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診療科

救命救急センター/救急外来

診察している特殊(専門)疾患

救命救急センター

3次救急疾患全般
  • 重度外傷
  • 特殊救急疾病
  • 急性心筋梗塞
  • 脳血管障害
  • 急性肝不全
  • 重症急性膵炎
  • 重症消化管出血
  • 急性中毒
  • 広範囲熱傷
  • 四肢指切断
  • 急性大動脈疾患等
  • 重症敗血症など

救急外来

  • 緊急の治療を要する急性疾患

診療スタッフ

専門医資格について

担当医師名 専門分野 専門医資格
篠崎 広一郎 教授/センター長
篠崎 広一郎
救急科全般 日本救急医学会救急科専門医、日本集中治療医学会専門医、日本外科学会外科専門医、米国救急専門医
重岡 宏典 教授
重岡 宏典
消化器外科、一般外科 日本消化器外科学会消化器外科専門医、日本外科学会外科専門医
太田 育夫 准教授
太田 育夫
救急科全般 日本救急医学会救急科専門医、日本消化管学会胃腸科専門医
植嶋 利文 講師、副センター長
植嶋 利文
頭部外傷、災害医療 日本救急医学会救急科専門医、日本脳神経外科学会脳神経外科専門医
松島 知秀 医学部講師
松島 知秀
外傷、救急外科、熱傷 日本救急医学会救急科専門医
石部 琢也 医学部講師
石部 琢也
救急外科 日本救急医学会救急科専門医
専攻医
岩本 博司
救急科全般
専攻医
布谷 早樹子
救急科全般

循環器疾患・CCU:心臓血管センタースタッフが常時対応
脳卒中:脳卒中センタースタッフが常時対応

診療内容

救命救急センター

  1. CCMC(ICU)24床、CCU6床の30床で構成されている。大阪府南部を中心に和歌山県、奈良県からも患者を受け入れている。365日、24時間体制の3次救急施設である。
  2. 年間約1,000人の3次重症救急患者を治療している。外傷患者の割合は25%である。
  3. 院外心肺停止患者は年120例受け入れている。
  4. 救急総合診療センター(ER部)と連携を密にして2次から3次までの救急患者に対応できるシステムをとっている。
  5. 災害拠点病院である。
  6. DMAT(災害時医療派遣チーム)を有する。
  7. 大阪府南河内地域メディカルコントロール体制の基幹センターである。

救急外来(ER)

  • 原因疾患が明らかではない症状(発熱や各種痛み)や急な治療を要する症状(腹痛・意識障害)などに対して、初期診断と処置を行ない専門診療科へのスムーズな橋渡しを行う。特に心筋梗塞、脳卒中、消化管出血などの疾患を確実に専門治療につなげる。
  • プライマリ・ケア領域疾患については、初期診療を提供し、地域の医療機関の診療につなげる。
  • オーバーナイトベット(1泊のみの観察入院ベッド)を運用し、不確実性の高い患者の診断や急性期にある患者の診療を行い、翌日に適切な診療環境に引き継ぐ。

特色

救命救急センター

  1. 敗血症性ショック・多臓器不全に対する集中治療
  2. 重度多発外傷に対する集中治療
  3. 腹部実質臓器損傷や骨盤骨折に対するIVRを含めた高度医療
  4. 重度熱傷に対する戦略的治療
  5. 急性中毒に対する各種中毒物質のクロマトグラフィーを用いた測定・鑑定
  6. ドクターカー出動
  7. 重症急性膵炎に対する複数科連携による集中治療
  8. 消化管出血に対する緊急消化管内視鏡検査と治療
  9. 急性冠不全に対する治療(CCU)
  10. 院外心肺停止に対する高度医療
  11. 脳卒中に対するインターベンションを含めた治療
  12. 急性大動脈疾患に対する緊急医療
  13. 切断指の再接着治療

救急外来(ER)

急性期の状態にある患者の診断と初期治療に特化し、病院の窓口機能やセーフティネット機能、災害時におけるリザーバー機能をもつ。専門診療科や救命救急センターとの連携を軸に、コーディネイト型の疾病救急を提供する。
医学生や臨床研修医に診断推論やプライマリ・ケア教育を行い、他の医療専門職(看護師・薬剤師・救急救命士など)にもチーム医療教育を提供し、次世代の優れた医療従事者の育成にも役割を果たす。

研究内容

救命救急センター

  1. 重症敗血症の病能分析
  2. 重症急性膵炎の病態分析
  3. DICの病態分析
  4. 血球貧食症候群の病態分析
  5. ショック下のサイトカイン変動とその関連酵素の変化
  6. 臓器不全におけるchemical mediatorの変動
  7. アセトアミノフェン(APAP)肝障害におけるIL-1レセプターアンタゴニスト(IL-1ra)の病態生理学的役割解析
  8. 出血性ショックに対する高張食塩水輸液療法

救急外来(ER)

  1. 救急蘇生に関する研究
  2. 救急診療やプライマリ・ケアにおける教育の研究
  3. 急性期疾患に関する臨床疫学研究

関連リンク

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