RESEARCH研究

研究内容

私たちは、基礎および臨床現場でのクリニカルクエッションを基に、仮説を立て、それを証明する研究を行っています。

  • 次世代シークエンサーによるゲノム解析、網羅的遺伝子発現解析、CGH、プロテオミクスなどオミックスアプローチによるバイオマーカー探索
  • チロシンキナーゼ受容体のシグナル伝達機構 特に蛋白質複合体とその機能解析
  • 腫瘍特異的新規バイオマーカーならびに新規がん遺伝子の生物学的機能解析、診断・治療への展開
  • 臨床研究における臨床検体を用いたバイオマーカー探索研究およびMolecular correlative study(TR研究)
  • ゲノム医療実装に向けた、解析技術、遺伝子パネル検査の開発、feasibility試験、臨床的有用性を示す研究

技術的には、次世代シークエンサー(IonPGM, IonProton, NextSeq, MiSeq)、デジタルPCR、Affymetrix microarray、MassARRAY等を用いた遺伝子の網羅的測定とその解析ができるようになります。CAPP-Seqと呼ばれる、腫瘍由来血中循環無細胞DNA (circulating tumor DNA)を用いた網羅的遺伝子解析技術は、国内では当教室が初めて実施しています。これら先進的な技術を用いて、ゲノム・遺伝子の解析が可能です。