EDUCATION教育 / カリキュラム

カリキュラムの特徴

正常な人体の仕組み、働きやヒト疾患の病態を学びます。生化学の学習は、ともすると、物質や細胞内部での生化学反応のみ捉われがちですが、基礎的な内容を学習しながら、臓器・個体レベルにおける生化学反応の意義と、ヒト疾患とその治療といった視点に常に立ち返ることを考慮したカリキュラムとしています。

① 事例の提示

講義のはじめに、ヒト疾患あるいは最新論文の事例を提示し、各自が疑問点を抽出し、問題意識を持って講義に参加します。

② 講義

最新の知見を盛り込みながら、かつ基礎的な内容を網羅した知識を習得できる講義内容です。単元によっては外部の専門講師も招聘し、質の高い講義内容を提供します。

③ 演習

講義終了時に授業内容についての演習を行い、講義内容の理解度を自ら確認し、日々の復習に役立てるとともに、学習した知識を応用できる力を養います。

④ 実習

授業で得た知識を実践する場として捉え、代謝、タンパク定量、酵素反応等に関する実習を必修科目として行います。それぞれの実験終了後に提出するレポートを論文の形式に沿って作成することで、データ・引用文献の取り扱い等を習得します。