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TEL. 072-366-0221

〒589-8511 大阪府大阪狭山市大野東377-2

後期研修   新臨床研修プログラムPOST-RESIDENT

後期研修について

 リハビリテーション医療の対象疾患は、脳血管障害、外傷、神経筋疾患、呼吸器・循環器疾患、摂食・嚥下障害、高次機能障害、廃用症候群など多岐にわたり、リハビリテーション科医には幅広い臨床領域の専門的知識が要求されます。当院では後期研修において、大学病院という性質をいかし、多彩な疾患、障害を経験するこができ、それぞれの分野の専門医と連携をとりながら診療に携わることが可能です。呼吸ケアチーム、緩和ケアチームなど積極的にチーム医療に取り組んでおり、チーム医療のリーダーとして、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士、看護師、ソーシャルワーカーなどの専門職種と協力して先進的かつ総合的なリハ医療を実践することができます。週1回の新患紹介を主体とするカンファレンス以外に、呼吸器ケアチーム、緩和リハビリチームのカンファレンスを開催しており、症例の検討や処方の妥当性などについて、上級医はもちろん、他職種を交え議論できる環境にあります。

 当院の特色は、急性期病院であり、早期リハ、早期離床の重要性が院内で認識されているため、発症早期から退院まで患者さんの変化する病態に応じたリハビリテーション治療を経験できることです。大学病院という性質状、一般病院では経験しないような心臓手術後や肺切除後などの術後急性期のリハビリや、神経難病や頻度の少ない疾患のリハビリを経験することも可能です。国内外の学術集会への参加も奨励しており、貴重な症例も多い為、発表のチャンスが多く得られる環境にあります。

  一方、急性期リハビリテーションが主体であり、回復期症例が少ない点が欠点ともいえます。このため、部外(院外のリハビリ専門病院など)での研修期間も設定しております。
 当病院は日本リハビリテーション医学会認定研修施設であり、後期研修では日本リハビリテーション学会認定リハビリテーション科臨床認定医、さらには専門医を目指すためのプログラムも担っております。
 現在2名の後期研修医が所属しており、リハビリテーション専門医を取得するため研鑽中です。うち、1名は京都桂病院リハビリテーション科にて臨床経験をつんでいます。

 日本リハビリテーション医学会は女性医師の立場を尊重した処置を設けていることも特徴的で、当科においても産休、育休経験者が複数名在籍しています。女性医師だけでなく男性医師にとっても家庭生活を犠牲にすることなく、子育てをしながらでも専門医を目指せる雰囲気が当医局の最大の特徴といえます。ぜひ当科での後期研修をご検討ください。



近畿大学医学部付属病院
リハビリテーション医学

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