ユニット1 第4と第5週 Tipsと試験範囲
***試験(5月19日 10:15 第9講義室)範囲は掲載した学習Tipsそのままとする****
医学英語
Gray’s Anatomy for Students: p323-324の講義で解説した文章、図のキーワードの和訳、英訳。 単語テスト Gray’s Anatomy for Students p323-324の図に書かれている単語と、医学英語で訳した本文中(範囲は医学英語と同じ)のキーワードの和訳、英訳。特に和訳の漢字、英訳の綴りが正確であるかどうか。
5月17日:胸部CT解剖(放射線医学・小塚 健倫)
1.CT検査の特徴を簡単に説明できる。 2. 人体構成成分とCT画像の見え方との関係を説明できる。 3. 肺・縦隔・胸壁の主な構造について名称と相互関係を説明できる。 4. 肺・縦隔・胸壁のCT像について位置と名称を説明できる。
5月17日:CTでみる腹部内臓(放射線医学・村上 卓道)
CT画像で各臓器の場所を指摘できる。
5/16(水)テュートリアル 蠕動運動がどのような構造を基本にして生じるか説明できる(組織学的説明をしてください)。 食物が通る構造とおのおのの役割を説明できる。 5/14(月)テュートリアル 嚥下の過程について絵を用いて説明できる。 胃に隣接する臓器について絵を書いて説明することができる。 以下、自分で調べてください。 胃や腸の運動を組織レベルで(顕微鏡レベルで)説明できる。 5/16(水)重吉講義 脊髄の絵を書いて、そこに出入りする神経線維の要素について説明できる。 脊髄を包む膜構造は重要。 Somiteは何を規定するのか。 自律神経系で使われる神経伝達物質は? 脊髄を去って、シナプスを作る部位を臓器別に認識せよ。 自分で調べてください。 腸管の神経叢をどうしてつくる必要があるのか?(単純にニューロンを交換するだけではなく神経細胞体が集合しているのはどうしてか? 蠕動運動に使われるからというだけでは得点は取れません。神経細胞の集合がどうして必要なのか考えてみてください。) 古河講義 局所解剖18 1.首の深層の筋、脈管、内臓を支える疎性結合組織について 2.頚部交感神経幹の神経節から出る末梢枝について 3.甲状腺の血液供給はどこから(甲状腺と血管を図示) 局所解剖19 1.心膜洞とは 2.心臓神経叢とは何か 3.刺激伝導系について(心臓の内景を図示し説明せよ) 局所解剖23 1.網嚢はどうしてできたか 2.腹部の臓器に分布する動脈と静脈について 3.胃に分布するリンパ節およびリンパの流れについて 実習 §40 1.冠状動脈の分布について(図示) 2.冠状静脈洞について(図示) §41 1.房室口と動脈弁(線維三角) 2.櫛状筋、中隔縁柱、動脈円錐とは §42 1.迷走神経の走行(頚部・胸部の図示) 2.胸腔内面の交感神経幹、胸管、奇静脈などの走行を図示説明 §44 1.胃間膜について 2.網嚢について §45 1.腹腔動脈とその分枝(胃の周辺)について 2.門脈とその枝について 3.迷走神経の分布について §46 1. 空腸と回腸の区別 2. 結腸と小腸の区別 §47 1.胃の外景と内景
古河担当講義 局所解剖10 1.腕神経叢の根、幹からおこる枝で損傷を受けた場合、どのような症状になるか、また関係する神経、筋および皮膚の支配領域について考えよ。 2.上腕の下部、肘部、前腕の遠位部、手根部で損傷を受けるとどのような症状になるか、また関係する神経、筋および皮膚の支配領域について考えよ。 局所解剖11 1.屈筋支帯と伸筋支帯に対する骨、腱、神経の位置関係について。(手首の横断面) 局所解剖12 1.新生児から成人に至るまでに脊柱はどのような変化をもたらしたか。 2.固有背筋は、脊柱の正常彎曲を維持するうえに不可欠な役割を果たしているといわれる理由は何か。 3.脊柱の運動が最もよく行われる部位はどこか。その理由は何か。また運動の制限される箇所があればその部位と理由を説明しなさい。 局所解剖13 1.脊髄の被膜について説明しなさい。 2.脊髄の血管系について説明しなさい。 3.仙骨神経叢の枝の麻痺について。 局所解剖14・16 1.鼠径管の発生について。 2.鼠径管壁の構成で、潜在的な弱さを最小とするようになっているかを考察しなさい。 3.第1腰椎のレベルで、腹直筋鞘はどのように構成されるか。 4.腹筋の作用について。 局所解剖17 1.側面から見た縦隔の区分を図示し、第5胸椎のレベルで存在する主な構造を前方から後方に順に並べなさい。 2.肋間筋の作用について。 3.横隔膜の作用について。 実習(古河担当) §26 1.胸腰筋膜の構成について 2.横突棘筋の構成について §27 後頭下における筋、血管、神経の走行について §28 1.柱後面の靭帯について 2.脊髄の横断面(椎間孔の高さ) §29 胸郭について §30 1.下腹部における筋膜について 2.鼠径管をつくる三つのアーチについて 3.腹壁の筋の横断図 §31・§32 1.白線、腹直筋鞘について 2.深鼠径輪における腹膜と横筋筋膜の関係について §33 臍のヒダについて §35 前胸壁内面で観察されるもの §36 胸膜と心膜について §37 1.肺根の内容を構成するものについて 2.気管支の分枝と肺の区域について §38 1.心臓に分布する神経について 2.横隔神経の走行について §39 1.縦隔とは 2.縦隔の内容物は 3.心臓に出入りする大血管について
5/11の重吉講義
鼡径管の発生、どのような構造か、精索の中を何がとおるか。
indirect, direct, femoralの各々のヘルニアについて、病態、鑑別法を解剖学的構造に言及して述べることができる。
以下は自分で勉強してください。
子宮円索とはなにか。
鼡径ヘルニアで命の危険が生じる事態がある。なにか。
指定英文の問題ーーp.264,265---特にヘルニアの鑑別診断重要。strangulationとはなにか。
5/11(金)チュートリアル
胸膜腔の概念の理解。何でできているか、どこで折り返されているか。胸膜腔が広がるのはどんなときか。
5/9(水)チュートリアル
横隔膜がどうして呼吸に使われるのか。また、肺胞自体は呼吸運動に対してどういった役割を担うのか。(肺胞の組織学的理解が重要。)
腹式呼吸と胸式呼吸のちがいは。
深呼吸とはなにか。
しゃっくりはどうして生じる。
声はどうしてでるのか。喉頭の筋、声帯の働きなどについても、調べてください。
5/7(月)チュートリアル
呼吸について、吸気と、呼気がなぜ可能なのか解剖学的に説明できること。筋肉だけではなく、胸郭が広がったり、縮んだりするための関節についても注目してください。