学習チップス ユニット3−2 試験問題(本試験と再試験) ***試験は以下の学習チップスの項目より出します。******** 7/19長野担当 下記の語句について理解しておくこと。 眼房水の流れ 角膜 中心窩 視神経乳頭 網膜の細胞 脳への動脈分布 中硬膜動脈 脳脊髄液の循環 血液髄液関門 血液脳関門 海綿静脈洞
7月19日重吉講義分
視床下部
ホメオスターシスを視床下部がどのようにしてコントロールするのか。(フィードバックという概念が重要。ホルモンの調節以外にどのような方法があるか。)
神経内分泌とはなにか説明できるようにしてください。
下垂体前葉、後葉と視床下部の解剖学的、機能的関連について説明出来ること。
視床下部における食欲のコントロールについて説明できること。
視床下部視交叉上核の腹外側部と背内側部の網膜との関係における解剖学的な相違が、時差ぼけとどのように関係するのかを説明できる。。(解剖学ホームページのホームの{時差ぼけはどうして生じる?}という項目も参考にしてください。)
授業中時間が無かったので、どうして朝の光が重要か述べることができませんでした。以下に述べます。
体内時計は光で動きますが、動く方向が時間帯によって異なります。夜間の前半は、前に動き、夜間の後半は後ろに動きます。すなわち、朝方は体内時計時計は光によって前に動く。ヒトの体内時計は24.5時間くらいなので、毎日30分程度遅れることになります。すると、一日目に体内時計が環境に合っていたとしても、30分遅れますので、環境は朝になって明るくなっているのに、体内時計はまだ夜のままであるという時間帯が朝方に生じます。その時間帯の光は体内時計を前に動かしますので、体内時計が遅れた分を取り返すことが出来るということになります。よって、通常の状態では体内時計を動かすのは朝の光のみで、体内時計のためにも朝日を大切にしてくださいということになります。
7/12 重吉 講義分
症例2(Weber症候群)。各症状をどの神経伝導路が傷害されているのか
を指摘したうえで、障害部位を指摘できる。
症例3では大脳皮質のホムンクルスとは何かを理解。症状を説明できる
症例4では多発性硬化症、何が多発するのか。
対光反射のみで視神経の障害とどうしてわかるのか。
また、視覚の伝導路の諸処の障害とその視野の障害を対応づけて理解する。
7/10 重吉 講義分
臨床神経解剖の目標
大脳、中脳、橋、延髄、脊髄の各断面の絵を書いて、
そこに、障害を受けた神経路を書き込んで、局在診断ができる。
おのおのの神経兆候について、解剖学的に説明が出来る。
7/9 重吉 講義分
脳神経の核について理解する。
1.SVE, GSAなどの略号で示される脳神経がどのような機能を持つか説明できる。
2.脳神経核の位置を脊髄と対比した上で説明できる。発生過程の問題。
3.おのおのの脳神経の機能を説明できる。
4.どうして一つの脳神経に多くの機能が含まれるか説明できる。
5.顔面神経の中枢性の麻痺と末梢性の麻痺について、見分け方を説明できる。
6.三叉神経に含まれる線維が脳幹のどの核と関連しているかを説明できる。
7. BLINKING REFLEXの径路を絵を書いて示すことが出来る。
実習
大脳の水平断、前額断の絵を書くことが出来る。
菱形窩の絵を書くことが出来る。
中脳、橋などの水平断の絵を書くことが出来る。
本日(7/2)の講義 学習チップス 重吉担当
1. 脳の分類 2.大脳皮質の区分け 3. 連合線維、交連線維とは 4. 内包とは 5.線条体の位置 6.脳脊髄液の通り道 7.中脳の重要な構造、大脳脚、黒質、中脳水道 8.それ以外の脳幹部の構造、 9. 小脳の構造と脳幹とのつながり。 実習 内包への栄養血管はどこからでているのか。 脳底部の動脈の走行 中脳の構造
7/5 重吉講義分
脊髄の上行路、下行路についてその径路を各レベルの断面図を書いて、示すことが出来る。
交叉する部位を示すことが出来る。
ニューロンを替える部位を示すことができる。
応用問題
脊髄の一側のみの障害で運動、感覚にどのような症状が生じるかを考えてみてください。
次回小テスト
中脳の断面、橋の断面の絵を描けるようにしておいてください。