神経免疫疾患の発症および予後に関与する因子に関する研究に参加された方へ
神経免疫疾患の発症および予後に関与する因子に関する研究
1.研究の対象
2017年以降~現在まで、当院に通院中の神経免疫疾患の患者さん
2.研究目的・方法
神経免疫疾患は、中枢神経系では多発性硬化症や視神経脊髄炎、末梢神経系ではギラン・バレー症候群や慢性炎症性脱髄性多発神経炎、筋疾患では重症診無力症や多発性筋炎、などを指します。いずれも病態の詳細は不明であり、根本的な治療法は見つかっていません。
神経免疫疾患の発症や予後には、生まれつきの体質や人種差(先天的因子)に加えて、生活習慣や感染症など(後天的因子)が重要であると推測されています。しかし、これらの情報は不足しており、参考にできるデータは極めて少ないのが現状です。本研究では、神経免疫疾患にて当院に通院されている患者さんのカルテ情報から、発症や予後に関連しそうな後天的因子を集めて調べます。有用な後天的因子を見出すことができれば、今後の神経免疫疾患の診療に役立てることができます。研究期間は2029年03月31日までです。
3.研究に用いる情報の種類
通常診療で得られた、診察所見、血液検査結果、脳脊髄液検査結果、MRI画像所見を診療カルテから収集します。本学単独研究であるため研究用に取得した情報は二次利用や他施設への提供は行いません。
4.お問い合わせ先
本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:
研究責任者: 桑原 基 近畿大学病院 脳神経内科
大阪狭山市大野東377-2 電話072-366-0221
OPTOUT
2022/01/19 14:40