早期回復を実現するリハビリテーションにより、
患者さまに安心・安全の医療を提供しています.
- 京都大学から人工股関節置換術エキスパートの後藤公志主任教授が2023年4月着任
- 人工関節置換術に用いる次世代型ロボット支援手術システム「CORI」を日本初導入
- 赤外線誘導式人工膝関節手術支援ロボット NAVIO™ 導入
人工関節センターの使命(ミッション)
人工関節センターの活動内容
当院の人工関節センターの現況
わが国では毎年約15万例の患者が人工関節手術を受けております(矢野経済研究所、資料1).また、人口の高齢化に伴い高齢者を対象とする人工関節手術件数は年々増加しており、わが国の手術件数はこの10年間で2倍に増加しています.
実際、当科でもこの10年間に手術件数は2倍に増加しており(資料2)、人工関節手術は今後もニーズが高まって行く整形外科手術の一つであると考えております.
当院整形外科では4つの診療班(関節外科、脊椎外科、上肢外科、腫瘍外科)に分かれて診療を行なっております.
当科の関節班は人工股関節置換術のエキスパートである後藤公志主任教授を筆頭に、人工膝関節置換術のエキスパートである朝田滋貴非常勤講師、中川晃一医学部講師、山岸孝太郎医学部講師を含む6人の執刀医を擁し、毎年200例以上の人工関節置換術を行っています(資料2).
また、この分野に関する国際的な学術研究活動も継続的に行なっており多くの英語論文を公表して来ました.
さらに、全国から手術見学者が訪問しており、診療、研究、教育活動の3分野を高いレベルでバランス良く行なっています.
人工関節手術は感染症、脱臼、肺血栓塞栓症、動脈塞栓、神経損傷、破損、弛み、慢性疼痛、関節拘縮など様々な合併症が存在しますが、当科では臨床研究を進めるとともに、合併症を減らすために様々な工夫を行なって来ました.
その結果、直近10年で術後症候性肺血栓塞栓症はゼロとなり、術後インプラント周囲感染、同種血輸血実施率ともにほぼゼロとなり、人工関節置換術の在院日数短縮に成功しています.
人工関節手術は高齢者に対して行なうことが多いため、対象患者は心臓、肝臓や腎臓疾患や糖尿病などその他の内科的な併存症が存在する場合が多く、安全に手術を実施するためには、これら内科疾患に対応可能な総合病院が適切です.
当院整形外科が「人工関節センター」として活動することによって、質・量ともに更に高いレベルの医療を行えると確信しております.
また、研究成果を世界に発信し、優れた後進整形外科医の教育を行なうことは、人工関節手術成績のさらなる向上と地域医療に貢献するものと考えています.
スタッフ
後藤 公志 (主任教授・診療部長)
朝田 滋貴 (非常勤講師)
中川 晃一 (医学部講師)
山岸 孝太郎 (医学部講師)
森竹 章公 (助教)
橋本 晃明 (助教)
アクセス
お車でお越しの場合
駐車場は収容台数に制限があり、また駐車するまでに長時間お待ち頂くことがございますので、なるべく公共交通機関でのご来院をお願い致します。
電車でお越しの場合
最寄り駅の
・南海高野線 金剛駅
・泉北高速鉄道 泉ヶ丘駅
からのご来院が便利です。
バスでお越しの場合
*金剛駅からは
南海コミュニティバス4番
「狭山ニュータウン・泉ヶ丘」行き
*泉ヶ丘駅からは
南海コミュニティバス1番
「狭山ニュータウン・金剛」行き
にご乗車ください。
お問い合せ
お電話:072-366-0221(内線3212)
Fax:072-366-0206
E-mail:orthisho@med.kindai.ac.jp
手術見学ご希望の方は、山岸孝太郎医学部講師(k-yamagishi@med.kindai.ac.jp)までメールを頂ければ幸いです
人工関節手術をご希望の患者様のご紹介は、病院代表:072-366-0221にお電話頂き「地域連携課に繋いで下さい」とお申し付け下さい.関節専門外来のご予約をいたします.
詳しくは、
近畿大学病院HPの「医療関係者」のページをご覧下さい。
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