ABOUT US教室について

教室理念

小児外科部門は外科学教室の一員として外科学の基本を学ぶことを第一義とする。消化器外科学、呼吸器外科学、乳腺内分泌外科学、内視鏡外科学の基礎を学んだうえで、小児外科を学んでいく。小児外科学は成人とは疾患内容が大きく異なるが、実際の治療の中では非常に役立つものと考えている。

教授メッセージ

小児外科は非常に特殊な科であり、非常に専門性が高い科であります。消化器をはじめとして、呼吸器や体表疾患を扱うため、幅広い病気を取り扱います。また1000g未満の赤ちゃんから15歳までの子供さんを対象としているため、手術も非常に細かなものから成人と変わらないものまで多種多様です。まだ見たこともないような珍しい病気を扱うことも多くあります。このため一人一人の患者さんに接してきめ細かく病気を診ていく必要があります。同時に子供に対する気遣いが必要です。子供といかに仲良くなっていくかが重要と思っています。苦労して治療した子供が元気になり、成長する姿を見ることができるのは小児外科医冥利につきます。私たちの科ではこれからの世界を背負っていく子供たちを見守っていくことのできる人材を求めています。勿論、一人ではこのようなことはできません。チームワークが重要です。疑問点があればお互いが質問しあえるような環境を作っていきましょう。