教室について
教室理念
私共薬理学教室は、医学部学生への基礎医学教育と、社会貢献を目指して創薬研究を行っています。薬理学というのは基礎医学から臨床医学への架け橋となる学問です。学生にはこれまでの基礎医学の知識をもとに、病態生理と薬の作用機序を教育し、研究では医学部の特色を生かした、未知の病態生理の解析による原因因子の特定を行っています。これまでに他施設との共同研究の結果、実用化に向けた薬開発と特許取得を達成してきました。現在注目しているのは、ホメオスタシスの担い手たるメディエーターとそれに調節される好中球・マクロファージが中心になり、関与する傷害、修復・再生の機序です。この調節機序の基礎的な知見が得られたところで、血管新生や内在性組織幹細胞による臓器再生ついての研究を行っています。さらには、がん幹細胞に対する抑制効果についても研究を開始しています。生体に備わるホメオスタシスを活性化する治療法の開発が重要と考えています。