ABOUT US教室について

教室理念

環境医学・行動科学教室(旧衛生学教室)は初代笹川祐成教授(1974~1992年)、第2代の目黒忠道教授(1992~2006年)と続く伝統ある教室です。現在の教室スタッフは奥村二郎教授、安田直史教授(社会連携センター)、東賢一准教授、奥野洋子准教授(総合社会学部)、水越厚史助教の教員と非常勤講師、定時職員により構成されています。教室員間で密な連携を保ちつつ、各自独創的な研究テーマに取り組み大きな成果を上げています。
教育は、医学部1年生の学外施設実習、総合医学、医学総論I・II、環境と社会、院内実習、2年生のチュートリアル、4年生の社会医学(ユニット1)、5・6年生の臨床実習、付属看護専門学校(公衆衛生学)などの講義・実習を担当し、教室員のサポート及び学生の主体的な参加により取り組んでいます。(さらに https://www.med.kindai.ac.jp/hygie/ の該当学年をクリック)

教授メッセージ

こんにちは、環境医学・行動科学教室の奥村二郎です。教室の研究テーマは、環境保健の分野における健康影響評価です。我が国では稀な教室ですが国際的には課題の多い分野となっています。教育は1、2、4、6年を担当し、生涯に渡って公衆衛生の考え方(マインド)が活かせるよう、少人数の教員が一致団結して、日々丁寧な医学教育を目指しています。
まず、私の紹介ですが、近畿大学医学部の3期生で、近大病院で成人の気管支喘息の診療を7年間行った後、臨床医をやめて厚生労働省に入省しました。いきなり救急救命士法を書き下ろすことになり、近大病院の救命センターや近隣病院での当直の経験が活かせることになり、“法律づくり”にはまってしまい20年ほど過ごしました。その中で、環境省に出向し大気汚染防止法を2度改正した際、リスク評価の手法を使ったベンゼンの大気環境基準の新基準を設定することになり、今度は環境保健にはまりました。大気汚染は昔懐かしい気管支喘息の誘因で、臨床の時代を思い出し楽しいひとときを過ごしました。そんな折、近大に戻ることになり、研究テーマは迷わす環境保健でした。今は、一般環境中の化学汚染物質(複数)によるアレルギー疾患の探索にはまって、報告の多い職場での汚染物質を一般環境における患者さんを含めて一人一人しらみつぶしに探して行こうというものです。気がつくことがあれば、是非当教室までご相談ください。
最後に、教室メンバーの紹介ですが、まずは、准教授の東賢一先生で、化学メーカーに長く勤めた後、環境衛生の大学院を卒業して当教室に入り、その後は室内の空気の質を研究する分野で目覚しい成果・業績が多数あります。総務省の公害等調整委員会の専門委員を始め環境省、経済産業省の委員などを兼務、またWHO(ジュネーブ)のガイドラインの委員など、大学の現役教員の想定外の仕事も多く国内外から招かれています。
そして、講師の水越厚史先生ですが、環境学の大学院を卒業後、東京都立の研究所から来ました。こちらも、若くして所属学会の理事、分野別や地区別の研究代表なども引き受けるなど、若手としては想定外の大活躍です。今後は、自らの研究成果の蓄積を期待したいところです。その他、常勤の助教や学生のアルバイトも随時募集中です。気がねなく声をかけてください(内線3275、メールhygiene@med.kindai.ac.jp)。

奥村 二郎
OKUMURA Jiro
教授