日本肝がん分子標的治療研究会

Japan Association of Molecular Targeted Therapy for HCC

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ご挨拶


突然の訃報でありました。

 

19回日本肝がん分子標的治療研究会の当番世話人でいらっしゃる松崎 靖司教授が2018129日突然、逝去されました。松崎先生はその2日前の肝臓学会東部会でもいつもの精力的なお姿で司会、会議などをこなされていただけに多くの肝臓学会の会員にとっても、にわかには信じがたいお知らせであったことと推察されます。誠に残念でなりません。早すぎる死であります。

 

松崎 靖司先生のご冥福を心からお祈り申し上げたいと存じます。

 

1210日に今回の研究会の事務局を務められている池上 正先生より訃報をお知らせ頂き研究会の準備状況についてのご報告を伺いました。池上先生からは第19回日本肝がん分子標的治療研究会の準備自体は概ね終わっていること、最終のプログラムもほぼ固まっているとのお話しを頂きました。そして松崎先生の遺志をついで立派に研究会を開催し成功させることこそが松崎先生に報いる道である、という東京医科大学茨木医療センター消化器内科の医局員全員の強いお気持ちをお聞きし予定通り是非開催して頂くことといたしました。

 

池上 正先生からは自らは世話人会メンバーではないことより代表世話人である私に「当番世話人代行」を務めてくれないかとの依頼を受けましたので形式的ではありますが私が「当番世話人代行」を務めさせて頂くことと致しました。また私の方からは池上 正先生に是非とも研究会の中で「松崎 靖司教授の追悼講演」を短い時間でも行って頂くことをお願いしたところ快くお引き受け頂きました。

 

松崎先生はこの度の研究会をMulti-TKI時代の幕開けの研究会であり、かつ平成最後の研究会と位置づけられ大変に熱い情熱をもってこの研究会を準備されてきた、と伺っております。様々な企画も松崎先生らしい魅力的な内容となっております。

 

故人となられた松崎 靖司先生を偲びながらも、これまで以上に活発に熱い討議を尽くして会を盛り上げて頂くことこそが何よりもこれまでお世話になった松崎先生に対する恩返しになる、と強く確信しております。従って皆様方におかれましては、これまで以上に多くの先生方にご参集頂き、熱気にあふれた研究会にして頂いて天の上からご覧になっている松崎先生に充分に満足して頂き豪快に笑って頂きたい、そのような研究会に是非ともしたい、と心から祈念して私からのお願いとご挨拶とさせて頂きます。



201812

19回日本肝がん分子標的治療研究会当番世話人 松崎靖司 教授

(第19回当番世話人代行 工藤正俊)