ(頭屈・尾屈・側屈)により胚子の形態がどのように変化するかを図を用いて説明できる。
前腸・中腸・後腸について図を用いて説明できる。
胚性外胚葉・胚内中胚葉・胚性内胚葉から生じる構造物について説明できる。
発生の臨界期について、器官形成の時期との関連から説明できる。

4月10日 1限 鯉沼担当
以下の項目について図を用いて説明できる
・二層性胚盤の形成について
・三層性胚盤の形成について
・神経胚形成について
・神経堤細胞について
・体節の形成について

発生学4月9日 3時限 松尾担当
排卵、受精、卵割、桑実胚、胞胚、着床について一連のイベントについて図を書いて説明することができる。

発生学 4月9日 1時限 松尾担当
細胞の分裂様式について説明することができる。
精子および卵子の発生について説明することができる。

4/7・4/8骨学 重吉担当

1.各関節の動きを説明できる。(とくに、上肢下肢に関連するところ。外転、内転、伸展、屈曲、内旋、外旋、回内など)

(簡単な絵を描いて説明。代表的な関節でよい。)

2.上腕二頭筋、上腕三頭筋, 前腕の回内回外に関与する筋、大腿四頭筋の走行を、関係する骨の構造とともに描けるようにする。

起始停止がわかるように描ける(筋肉はひも状でも、リアルに描いてもOK)。また、上腕二頭筋長頭の腱が通る部分を構成する

TRANSVERSE HUMORAL LIGAMENTの役割を述べることが出来るようになること。

3.肘関節の構造のスケッチを描けること。回内位を描いて、尺骨と橈骨の位置がどのようになるか説明できること。

また、橈骨頭がどのように動くかせつめいできること。輪状靭帯の役割はなにか説明出来ること?

4.骨盤の簡単なスケッチを男女がわかるように(3カ所以上の特徴をしめして)描ける。

5.大腿骨頸部付近の絵が描ける。

6.上記の絵を書いたのち名称を10以上入れることができる。

7.いわゆるインナーマッスルである棘上筋、棘下筋、肩甲下筋の絵を描いておのおのの機能とともに説明できる。

8.大腿四頭筋の絵を骨とともに描いて機能について説明できる。また、周辺構造の名称を述べることができる。

9.膝蓋骨の役割について説明できる。

10.縦足弓、横足弓について絵を描いて説明出来る。

4月8日 3時限・4時限 松尾担当
頭蓋を構成する骨とそれらの特徴を説明することができる。
内頭蓋底と外頭蓋底の孔・管・裂・道、窩および高まりに存在するものを説明することができる。
副鼻腔について、存在する骨について説明することができる。
眼窩をを構成する骨について説明することができる。

骨学 4月7日 1時限・2時限 松尾担当
体幹、胸郭、脊柱を構成する骨の部位と特徴を説明することができる。
脊柱を起立させる筋群について説明することができる。

系統解剖学実習

以下実習で行った理解すべき最重要課題について述べる。

(実習手順”から抜き出したものも、要約したものもある。)

スケッチ課題は簡単でよいので絵を描いて名称を入れることができるようにしてください。

1.筋肉の同定、神経の同定、血管の同定の方法をはっきりと理解してください。

2.(例題:前腕をさぐっていると太い神経があった橈骨神経と思われるが、

  どうすれば間違いなく橈骨神経といえるのか?では橈骨動脈は?)

3.肩甲骨に付着する筋について、どのような働きを持つのかを説明できる。

4.胸鎖乳突筋の起始停止がはっきりわかるようにスケッチせよ。

5.胸鎖乳突筋が収縮した際の頭部の動きを理解すること。

6. 僧帽筋の絵を描いて、収縮するとどのような動きが生じるかを理解する。

7. 小胸筋の役割を起始停止、回転の軸を示して説明せよ。

8. 上腕二頭筋と上腕三頭筋。骨学実習で作成したモデルを思い出しながら起始停止確認せよ。

9. 筋の支配神経を確認せよ。

10. 腕神経叢とその主な枝を描けるようにしてください。

11. 長胸神経を確認せよ。前鋸筋を支配する神経である。実習の際、どこで見たのか絵が描けること。

13. 自主学習課題:肩甲骨の肩甲下窩・肩甲骨肋骨面から起始し、筋束は三角形に集まって外方へ向かい、

   肩関節の前に出て上腕骨小結節・小結節稜に停止する。作用は、肩関節の内旋・水平屈曲、内転である

  (もちろん内旋が主な作用。)。肩甲下筋が内旋、水平屈曲、内転の3つの作用を示す理由を絵を描いて説明せよ。

14. 正中神経、尺骨神経、橈骨神経の皮神経の枝が手掌でどのように分布するのか?

15. 母指内転筋でどうして内転するのか?骨、筋を描き、筋の収縮によって働く力(力のモーメントを考えよ)と、   回転の軸(支点)を書き込め。(物理の授業を思い出すこと)。また関節の形状も重要である。

16. 虫様筋 スケッチ課題F:ひとつでもよいから虫様筋を出して、スケッチせよ。

17. 自分が作成したモデルと比較せよ。虫様筋の働き特に屈曲と伸展が同時に達成できる理由を、力のモーメント、回転の軸を示して、    説明せよ(グレイにおもなところはのっている。)

18. 腹壁の構成についてのべよ。どのような要素でできているか?

19. 鼡径管の発生、どのような構造か、精索の中を何がとおるか。男性と女性での違いは。

20. 上腕二頭筋の長頭の腱が上腕骨頭の部分を横切って関節窩の上縁部分に付着する。これを剖出して、腱の行き先を確かめてその部位を、スケッチせよ。

21.手引きにもあるとおり項靭帯は四足動物では良く発達している。この理由を力のベクトルの考え方を用いて、マンガを書いて説明せよ。

22. 鼡径靭帯とは何か?

23. 鼡径管の全貌を男性体で探索して、その構成要素がわかるようにスケッチせよ。

24. 腹直筋鞘の構造、特に弓状線を境にして何が変わるのかについて、絵を描いて説明できること。

25. また、 鼡径ヘルニアで命の危険が生じる事態がある。なにか。(グレイに載っている。)。

26. 肘内障が回外、肘屈曲でどうして整復されるのか。

心臓

心臓を胸壁に投影したらどのような絵になるか、簡単にスケッチしておくと良い。次の章では、

スケッチ課題として心臓の外形、房室を投影した図を描いてもらう。この位置感覚は臨床で非常に重要である。

つまり聴診の際に、どこからの音からなのかを知るために。

スケッチ課題:以下の図は実際の胸部レントゲン写真である。4つの弁(大動脈弁、肺動脈弁、僧帽弁、三尖弁)

がどこにあるのかご遺体の心臓を胸部に戻して検討し、次の写真に描き込め。

腸・腸間膜

結腸と回腸をいかにして手術の際に見分けるか。

トライツ靱帯はどこにあるか。どういった役割があるか。

学習課題:ダグラス窩はどうして臨床的に重要か。

学習課題:網嚢がどうしてできるか。マンガを書いて説明せよ。