再試験問題H26
ユニット1 再試験問題 骨学(重吉)
骨盤の簡単なスケッチを男女がわかるように(3カ所以上の特徴をしめして)描きなさい。
A.いわゆるインナーマッスルである棘上筋、棘下筋、肩甲下筋の絵を上腕骨と肩甲骨の肩関節近傍の部分とともに描け。
B.棘上筋の機能をベクトルと軸を必ず用いて説明せよ。
ユニット1試験問題(骨学)担当:松尾
胸郭を構成する骨について、胸郭の略図を描き、骨の名称・特徴・個数などについて説明してください。
ユニット1再試験問題(発生)担当:松尾
1) 受精直後の胚を図に書き込んでください。
2) 卵子が排卵されて受精するまでの時間を記してください。
排卵後、約 時間で受精する。
3) 桑実胚を図に書き込んでください。
4) 着床時の胚を図に書き込んでください。
5) 受精後、胚が着床するまでの日数を記してください。
受精後、約 日で着床する。
ユニット1再試験問題(発生実習2)担当:松尾
マウスの視覚器(眼球)の発生について、10日胚と11日胚の視覚器(眼球)の略図を描き、マウスの視覚器発生について10日胚と11日胚の略図を比較して説明してください。
ユニット1 発生学各論3 消化器系の発生(升本担当)
排泄腔の分割によって直腸と尿生殖洞が形成される過程を、以下の名称を書き込んだ図を用いて説明せよ。
排泄腔膜、排泄腔、尿膜、尿直腸中隔、後腸、尿生殖膜、肛門膜、尿生殖洞、直腸
Unit1再試験問題 組織学(nagano)
十二指腸、空腸、回腸、結腸の組織学的な違いを図を描いて説明しなさい。
組織学 耳 (担当:筋野) 2014/6/27
1. 外耳、中耳、内耳の模式図を描き、以下の場所を示せ。
(鼓膜、ツチ骨、アブミ骨、キヌタ骨、卵円窓(前庭窓)、正円窓(蝸牛窓)、半規管、卵形嚢、球形嚢、蝸牛)
2.平衡感覚のうち、頭部の回転運動を知覚する器官はどれか。1で描いた図に示せ。
Unit1 解剖実習
【問題】胸鎖乳突筋と僧帽筋と起始と停止部を含む骨格を描き、さらに起始と停止部の名称を書き込みなさい。
ユニット1再試臨床講義(光冨)
1. 次の内で誤っている物をひとつ選べ。
a. 左肺動脈は左肺上葉気管支のうしろをまわっていく
b. 右肺動脈は上葉気管支の後ろをとおらず気管支前面を通る
c. 横隔膜の周辺は腱であり筋繊維はない
d. 気管支の栄養血管は気管支動脈である
e. 胸部の交感神経幹は椎体の横を下降する
2. 2. 正しい物をひとつえらべ
a. 胸管は横隔膜直上では左寄りにあり椎体全面を右へまたいで右静脈角に注ぐ
b. 主気管支は右の方が長い
c. 気管支は肺静脈と併走する
d. 左反回神経は鎖骨下動脈を反回する
e. 呼吸細気管支には軟骨がない
3. 右の英語と日本語をむすべ
a. 気管支 1. bronchus
b. 胸骨 2. trachea
c. 気管 3. sternum
d. 縦隔 4. mediastinum
e. 横隔膜 5. diaphragm
ユニット1 上腹部外科再試験問題(担当 竹山) 2014
次の文章の中に適切な言葉を挿入して文章を完成させなさい。
肝鎌状間膜は、肝臓と( ① )との間の膜様構造物てある。
( ② )は胎生期の臍静脈の遺残であり、成人では臍と肝の門脈臍部をつなぐ索状物として認められる。
肝十二指腸間膜の中には、( ③ )、( ④ )、総胆管が存在し、その左側には肝胃間膜(小網)がつながっている。
Winslow孔は( ⑤ )へのただ一つの生理的な連絡路である。手術における⑤への到達法としては、( ⑥ )の切開、胃結腸間膜の切開、横行結腸間膜の切開などがある。
アランチウス管は胎生期の( ⑦ )遺残物であり、下大静脈に繋がっている。
膵は腹側膵と背側膵の2つの構成成分として発生し、発生過程で両者が回転と癒合して形成される。そして、成人における膵鈎状突起は胎生期における( ⑧ )に由来し、副膵管は( ⑨ )に由来する。
Treitz靭帯は後腹膜に存在する平滑筋成分を含んだ線維性の構造物で、( ⑩ )の起始部に付着している。
ユニット1 臨床試験問題(村尾担当)
緊張性気胸、血胸の病態をそれに関係する解剖学用語も用いてどのようになっているかを図示してください。
再試験問題(肥田担当)
(括弧)内に適切な語を入れよ。
1. 腸間膜を有する結腸はS状結腸と( )結腸である。
2. 左結腸曲は右結腸曲より( )側にある。
3. 結腸ヒモは( )筋が収束したものである。
4. 上行結腸癌の血行性転移の標的臓器は( )である。
5. S状結腸間陥凹の後腹膜直下に、左( )をまたいで走る左尿管がある。
6. ( )の起始部は左右総腸骨動脈分岐部の約5cm上方で、十二指腸水平脚の約2cm下方の腹部大動脈の前方にある。
7. 下腹神経は蓄尿と( )に関与し、骨盤内臓神経は排尿と勃起に関与する。
8. 左結腸曲は中結腸動脈、( )のいずれからも距離が長いため虚血性大腸炎の好発部位となる。
9. 結腸癌のリンパ節転移は動脈に沿って進展する。よってS状結腸癌の至適切除範囲は下腸間膜動脈起始部にある主リンパ節を頂点とした扇形の( )及び結腸の切除である。
10. 結腸癌に対するno touch isolation techniqueは、手術操作による癌細胞の拡散防止のために、腸管と( )を結紮した後に腸管の授動や切離を行うことである。
ユニット2 再試験問題(重吉)
深呼吸で胸郭を広げる際に用いる筋で、横隔膜、肋間筋以外の筋肉を図示せよ。名称を書け。
鯉沼担当
発生第3週に生じる血管系の初期発生について、以下の設問に答えてください。
(1)血管と血液細胞の発生に関するキーワードを3つ挙げてください。
(2)血管および血液細胞は、どこで、どのようにして生じるか。図を描き、上記のキーワードを用いて説明してください。
2014年度ユニット2再試験問題 呼吸器系の発生(担当:松尾)
肺の成熟について、腺様期、管状期、終末嚢期、肺胞期に分けて図を描き、
説明してください。
2014年度ユニット2再試験問題 感覚器の発生(担当:松尾)
耳の発生について、①から⑥に当てはまる語句を語群から選び記入してください。
さらに、この問題文を参考にして「耳の発生」についてのイラストを時系列に
描いてください。
耳の発生は、受精後① 週から始まる。
後脳の両側に② が肥厚して③ を作る。
③は、水晶体板の場合と同様に、内部に陥入して胞状になり
②から分離して④ となる。
④は、のちに発達して、⑤ と⑥ などに分化する。
語群:3, 4, 5, 内胚葉、 中胚葉、 外胚葉、 耳板、 耳胞、
蝸牛、 半規管、 外耳、 内耳、 中耳、 外耳道、 耳管、
鼓膜、 耳小骨原基
【耳の発生のイラスト】
ユニット2再試験問題 組織学(田中担当
心筋細胞と骨格筋細胞の組織学的特徴を述べよ。
Unit2再試験問題 組織学(nagano)
【1】角膜の組織構築および角膜上皮と角膜内皮の働きについて図を描いて説明しなさい。
放射線診断学部部門・熊野正士(再試験)
問1. 上部消化管の解剖で正しいのはどれか。 解答( )
a. 胸部上部食道は気管の腹側に位置する。
b. 胸部下部食道は肺動脈と接する。
c. 胃入口部が幽門である。
d.前庭部から噴門が連続する。
e. 十二指腸下行脚は膵頭部と接している。
問2. 胆管の解剖について正しいのはどれか。1つ選べ。 解答( )
a. 胆嚢は体の左側に位置する。
b. 左右の肝管が合流して総胆管になる。
c. 総胆管は膵頭部内を貫通する。
d. 正常な肝内胆管はCTで認識できることが多い。
e.総胆管は通常は主膵管とは別々に十二指腸に開口する。
問3. 肝尾状葉はクイノーの区域分類ではどうなるか記せ。
問4. 門脈に合流する主要な静脈を3本記せ。
放射線診断学部部門・小塚健倫理(再試験)
問1. 次のうち誤っている記述はどれか。
a. 造影CTの造影剤にはヨード製剤が用いられる。
b. 右肺は三葉に、左肺は二葉に分葉する。
c. 気管は肺の一部ではない。
d. 胸部CT検査1回分で胸部単純X線検査の約200倍被爆する。
e. 胸水は肺の中に貯留する。
問2. 次の体内成分のうち、CTでの濃度が高いものから低いものの順に並べた
とき、正しいものはどれか。
a. 血液、貯留した水分、石灰化
b. 心筋、水、石灰化
c.脊椎、筋、皮下脂肪
d. 肺胞領域、肝臓、骨格筋
e.肋骨、縦隔脂肪、水
問3. 下図の中の「あ」「い」が指している血管は次の語群のうちのどれか、
記号で答えよ。
1.大動脈
2. 大静脈
3. 総頚動脈
4. 総頚静脈
5. 鎖骨下動脈
6. 鎖骨下静脈
7. 腕頭動脈
8. 腕頭静脈
9.肺動脈
10.肺静脈
11 奇静脈
ユニット2 再試験問題(宮本担当)
(1)以下、正しい文章を2つ選べ。
a. ヒトの脊椎で最も大きな可動性を有するのは胸椎である。
b. ヒトの腰椎での彎曲の特徴は前彎である。
c.加齢とともに椎間板組織が変性する現象に比例して、腰痛の有訴者率も上昇する。
d.椎間板は関節軟骨と同様の均一な軟骨構成体である。
e. ヒトの頸椎は7ヶの骨より成り立っている。
(2)ヒトの頸椎は上位頸椎と中・下位頸椎に大別されるが、おのおのの特徴を簡潔に述べよ。
(3)34歳、女性。自殺企図での飛び降りにて受傷した。脊椎のどの部位の損傷を認めるか、正しいものを2つ選択せよ。
a.椎体
b. 椎弓
c. 横突起
d. 棘間靭帯
e. 椎弓根
放射線診断学部門・村上卓道(再試験)
問1. MRIについて正しいものはどれか。 解答( )
a. 体の炭素原子から信号を取る。
b. 体の窒素原子から信号を取る。
c. CTより時間分解能が優れている。
d. CTより空間分解能が優れている。
e. CTよりコントラスト分解能が優れている。
問2. MRIについて間違っているものはどれか。 解答( )
a. 磁石を利用している。
b. ラジオ波を利用している。
c.被曝はない。
d. 各組織にはMR値という絶対的な値がある。
e. 各組織にはT1,T2値という絶対的な値がある。
問3. CTについて正しいものはどれか。 解答( )
a. X線管球が体の長軸方向に平行移動しながら撮像する。
b. 体の短軸の断層像を撮像できる。
c. 画像表示の濃淡は相対的な表示である。
d. 鉄系の造影剤を用いる。
e. Gd(ガドリニウム)系の造影剤を用いる。
問4. CTやMRIの見え方で間違っているものはどれか。 解答( )
a. CTでは石灰化は白く見える。
b. CTでは脂肪はは黒く見える。
c. CTでは造影剤を使うと黒くなる。
d. MRIでは空気から信号は得られない。。
e. MRIでは皮質骨(石灰化)から信号は得られない。