ABOUT US教室について

教室理念

近畿大学医学部泌尿器科教室は、これまでに二人の国立大学学長をはじめとする多くの優秀な人材を輩出してきた伝統ある教室であります。当教室における診療理念は「恕の心」であります。特定機能病院として困難な病気を治療することが重要であることは言うまで
もありませんが、患者さんを病巣に限った視野ではなく、ひとりの人間として接する優しさが医師として何よりも必要と考えております。すなわち「患者が自分の親や子であったらどうするのか」を常に念頭に置いて診療するよう心がけています。その上で、新しい概念に基づく先進的医療を積極的に導入し、第一級の知識と技能、恕の心 を持った泌尿器科医集団を目指しています。

教授メッセージ

近畿大学医学部泌尿器科講座の藤田和利です。令和6年4月から教室の主任を担当しております。近畿大学医学部泌尿器科講座は初代栗田孝教授が腎移植、尿路結石、排尿障害の分野で礎を築かれ、2代目植村天受教授が泌尿器腫瘍学を発展させられました。2025年に50周年を迎え、二人の国立大学学長をはじめとする多くの優秀な人材を輩出してきた伝統ある教室です。近畿大学は南大阪唯一の大学病院であり、幅広い医療圏をカバーしています。日本でトップクラスの泌尿器科講座を目指し、泌尿器科腫瘍学を中心にアンドロロジー(生殖医療)、腎移植、尿路結石、排尿障害の分野で臨床、研究を一体として行い発展させていきます。また国際交流にも力を入れ、留学や国際共同研究を積極的に行いながら、和気藹々とした講座運営を行い、個々の医師が活躍できるよう教育をしていきます。よろしくお願いいたします。

藤田 和利
FUJITA Kazutoshi
主任教授