ユニット1再試問題

ユニット1再試験問題1 重吉担当  
1.上腕骨と肩甲骨を結ぶ筋の絵を描いて機能を説明せよ。また絵の中に10以上の名称をいれよ。(日本語でOK)
2. A. 上腕二頭筋と関係する骨構造の絵を描け。骨の名称を10以上いれよ。
B. 上腕二頭筋に前腕の回外作用があるのはどうしてか。絵を使ってのべよ。
3. 2つの姿勢で顔を洗っている。この場合脊柱起立筋に下側の姿勢の方が負担がかかる(よってぎっくり腰になりやすい)。
しかし、片手を着くことによってぎっくり腰の危険性を軽減できる。その理由を述べよ。軸、重心、重心にかかる重力のベクトル、
脊柱起立筋のもたらす力のベクトルなどを含む絵を描いて、その理由を述べよ。(下の絵に描き込むのではなく、
自分で骨格を書くこと。授業中にもちいた絵を思い出せばよい。)
2012年度ユニット1 骨学 再試験(担当:松尾)
1.頸椎について特徴を挙げて説明してください。
2.眼窩を構成する骨について図を描き説明してください。
2012年度ユニット1 発生 再試験(担当:松尾)
1.体節から発生する組織・器官ついて図を描き説明して下さい。
2.胚葉の分化について生後の器官を例に挙げて説明してください。
以下の文章を読んで問いに答えてください。
発生 :鯉沼担当分
( A )は第3週の初めに、胚盤の尾方端の上胚盤葉の局所の肥厚として出現する。( A )は、
胚盤の正中面の上胚盤葉の細胞が遊走するために起こる。( A )から上胚盤葉の細胞が陥入して( B )
がつくられ、?上胚盤葉と?下胚盤葉の間を腹方、外方および頭方へ遊走する。( A )が間葉細胞をつくり始めると、
上胚盤葉は胚性( C )とよばれる。上胚盤葉のある細胞は、下胚盤葉の細胞と入れ替わり、胚性( D )を形成する。
原始線条によりつくられた間葉細胞は、間もなく3層の胚盤葉に編成され、胚性( B )となる。胚性( B )の細胞は
胚盤の縁まで遊走し、羊膜および卵黄嚢を取り囲む胚外( B )へと連続する。第3週の終わりまでに、( B )
は口咽頭膜の部分、脊索で占められた正中部および排泄腔膜の部分を除いて、( C )と( D )の間のいたるところに存在する。
問1、空欄A〜Dに入る最も適切な語句を以下の中から選び、記号を解答欄に記入してください。
(ア)脊索、(イ)脊索前板、(ウ)神経堤、(エ)原始線条、(オ)外胚葉、(カ)中胚葉、(キ)内胚葉
問2、下線部?「上胚盤葉」および?「下胚盤葉」は発生の過程でどのように形成されますか。図を描いて説明してください。
組織学再試験(藤岡)   
軟骨組織について次の問いに答えなさい。
(1)硝子軟骨の組織像を描き、図に次の名称を入れなさい。
    軟骨膜、軟骨基質、軟骨細胞、軟骨小腔
(2)軟骨の成長の仕方について2つ挙げ、それぞれについて簡単に説明しなさい
(3)傷害を受けた軟骨の回復はなかなか困難である。これはどのような理由によると考えられるか

2012年9月18日 組織学総論 神経組織 再試験問題 (升本担当)
1. 中枢神経系の神経細胞を描き、それを構成する部位及び構造の名称を5つ以上図に書き込みなさい
2. 以下の( )にあてはまる言葉を解答欄に書き込みなさい
神経組織を構成する細胞には神経細胞と支持細胞の2種類があり、中枢神経系では( a )と呼ばれる。
末梢神経系の支持細胞である( b )は、小さなサイコロ状の細胞で、神経節に存在する神経細胞体
の周囲を取り囲んでいる。
3. 以下の( )にあてはまる言葉を解答欄に書き込みなさい
ミエリン鞘を持つ神経線維を有髄神経線維、持たない神経線維を無髄神経線維と呼ぶ。末梢神経系においてミエリン鞘は
( a )によって軸索周囲に形成される。その形成過程により、ミエリン鞘が存在せずに軸索が露出している部分があり、
( b )と呼ばれる
Unit 1 組織学再試験 (早坂) 
以下の設問に、文章や図などを用いて答えよ。
問題1.  脾臓を図で示し、脾臓の特徴的な構造について簡単に説明せよ。
再)Unit1 上皮組織(nagano) 
【1】次の問いに答えなさい。
(1)上皮の特徴を2つ答えなさい。
(2)上皮の分類について図を書いて説明しなさい。
(3)ギャップ結合について説明しなさい。
(4)粘液性腺房細胞と漿液性腺房細胞の核の位置の違いを絵を描いて説明しなさい。
筋野担当分
問1. 骨格筋、心筋、平滑筋の横断像の模式図を、特徴の違いがわかるように描きなさい。
問2. サルコメアの説明のうちで間違っているものの番号を答えなさい。
1. 筋原繊維が収縮しても、A帯の長さは変わらない。
2. サルコメアのI帯は明帯ともよばれる。
3. Z板には細いフィラメントの端が付着している。
4. 筋原線維の太いフィラメントは主にアクチンからなる。
5. H帯の中央にはM線がある。
(再)Unit1 解剖実習(No.1) 
【1】 側面から見た鎖骨と肩甲骨および前鋸筋の絵を描き、次に長胸神経の走行を図示しなさい。
【2】 前腕をさぐっていると太い神経があった橈骨神経と思われるが、どうすれば間違いなく橈骨神経といえるのかを
説明しなさい
【3】 鼠径管について説明しなさい。
【4】胸鎖乳突筋の起始停止がはっきりわかるように絵を描き、起始部および停止部の名称を記入しなさい。
【5】正中神経、尺骨神経、橈骨神経の手掌の知覚神経分布域(正中神経および尺骨神経については、
固有支配領域も示しなさい)を図示しなさい。
ユニット2再試問題
ユニット2再試験問題1 重吉担当 
1. 以下の発生過程について絵を描いて簡単に説明してください。
(ふたつとも) A.鼓膜 B.  甲状腺 
2. 肩こりが生じる筋の絵を描いてください。おのおのの筋の名称、起始停止と役割を記載してください。
2012年度ユニット2 発生1 再試験(担当:松尾)
1.耳の発生について下記のキーワードを必ず使用して説明して下さい。
  キーワード:耳胞、第1咽頭溝、第1咽頭嚢
2.呼吸器の発生について(1:   )から(5:   )に部分に下記のキーワードから選
び語句を記入してください。
 第4週の中頃、(1:)から(2: )が形成され、(3: )の発達により前腸から
(4:)が分離される。肺芽から(5: )が発生し、気管支芽の発生により
右(上葉、中葉、下葉)左(上葉、下葉)に気管支と肺が形成されていく。
キーワード:気管支芽、気管食道中隔、呼吸器憩室、前腸、中腸、肺芽
(キーワードはすべて使用しなくてもよい)
発生 鯉沼担当分
1. 以下の文章を読んで問いに答えてください。
?心室中隔欠損症は、先天性心奇形のうちで最も多いもので、約25%を占めている。中でも?膜性部心室中隔欠損症は、
最も一般的な型の心室中隔欠損症である。
問 下線部?で示す心室中隔の発生過程について図を描いて説明してください。このとき、下線部?で示す膜性部の起源についても
述べてください。
2. 以下の図は、新生児循環の模式図です。図を参考にして胎児循環を示す概略図を描き、血流の方向を矢印で示してください。
また、新生児循環と異なる組織・構造物については名称を記入してください。
組織学再試験 Unit2 (藤岡)
1、左図は成熟卵胞の一部である。次の問に答えなさい
a、排卵するのはどの部位か。該当するすべてについて図中の番号で答えなさい
b、排卵後黄体となるのははどの部位か。
該当するすべてについて図中の番号で答えなさい 
c、排卵後の子宮内膜の組織像について述べなさい
1、左図は消化管の一部である。
a、消化管に共通して観察される構造について、図中の相当する部位に名称をいれなさい。
但し語句は下記より選びなさい。
語句:筋層、粘膜固有層、粘膜筋板、粘膜下層、粘膜上皮、外膜、粘膜
 2、胃(胃底あるいは胃体)、十二指腸、空腸、回腸、大腸を識別する際に、
決め手となる細胞あるいは組織構造について述べなさい。
Unit 2 組織学再試験 (早坂担当) 2012  
以下の設問に、文章や図などを用いて答えよ。
問題1. 腎小体の構造と機能について、図と文章で簡潔に説明せよ。
問題2. 移行上皮について、その特徴を図と文章で簡潔に説明せよ。
Unit 2 発生学(早坂) 
以下の設問に、文章や図などを用いて答えよ。
問題1. 男女別に外生殖器の発生を図示し、各部の名称を記入せよ。また、それぞれについて、簡単に説明を加えよ。
工藤担当
心臓を包む心膜について、心内腔(内側)から心嚢外表面(外側)まで、心臓の各層の構造と名称を図示しなさい。
(再)Unit2 眼球組織(nagano) 
【1】次の問いに答えなさい。
(1)角膜の栄養はどこから得ているのかを答えなさい。
(2) 中心窩について図を書いて説明しなさい。
(3)視神経円板(乳頭)について図を書いて説明しなさい。
組織学 再試験問題 筋野担当分   
1.視床下部−下垂体の模式図を描き、以下の名称を入れよ。
(ACTH放出ホルモン産生ニューロン ACTH産生細胞 下垂体門脈 腺性下垂体 神経性下垂体)
2.空欄部分に適切な語句を入れなさい。
鼓膜の振動は、    骨、    骨、    骨の順に伝達される。
(三)半規管は      を知覚する感覚器である。
コルチ器は      を知覚する感覚器である。
蝸牛では、入り口に近いほうが   周波数を、先端に近いほうが   周波数を知覚する。
膜迷路の中は     液で満たされている。
臨床解剖学講義再試験問題(肥田担当)
(括弧)内に適切な語を入れよ。
1. 腸間膜を有する結腸はS状結腸と(  ?  )結腸である。
2. 左結腸曲は右結腸曲より(  ?  )側にある。
3. 上部直腸と下部直腸の境は(  ?  )部である。
4. 結腸ヒモは(  ?  )筋が収束したものである。
5. S状結腸癌の血行性転移の標的臓器は(  ?  )である。
6. S状結腸間陥凹の後腹膜直下に(  ?  )をまたいで走る左尿管がある。 
7. (  ?  )の起始部は左右総腸骨動脈分岐部の約5cm上方で、十二指腸水平脚の約2cm下方の腹部大動脈の前方にある。
8. 下腹神経は蓄尿と射精に関与し、骨盤内臓神経は排尿と(  ?  )に関与する。
9. 結腸癌のリンパ節転移は動脈に沿って進展する。よってS状結腸癌の至適切除範囲は下腸間膜動脈起始部にある
主リンパ節を頂点とした扇形の(  ?  )及び結腸の切除である。
10. 右結腸曲授動の際には(  ?  )の損傷に注意する。
臨床解剖学講義再試験問題(竹山担当) 
次の文章の中に適切な言葉を挿入して文章を完成させなさい。
肝鎌状間膜は、肝臓と(  ?  )との間の膜様構造物てある。
(  ?  )は胎生期の臍静脈の遺残であり、成人では臍と肝の門脈臍部をつなぐ索状物として認められる。
肝十二指腸間膜の中には、(  ?  )、(  ?  )、総胆管が存在し、その左側には肝胃間膜がつながっている。
Winslow孔は(  ?  )へのただ一つの生理的な連絡路である。手術における?への到達法として、(  ?  )
の切開、胃結腸間膜の切開、横行結腸間膜の切開などがある。
胎生期に腸管は(  ?  )を中心軸として回転する。その結果、横行結腸が十二指腸の前面に位置するようになる。
膵は腹側膵と背側膵との2つの構成成分として発生する。そのうち、(  ?  )は270度回転して上腸間膜動静脈に
釣り針のように引っかかった形態をとる。そのためその部分を(  ?  )と称する。
Treitz靭帯は後腹膜に存在する平滑筋成分を含んだ線維性の構造物で、(  ?  )の起始部に付着している。
赤木再試験
問題1.膝関節半月板について正しいものを選べ.
a. 主な機能は関節の潤滑である.
b. 硝子(ガラス)軟骨でできている.
c. 脛骨に固定され、関節を安定化している.
d. 断裂が生じると引っ掛かりやロッキングを生じる.
e. 豊富な血行があり、治癒力が高い.
問題2.膝関節の靭帯と靭帯機能評価法で誤っているものはどれか.
a. 内側側副靭帯?外反ストレステスト
b. 外側側副靭帯?内反ストレステスト
c. 前十字靭帯?脛骨前方引き出しテスト
d. 後十字靭帯?脛骨後方押出しテスト
e. 内側膝蓋大腿靭帯?マックマレーテスト
問題3.下の図において最も大腿骨頭壊死を生じやすい骨折線はどれか.
ユニット2 再試験問題 田中担当 
1. 喉頭の構造(主要な軟骨)と粘膜上皮の組織について簡単に図を書いて説明せよ。
2. 心筋細胞と骨格筋細胞の組織学的特徴を述べよ。
再試験問題(放射線診断学部門・小塚健倫) 
問1. 次のうち誤っている記述はどれか。  
a.通常のCT検査では放射線のうち、X線を用いて検査する。
b. CT像では、放射線をよく吸収する成分が白く表示される。
c. 胸部CT検査では、縦隔条件と肺野条件の2回を撮影する。
d.胸部CT検査1回分で胸部単純X線検査の約200倍被爆する。
e.造影CTの造影剤にはヨード製剤が用いられる。

		
問2.次の体内成分のうち、CTでの濃度を高いものから低いものの順に並べたとき、正しいのはどれか。  
a. 貯留した水分、空気、肺胞領域
b.脊椎、血液、貯留した水分
c.肋骨、縦隔脂肪、血液
d. 心筋、皮下脂肪、貯留した水分
e. 血液、肋骨、骨格筋
問3. 次のうち正常解剖での正しい記述はどれか。  
a. 大動脈弓からは右腕頭・左総頚・左鎖骨下動脈が起始する。
b. 肺は気管と左右の肺から構成される。
c. 右肺では主気管支が上中下葉気管支に三分岐する。
d. 胸水は壁側胸膜と肺の間に貯留する。
e. 左肺には葉間裂がない。
問い4 下図の中の「あ」「い」が指している血管は次の語群のうちのどれか、記号で答えよ。
a.上行大動脈
b. 下行大動脈
c.上大静脈
d.総頚動脈
e.総頚静脈
f.鎖骨下動脈
g.鎖骨下静脈
h. 腕頭動脈
i. 腕頭静脈
j肺動脈
k.肺静脈
l. 
再試験問題(放射線診断学部門・熊野正士)
1腹部CTを示す。胃はどれか。
2次の文のうち正しいのはどれか  
a. 肝は上葉、下葉に分けられる。
b.通常、固有肝動脈は上腸間膜動脈から分岐する。
c. 総胆管は十二指腸に開口する。
d. 肝静脈は通常1本である。
e.門脈は下大静脈に流入する。
3 後腹膜臓器はどれか。 
a. 脾臓
b. 肝臓
c. 胃
d. 腎臓
e. 胆嚢
4.膵の解剖の説明で誤っているのはどれか。
a. 膵頭部、膵体部、膵尾部に分けられる。
b. 膵は後腹膜臓器である。
c. 主膵管は乳頭部で総胆管と合流する。
d. 総胆管は膵体部内を走行する。
e. 脾静脈は膵体尾部の背側を走行する。
5.膵の解剖の説明で誤っているのはどれか。 
a. 膵頭部、膵体部、膵尾部に分けられる。
b. 膵は後腹膜臓器である。
c. 主膵管は乳頭部で総胆管と合流する。
d. 総胆管は膵体部内を走行する。
e. 脾静脈は膵体尾部の背側を走行する。
5.骨盤MRI矢状断像を示す。直腸はどれか。
(再)Unit2 解剖実習(No.1)
【1】総胆管は、どの管と合流してどの部位に開口するか、また、その時に膵頭、膵体、膵尾のうちどの部位を走 るかを答えなさい。
管名:
開口部位:
走る部位:      
【2】披裂軟骨の筋突起に付く筋の中で側筋、横筋、後筋が収縮した時の声帯突起の動きとそれに伴う声帯ヒダの動きについて、図を書いて説明しなさい。
【3】下の胸部レントゲン写真の図に大動脈弁、肺動脈弁、僧帽弁、三尖弁を書き入れなさい。
【4】胃に分布する動脈を図示して説明しなさい。
【5】膝窩を構成する要素とその中を通る神経、血管を図示しなさい。