神経系チップス

変更:課題提出は7月31日(月)解剖学教室前廊下のボックスに入れてください。


7/25日  一部、学習チップスに掲載がもれているものがありました。以下、追加、変更します。これで最終とします。


重吉第二回(7/6) 脊髄伝導路寺島教科書 p.152-169

1. 脊髄の感覚の上行路、随意運動の下行路についてその径路を各レベルの断面図を書いて、示すことが出来る。

2. 脊髄の主要三伝導路が交叉する部位を示すことが出来る。これは特に重要。

3. 脊髄の主要三伝導路がニューロンを替える部位を示すことができる。

4. 解離性感覚障害の起きる原因を説明できる。ブラウン・セカール症候群を説明できる。

5. 脊髄空洞症、脊髄癆、前脊髄動脈症候群の神経障害がどうして生じるのか絵を描いて説明できる。


実習第二回(7/18)

1. 大脳の水平断、前額断の絵を書くことが出来る。 (尾状核、内包、被殻、淡蒼球、視床、脳室などを書くことができる必要がある。)

2. 中脳、橋、延髄の水平断の絵を書くことが出来る。

3. 小脳歯状核の位置と歯状核の細胞の線維結合について絵を書いて説明できる。


実習第一回目(7/11) 以下、絵を描いて説明できるようにしてください。

1. 脊髄の頚膨大断面と腰膨大断面の違いは?どうしてその違いが生じるか?

2. 脳底部の動脈はどのように走行するのか?

3. 脳神経の出るところはどこか?

4. 橋と小脳をつなぐものはなにか?

5. どのような線維がとおるのか?赤核が連絡する代表的構造物はなにか?

6. 小脳歯状核はどのような線維を受け、どのような領域に線維を出力するのか?


重吉 7/18 講義分

1. 視床下部の役割。 視床下部の主な諸核の位置を図に描いて説明できる。視床下部の主な諸核の役割を説明できる。 恒常性を視床下部がどのようにしてコントロールするのか。

2. 神経内分泌とはなにか説明できるようにしてください。 下垂体前葉、後葉と視床下部の解剖学的、つながり

3. 機能的関連について説明出来ること。 視床下部における食欲のコントロールについて説明できること。

睡眠講義

特に学習チップスはありません。講義を聴いて理解しているかどうか判定できる問題を出すかもしれません。

重吉講義

1.視床下部の役割。 視床下部の諸核の主な役割。 恒常性を視床下部がどのようにしてコントロールするのか。

(フィードバックという概念が重要。ホルモンの調節以外にどのような方法があるか。)

2.神経内分泌とはなにか説明できるようにしてください。 下垂体前葉、後葉と視床下部の解剖学的、

3.機能的関連について説明出来ること。 視床下部における食欲のコントロールについて説明できること。

###以上を絵を描いて説明できるように。

重吉 講義分 臨床神経解剖2

1. 症例1 (ブラウン・セカール症候群)症状に関与する伝導路を記入して、局在診断ができる。 

2. 症例2(Weber症候群)。各症状をどの神経伝導路が傷害されているのか を指摘したうえで、 障害部位を指摘できる。 眼球の回旋運動がどうして生じるのか説明できる。 

3. 症例4は多発性硬化症あるいはNMO 対光反射のみで視神経の障害とどうしてわかるのか。  また、視覚の伝導路の諸処の障害とその視野の障害を対応づけて理解する。

重吉 講義 脳神経の核について理解する。

 1.SVE, GSAなどの略号で示される脳神経がどのような機能を持つか説明できる。 

2.脳神経核の位置を説明できる。発生過程の問題。 

3.おのおのの脳神経の機能を説明できる。(特に動眼神経、三叉神経、顔面神経が重要。) 

4.顔面神経の中枢性の麻痺と末梢性の麻痺について、見分け方を説明できる。 

5.三叉神経に含まれる線維が脳幹のどの核と関連しているかを説明できる。  6.対光反射の径路を説明できる。

7.MLF症候群を説明できる。

8.PPRF症候群を説明できる。

9.輻湊反射と対光反射の経路の違いを説明できる。

重吉

 1.脳の分類 2.大脳皮質の区分け、おのおのの機能 3.連合線維、交連線維とは   4.内包とはなにか。 5.線条体の位置、尾状核と被殻が分かれた理由。 6.脳脊髄液の通り道 7.中脳の重要な構造、大脳脚、黒質、中脳水道  8.それ以外の脳幹部の構造 9.小脳の構造と脳幹とのつながり。小脳の役割 10.前脊髄動脈の閉塞はどのような症状をもたらすか。 

CTMRI特別課題

“CT, MRI解体新書P.8, 9,16, 17を範囲とします。

スケッチレポートの提出について。

実習スケッチ提出は当日。

課題提出は7/31(月)まで。解剖学教室前のボックスにいれてください。

 

長野

脳の動脈の分布と血管障害による症状を説明できる。

海綿静脈洞の構造を図示することができる。

内頸動脈海綿静脈洞瘻でみられる症状の原因について説明できる。

骨、髄膜(3種類)、脳の関係を図示できる。

脳脊髄液循環および循環障害について絵を描いて説明できる。

急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、クモ膜下出血で認められるCT像について

説明できる。

 

松尾

脳の発生、先天異常

1.外胚葉由来の器官について説明できる。

・ラングマン発生学:第6章発生第3周から第8周まで;胚子期

・配布プリント

 

2.神経堤(neural crest)細胞由来の組織について説明することができる。

・ラングマン発生学:第6章発生第3周から第8周まで 81頁-83

18章中枢神経系 320頁-321

・配布プリント

 

3.神経系の分化および脳の分化、特に大脳皮質の発生について説明することができる。

・ラングマン発生学:第18章中枢神経系 318頁-319頁、326頁-337

・配布プリント

 

4.先天異常(congenital anomalies)の成因および分類について説明することができる。

・ラングマン発生学:第9章先天異常と出生前診断

・ラングマン発生学:葉酸の先天異常予防効果84頁、326頁、340

・配布プリント