老年看護学|近畿大学附属看護専門学校

看護学の紹介Science of Nursing

老年看護学

到達目標

老年看護学

超高齢社会という言葉を聞いたことがありますか。我が国では2020年に65才以上の方が人口の30%を越え、多くの高齢者の方たちが生活する社会となります。

この社会背景をふまえて、講義では、まず高齢者の理解を深めると同時に介護保険制度を含めた社会制度を学びます。次に看護の方法について学習し、3年次には臨地実習で学びを深めます。 老年看護学では、

老年期にある対象を理解し、その方たちに合わせた看護の方法を考え、提供できるように学習していきます。

到達目標を果たすための実習内容や方法

老年看護学総論では、高齢の方たちを理解するために、「老化」についていろいろな側面から考えていきます。身体の老化を実感できる装具をつけ疑似体験を通して、高齢者の心理面の理解も深めます。
また、65歳以上の方が人口の30%を占める超高齢社会の現状についての学習もしていきます。多くの高齢者を支えるため、介護保険制度をはじめとして、様々な社会福祉保険制度についても学びます。

老年看護学方法論Ⅰ・方法論Ⅱでは、高齢の患者さまを看護する方法を学びます。食事や身体の移動、身体を清潔にするための方法など、日常生活の援助技術を授業や学内実習を通して学んでいきます。

また、看護技術の習得だけでなく、高齢の患者さまにとって適切な看護を考える授業もあります。高齢の方を尊重しながら、その人に合わせた看護を提供する方法を考えていきます。
そして、認知症の高齢者の看護についても学習します。まず、認知症を理解し、認知症の高齢者との関わり方を学びます。高齢者が増加の一途をたどっている中、認知症高齢者も増加しています。しかし、関わり方によって、その人らしく生きていただくことが可能であり、そのような看護の方法について、学習していきます。

3年次になると、高齢の患者さまを受け持たせていただき、実際に援助を提供します。高齢の患者さまに合わせた看護を実践できるよう、臨地実習で学習を深めていくのです。

看護学を通して学んで欲しいこと

人生の先輩である高齢者の方から、多くのことを学んで欲しいと思います。目上の人としてその人を尊重する態度や姿勢を習得して下さい。

老化による様々な影響を受けている方や、認知症のある方たちを『弱者』としてとらえるのではなく、そういった方たちが最後までその人らしく生きていただくため、看護としてどのように関わっていくのかを常に考えられるよう、学習を続けて欲しいと思います。