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武田 卓教授らの大学女性アスリートのPMS・PMDDに関する論文がJournal of Pediatric and Adolescent Gynecologyに掲載されました。

「大学女性アスリートにおける月経前症候群(PMS)月経前不快気分障害(PMDD)の実態調査」
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 月経前症候群(PMS)、その重症型の月経前不快気分障害(PMDD)は月経前の不快な精神、身体症状を特徴とし多くの女性のQOLを著しく損ないます。アスリートは、練習・試合からのストレスに加えて、活躍による周囲からの期待も大きいために、常に高ストレス下でプレーしていると推測されます。ストレスは、PMS・PMDDの増悪因子ですが、アスリートにおけるPMS・PMDDに関しては、世界的にもほとんど研究がおこなわれていませんでした。
 近畿大学体育会にはオリンピック選手を含む多くのトップアスリートが在籍しています。近畿大学東洋医学研究所の武田卓教授らは、学生部との協力のもとで近畿大学体育会所属の女性アスリートにおけるPMS・PMDDについての実態調査を行い、練習・試合への障害度を世界で初めて明らかにしました。
 小児思春期婦人科の世界的な学術雑誌であるJournal of Pediatric and Adolescent Gynecologyに掲載されました(Premenstrual syndrome and premenstrual dysphoric disorder in Japanese collegiate athletes. Takashi Takeda, Yoko Imoto, Hiroyo Nagasawa, Miyuki Muroya, and Masami Shiina)。また、11月に開催されます第29回女性医学会学術集会市民公開シンポジウム「女性アスリートのヘルスケアとその指針」のなかでも、研究結果を報告します。

2014/07/31 15:13

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