ユニット1
ユニット1試験問題(骨学)担当:松尾
頭蓋における副鼻腔の略図を描き、それぞれの副鼻腔の名称とその副鼻腔が存在する骨の名称を挙げて説明してください。(副鼻腔の略図は、前頭面と矢状面から眺めた図を描いて下さい。)
ユニット1試験問題(発生実習1)担当:松尾
孵卵48時間のニワトリ胚の略図を描き、次のキーワードの部位を書き入れ、引出線で示してください。
キーワード:前脳胞、中脳胞、後脳胞、心臓ループ、体節
U1 鯉沼担当
神経胚の発生過程について、①過程が分かるような図(引き出し線で部位の名称を入れる)を描き、②以下の語句を用いた文を加えて説明してください。(語句:脊索、神経板、神経ヒダ、神経堤細胞、誘導)
Unit1試験(結合組織)   
1、下図(H-E染色)は結合組織の一部である。次の問いに答えなさい。
1)A, B両図に共通して観察される細胞間線維成分は何か
2)両図の間に線維成分走行の仕方に違いが認められる。
  A図、B図それぞれについて、線維の走行を簡単に
  スケッチしなさい
3)線維成分走行の仕方の違いは、機能的な違いを生じる。
  両者の間にどのような機能的違いがあると考えるか?
2014年5月23日 組織学6 肝臓 試験問題 (升本担当)
肝臓の門脈三つ組みを流れる体液の走行について、以下の名称を書き込んだ図を用いて説明せよ。
小葉間動脈、小葉間静脈、類洞、デイッセ腔、中心静脈、肝細胞、小葉間胆管
Unit1試験(リンパ性器官)
1、リンパ性器官について次の問いに答えなさい
1)左図A,Bの器官名を答えなさい
 A:
 B:
2)AとBの間でどのような機能的な違いが
  あるか
3)A、Bには一次リンパ性器官で産生、分化したリンパ球が分布している。
  一次リンパ性器官とは何か。
  また一次リンパ性器官に属する器官名を2つ挙げなさい。
ユニット1 kinesiology(重吉)
2つの姿勢で顔を洗っている。この場合脊柱起立筋に下側の姿勢の方が負担がかかる(よってぎっくり腰になりやすい)。しかし、片手を着くことによってぎっくり腰の危険性を軽減できる。その理由を述べよ。軸、重心、重心にかかる重力のベクトル、脊柱起立筋のもたらす力のベクトルなどを含む絵を描いて、その理由を述べよ。(下の絵に描き込むのではなく、自分で骨格のモデルの絵を書くこと。授業中にもちいた絵を思い出せばよい。)
Unit1 解剖実習 
【問題】まず、肩甲骨と上腕骨を描き、そこに腕神経叢の後神経束から分枝する神経の走行を書き込みなさい
上腹部外科本試験問題(担当 竹山)  052314
次の文章の中に適切な言葉を挿入して文章を完成させなさい。
(  ①  )は、解剖学的肝左葉と右葉の境界となる。
(  ②  )は胎生期の臍静脈の遺残であり、成人では臍と肝の門脈臍部をつなぐ索状物として認められる。
肝胃間膜は(  ③  )ともいい、右側は肝十二指腸間膜につながっている。肝十二指腸間膜の中には、総胆管、(  ④  )、(  ⑤  )が存在する。
遊離腹腔から網嚢へのただ一つの生理的な連絡路を(  ⑥  )という。手術における網嚢への到達法としては、③の切開、胃結腸間膜の切開、横行結腸間膜の切開などがある。網嚢の腹側には胃があり背側には(  ⑦  )が存在する。
膵は腹側膵と背側膵との2つの構成成分として発生する。そのうち、(  ⑧  )は270度回転して上腸間膜動静脈に釣り針のように引っかかった形態をとる。そのためその部分を(  ⑨  )と称する。
トライツ靭帯は腹腔動脈及び上腸間膜動脈から小腸をつなぐ後腹膜に存在する平滑筋成分を含んだ線維性の構造物で、十二指腸と(  ⑩  )の境界となっている。
ユニット1 臨床試験問題(村尾担当)
心膜を開いた際に見た心臓の正面図(血管などを含む)を描きなさい。
また、心タンポナーゼとは何か説明しなさい。
ユニット1 本試験問題(肥田担当)
(括弧)内に適切な語を入れよ。
1. 小腸の血流は上腸間膜動脈 → 小腸 → 上腸間膜静脈 →(  ①  )。
2. 腸間膜を有する結腸は(  ②  )結腸と横行結腸である。
3. 肛門管癌の血行性転移の標的臓器は(  ③  )と肺である。
4. S状結腸間陥凹の後腹膜直下に、左総腸骨動脈をまたいで走る左(  ④ )がある。
5. 交感神経である下腹神経と副交感神経である骨盤内臓神経が骨盤内で(  ⑤  )を形成する。
6. 下腹神経は蓄尿と射精に関与し、骨盤内臓神経は排尿と(  ⑥  )に関与する。
7. 左結腸曲は(  ⑦  )、左結腸動脈のいずれからも距離が長いため虚血性大腸炎の好発部となる。
8.(  ⑧  )塞栓症で循環障害をきたすのは、空腸、回腸、盲腸、上行結腸、横行結腸右側である。
9. 結腸癌のリンパ節転移は動脈に沿って進展する。よってS状結腸癌の至適切除範囲は(  ⑨  )起始部にある主リンパ節を頂点とした扇形の腸間膜及び結腸の切除である。
10. 結腸癌に対する(   ⑩   )は、手術操作による癌細胞の拡散防止のために、腸管と支配血管を結紮した後に腸管の授動や切離を行うことである。
ユニット1 臨床講義(光冨)052314     
1. 次の内で正しい物をひとつえらべ
a.    大胸筋の停止は肩甲骨である
b.    広背筋の停止は肩甲骨である
c.    前鋸筋の停止は肩甲骨である
d.    胸骨柄は胸骨体より尾側にある
e.    心電図のV1誘導の電極は右第三肋間に装着する
2. 胸部CT画像の解剖名であやまっているものはどれか
a.   ①胸骨体
b.   ②右肺動脈
c.   ③右主気管支
d.   ④右下葉気管支
e.   ⑤左肩甲骨
次の内で正しい物をひとつえらべ
a.   肋間動脈は肋骨の直上を走るのでこれをさけることが胸腔穿刺では重要である
b.   肺静脈は肺区域の中央を気管支とならんで走ることが通常である
c.   左肺には中葉がないが舌区がこれに相当する
d.   S6は前肺底区域である
e.   葉気管支には軟骨がない
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ユニット2
重吉問題  
A. 咽頭弓、咽頭嚢、咽頭溝、咽頭膜の関係を図で示せ。四つの咽頭弓をすべて描くこと。
B.以下の構造はどこに由来するのか、描いた図で示せ。
顔面神経,舌咽神経,外耳,ツチ骨,アブミ骨,中耳,上皮小体,鼓膜
ユニット2 組織学(田中担当
気管から末梢気管支に至るまでの気道について、図を描きながら組織学的な特徴を踏まえて説明せよ。
Unit2 組織学試験(藤岡) 062714  
I、神経組織について次の問いに答えなさい
 1)神経細胞を図示し、各部位(特徴的な部位)に名称を入れなさい
2014年6月27日 組織学14 泌尿器 試験問題 (升本担当)
下記の名称を書き込んだ図を作成し、傍糸球体装置を形成しているものを示しなさい。
・糸球体毛細血管
・ボーマン嚢(壁側上皮)
・ボーマン腔
・尿管極
・近位曲尿細管
・糸球体輸入細動脈
・傍糸球体細胞
・緻密斑
・ 遠位曲尿細管
組織学 内分泌系 (担当:筋野)  
1.      視床下部‐下垂体の模式図を描き、以下の語句を入れよ。
 (視床下部、腺性下垂体、神経性下垂体、1次毛細血管叢(網)、2次毛細血管叢(網)、下垂体門脈、室傍核(傍室核)、視索上核)
2.甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン(TSH放出ホルモン)を産生する細胞はどこにあるか。1で描いた図に示せ。
ユニットII 重吉問題  
以下の筋肉が収縮した際の動きがわかるように手の部分の絵を描いて、軸と力のベクトルを記入せよ。
1. 母指内転筋
2.母指対立筋
放射線診断学部門・村上卓道(本試験)
問1. MRIの理論について、誤っているのはどれか。 解答(     )
a. 少量ではあるが被曝する。
b. 体の水素原子から信号をとる。
c. 任意の断面が撮れる。
d. コントラストが良い。
e. 体の中に金属があると画像が乱れる。
問2. CTについて、誤っているのはどれか。  解答(     )
a. 被曝する。
b. 空間分解能がMRIより高い。
c. 時間分解能が高い。
d. コントラストがMRIより良い。
e. 各組織にはCT値という絶対的な値がある。
問3. CTについて、誤っているのはどれか。  解答(     )
a. X線管球が体の回りを回転する。
b. コンピュータを断層利用した画像である。
c. レントゲン写真より情報が多い
d. 表示条件にはwindowとLevelがある。
e. ヨード系の造影剤がある。
問4. CTやMRIの見え方で、正しいのはどれか。  解答(     )
a. CTでは石灰化は黒く見える。
b. CTでは脂肪はは白く見える。
c. CTでは造影剤を使うと黒くなる。
d. MRIではT1やT2強調像で同じものでも白黒が変わる。
e. MRIでは石灰化の信号は強い。
ユニット2 本試験問題(宮本担当
(1)ヒトの頸椎、胸椎および腰椎の個数を述べよ。

頸椎 (    )
胸椎
腰椎

(2)      脊椎の解剖学的名称(1-5)を述べよ。
(3)      椎間板は( 1 )と( 2 )という軟骨性組織より成り立つ2層構造を呈している。
(  )内を埋めよ。
放射線診断学部部門・小塚健倫理(本試験)
問1. 次のうち誤っている記述はどれか。
a.    胸水は肺の外に貯留する。
b.    造影CTの造影剤にはヨード製剤が用いられる。
c.    胸部CT検査では、縦隔条件と肺野条件の2回を撮影する。
d.    CT像では、X線をよく吸収する成分が白く表示される。
e.    胸部CT検査1回分で胸部単純X線検査の約200倍被爆する。
問2. 次の体内成分のうち、CTでの濃度が高いものから低いものの順に並べたとき、正しいものはどれか。
a.    脊椎、皮下脂肪、筋
b.    心筋、水、石灰化
c.    肋骨、縦隔脂肪、水
d.    肺胞領域、肝臓、骨格筋
e.    血液、水、皮下脂肪
問3. 下図の中の「あ」「い」が指している血管は次の語群のうちのどれか、記号で答えよ。

1.     大動脈

2.     大静脈

3.     総頚動脈

4.     総頚静脈

5.     鎖骨下動脈

6.     鎖骨下静脈

7.     腕頭動脈

8.     腕頭静脈

9.     肺動脈

10.  肺静脈

11.  奇静脈

放射線診断学部部門・熊野正士(本試験)
問1. 胃の解剖について正しいのはどれか。  解答(     )
a.    胃は後腹膜臓器である。
b.    胃は右横隔膜下に位置する。
c.    胃底部(穹窿部)から幽門につながる
d.    噴門は食道と連続している。
e.    背臥位二重造影でバリウムが貯まるのは胃体部から前庭部である。
問2. 肝の解剖について正しいのはどれか。   解答(     )
a.    カントリーラインは胆嚢と腹部大動脈を結ぶラインである。
b.    肝は大きく上葉と下葉に分かれる。
c.    Couinaud(クイノー)の肝区域分類はS1からS10までである。
d.    S7は外側区域に含まれる。
e.    尾状葉は下大静脈に接している。
問3. 盲腸から直腸までの大腸の区分を順に記せ。
問4. 腹腔動脈から分岐する動脈のうち、起始部から近い3本を記せ。
Unit2 解剖実習 
【問題】膝窩の構成図を描き、そこを通るものを答えなさい。
【問題】胆嚢、膵臓、脾臓、十二指腸、総胆管、主膵管、ファーター乳頭、胆嚢管、総肝管、上腸間膜動脈を
    含む膵臓とその周囲図を描き、名称を記入しなさい。