近畿大学医学部内科学教室心療内科部門Department of Psychosomatic Medicine, Kindai University, Faculty of Medicine

入局希望者へ

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専門研修

教授からのメッセージ

ここには未来と仲間があります。患者さんのため、その家族のため、そして社会に役立つ新しい医療のために、ぜひ一緒にやっていきましょう!小山敦子

専門研修・心療内科セミナー・入局説明会のお知らせ

今年度は終了しましたが、医学生、初期研修医、後期研修医、医師を対象に、随時受け付けております、医局長の阪本亮()までご連絡ください。

当科で取得可能な資格

(心療内科中心コース、緩和医療中心コース、片方のみの選択も可能です)

見学等希望者の方へ

当科では医学生、初期研修医、後期研修医の見学を受け付けていますので、お気軽に、医局長の阪本亮()までご連絡ください。

研修プログラム

新専門医制度における心療内科専門医について

2018年度から新しい専門医制度へ変わり、心療内科専門医が内科専門医のサブスペシャリティとして位置づけられる予定となりました。それにより、2017年度で初期研修が終わられる研修医の先生方から心療内科専門医を取得するためには、まずは新しい制度での内科専門医を取得することが必要になります。また、新しい制度の内科専門医を取得するためには初期研修終了後に内科専攻医としていずれかの基幹病院の内科専門研修プログラムに所属し、3年間の幅広い内科研修を行う必要があります。ただし、内科専門研修を行いながら、心療内科などの内科サブスペシャリティ専門医研修も並行して研修することは可能となっています。

新専門医制度(2018年度~)

新専門医制度(2018年度~)

近畿大学病院心療内科の後期専門研修システム(2019年度~)

① 臨床研修コース(心療内科中心コース)

初期臨床研修を終了後、近畿大学病院心療内科において約1-2年間、主に入院主治医として心療内科の研鑽を積んでいただきます。その後、希望がある場合には、約1-2年間、外来も担当していただきます。また、これと並行して後期研修初年度より3年間は内科専攻医として近畿大学病院の内科専門医養成コースに登録し、心療内科に軸を置きながらも、必要に応じて内科専門医取得のために心療内科以外の内科領域を広く経験していただきます。
研修終了後、入院・外来主治医として心療内科の専門性を深め、心療内科専門医の取得を目指します。緩和医療・サイコオンコロジーをサブスペシャルティーとして希望される方は、緩和ケアチーム医や緩和ケア入院・外来主治医として、研修を重ねることで緩和医療専門医・認定医、精神腫瘍登録医他の取得も可能です。当科では内科認定医/専門医と心療内科専門医に加え、緩和医療専門医も複数在籍しております。

② 臨床研修コース(緩和医療中心コース)

初期臨床研修を終了後、近畿大学病院緩和ケア科、緩和ケアチームにおいて約2年間、主に入院主治医および緩和ケアチーム医師として緩和ケアの研鑽を積んでいただきます。その後、希望がある場合には、約1年間、緩和医療に必要な心療内科研修や近畿大学内の臨床各科での研修を行っていただきます。内科専門医養成コースには登録されません。
研修終了後、入院・外来主治医として緩和ケアの専門性を深め、緩和医療専門医・認定医、精神腫瘍登録医の取得を目指します。心療内科をサブスペシャルティーとして希望される方は、心療内科入院・外来主治医として、研修を重ねることで心療内科登録医の取得も可能です。心療内科専門医取得を希望される方は心療内科コースを選択ください。

新内科専門医制度に沿った研修プログラム(2019年度~)

 新専門医制度は発足間もない時期にあるため、今後さまざまな変更がなされる可能性があります。当科に入局していただいた先生方には充実した研修ができるように適宜対応していく予定です。出産、育児、その他の理由で必ずしも早急な専門医取得を希望されない場合でも、各先生方のご希望やペースにあったプログラムになるように柔軟に対応させていただきますので、何でもお気軽にご相談下さい。現在の年度で初期研修を終えられる予定で、次年度に近畿大学病院心療内科への入局を希望され、同時に内科専攻医として近畿大学病院内科専門医養成コースへの応募をお考えの方は、できるだけ早めに心療内科医局までご相談ください。

③ 研究コース(大学院進学・留学)

 当科入局後に約3年間の臨床経験を積んだ後、近畿大学大学院へ進学することができます。また、希望により他施設で研究を行うこともできます。大学院生として4年間にわたり、基礎あるいは臨床・疫学研究を行います。その成果を研究論文にまとめ、医学博士の学位取得を目指します。学位取得後に海外留学も可能です。

心療内科以外で既にキャリアをつまれている先生方の短期研修・入局

 どの専門領域においても臨床経験を重ねていくと、心身医学的対応が重要になる患者さんを一定数必ず経験すると思います。多くの臨床医が心身医学的対応の重要性を感じながらも、現在の医学教育ではそれを学ぶ機会が少ないため、その対応に苦慮されていることも多いのではないかと思います。当科では「診療の幅を広げるために、心身医学を学びたい」という医師の方々を対象に短期研修も受け入れています。研修開始時期は随時受け付けております。期間については数か月から数年単位の病棟業務を中心とした研修、あるいは一定期間の外来研修などが可能です。各々の先生方のご希望やご事情に合わせ、相談の上、柔軟に対応させていただいています。また、セカンドキャリアとして心療内科へ進みたいという方の入局も随時受け付けています。まずはお気軽にご連絡・ご相談ください。