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診療科

泌尿器科

手術・症例件数実績(2021年1月〜12月)

  • 前立腺がん
    前立腺がん手術(前立腺全摘術)ロボット手術の症例数 49例
  • 腎がん
    腎細胞がん手術の年間症例数 46例
  • 膀胱がん
    膀胱がん手術の年間症例数 151例

診察している特殊(専門)疾患

一般泌尿器科(血尿の精査・前立腺肥大症・尿路感染症・小児泌尿器科・膀胱尿管逆流症・尿路性器先天異常など・腎嚢胞 ・性機能異常など)はもちろんの事、特に尿路性器腫瘍(膀胱癌 ・腎癌 ・精巣癌 ・陰茎癌 ・副腎腫瘍 ・他の後腹膜腫瘍など)、神経因性膀胱(排尿障害・尿失禁など)、尿路結石症、腎移植(献腎・生体)に重点をおいた診療を行っています。

外来診療日一覧

○…初診・再診とも診療 □…初診のみ診察 △…再診(予約)のみ診察 ー…休診

担当医師案内

★は、ご紹介患者さまの予約枠があります。

   
泌尿器科全般 AM (初・再)★藤田 和利
(初・再)杉本 公一
(初・再)藤本 西蔵
(初・再)★吉村 一宏
(初・再)★南 高文
(初・再)橋本 士
(初・再)森 康範
(初・再)杉本 公一
(初・再)吹上 健(1・5週)
吉村 悠(2週)
谷口 航生(3週)
徳野 貴也(4週)
(初・再)★藤田 和利
(初・再)南 高文
(初・再)★豊田 信吾
(初・再)★吉村 一宏
(初・再)★菊池 尭
(初・再)★北 博行
PM (再)杉本 公一
(初・再)★藤本 西蔵
(再)吉村 一宏
(再)南 高文
(初・再)★橋本 士
(初・再)★森 康範
(初・再)杉本 公一
(再)藤田 和利
(初・再)★南 高文
(初・再)豊田 信吾
(再)植村 天受
(初・再)菊池 尭
(初・再)北 博行
移植 AM          
PM     (初・再)★森 康範 森 康範 ★森 康範
西岡 伯
林 泰司(交替制)

診療スタッフ

専門医資格について

担当医師名 専門分野 専門医資格
藤田 和利 主任教授
藤田 和利
尿路悪性腫瘍、男性不妊症 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本臨床腎移植学会腎移植専門医
吉村 一宏 教授
吉村 一宏
尿路結石、内視鏡手術 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本内分泌外科学会内分泌外科専門医、日本臨床腎移植学会腎移植専門医
野澤 昌弘 准教授
野澤 昌弘
尿路悪性腫瘍 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
南 高文 准教授
南 高文
尿路悪性腫瘍 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本性機能学会性機能専門医
森 康範 医学部講師
森 康範
腎移植、腎不全 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本臨床腎移植学会腎移植専門医
医学部講師
杉本 公一
尿路悪性腫瘍 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本臨床腎移植学会腎移植専門医
医学部講師
橋本 士
下部尿路機能障害 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本排尿機能学会専門医
医学部助教A
菊池 尭
腎移植、腎不全 日本泌尿器科学会泌尿器科専門医、日本臨床腎移植学会腎移植専門医
医学部助教A
豊田 信吾
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
医学部助教B
藤本 西蔵
日本泌尿器科学会泌尿器科専門医
医学部助教B
北 博行
泌尿器科一般
専攻医
吹上 健
泌尿器科一般
専攻医
吉村 悠
専攻医
徳野 貴也
専攻医
谷口 航生

診療内容

  1. 血尿…理学的所見、検尿・尿沈査・血液検査やレントゲン検査などにより原因疾患を調べます。膀胱鏡検査を行うこともあります。
  2. 排尿障害…排尿時疼痛、尿失禁、頻尿、尿線狭小化・途絶、尿勢減弱等々に関して理学的所見、神経学的検査、血液検査やレントゲン検査などにより原因を調べます。
  3. 尿路性器の疼痛…結石や腫瘍などを鑑別するため、理学的所見、検尿・尿沈査、血液検査やレントゲン検査などを行います。

特色

  1. 尿路性器悪性腫瘍…根治が期待できる症例は手術療法が主体ですが、化学療法、放射線療法なども組み合わせた集学的治療計画を立てます。
  2. 前立腺癌は最近増加傾向にあり、触診、腫瘍マーカー、経直腸エコーで疑わしい所見があれば積極的に針生検を行い早期発見に努めています。前立腺癌小線源治療(Brachytherapy)や強度変調放射線治療法(IMRT)も行っています。
  3. 悪性腫瘍に対する手術療法は腎癌、腎盂癌、前立腺癌、膀胱癌を中心に体腔鏡やダヴィンチ手術支援ロボットによる治療も積極的に行っています。
  4. 進行した難治性尿路性器腫瘍に対しては、独自に開発されたペプチド癌ワクチンによる最前線の免疫療法を施行しております。
  5. 前立腺肥大症…最近では薬物療法も発達し第一選択になります。手術療法では経尿道的切除術が主体となります。
  6. 腎移植…大阪府下における献腎移植(登録)施設の1つとして認定されています。また、生体腎移植も希望される方がおられましたら当科で対応できます。
  7. 神経因性膀胱…神経疾患、糖尿病、骨盤内手術後などに合併した排尿障害に対し、ウロダイナミックス(尿流量率、尿道内圧、膀胱内圧測定、括約筋筋電図により蓄尿、排尿機能を総合的に判定します)などの結果をもとにQOLを念頭において膀胱、腎機能温存を第一の目的とした最適な尿路管理法を検討します。
  8. 尿失禁…中高年女性に比較的多い尿失禁に対しては、薬物療法や骨盤底筋群体操などを第一選択とし、手術適応例には積極的に尿失禁防止手術を施行します。
  9. 尿路結石症…対外衝撃波結石破砕術(ESWL)が主体ですが、結石発生原因を検索し再発予防に重点をおいた治療をしています。
  10. 膀胱尿管逆流症…軽症例に対しては、内視鏡的逆流防止術を積極的に行っており、入院期間も数日です。
  11. 男性更年期…中高年男性の男性ホルモン低下による諸症状(意欲低下、うつ症状など)や勃起不全などに対してはカウンセリングを含めた総合的な治療を行っています。

研究内容

  1. 尿路悪性腫瘍は遺伝子研究を含めた診断治療の新しい標的分子の同定からマーカや治療法の開発までトランスレーショナルリサーチを目指しています。
  2. 移植腎の長期生着をめざし免疫抑制療法の工夫および免疫寛容導入の研究をしています。
  3. 排尿機能に関して神経生理学に立脚した基礎的研究をしています。
  4. 女性医学という新しい概念で、尿失禁について広範で高度な治療法を研究しています。
  5. 結石発生原因を分子生物学的に探求しています。

関連リンク

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