EDUCATION教育 / カリキュラム

カリキュラムの特徴

医学の進歩は各診療分野に高度な知識と専門的な技術を兼ね備えた医療者へのニーズをもたらしました。一方で、他職種との連携を通して、専門分野の垣根なく横断的な対応をすることで患者により質の高い医療を提供することが可能となります。このような背景の中で活躍する医師を育成するためには、医学部教育から専門医研修までの一貫した医学教育の理念と実践が求められます。つまり、横断的で幅広い医学知識や経験に裏付けられた高度な専門性を兼ね備えた医療者の育成が必要です。また、患者やそれらを取り巻く社会のニーズを常に把握し、公平性や倫理性を基礎に全人的医療を実践する医療者を育成します。このために特に臨床実習に重きを置いた医療教育を実践して行きます。患者本位なチーム医療を実践できる医療者を今後も育成して行きます。また、医療現場のアンメットニーズを把握し、解決策を見いだせるような研究を立案し、実行して行ける環境を提供することも重要な使命だと考えています。医学生、研修医、専攻医、大学院生、そのた医療者を対象に幅広い内科学の知識、診療技術を基盤として、腫瘍内科学における専門的な教育を行って行きます。人類全体の健康に寄与することを目指し、国際的にも貢献できる人材の育成に努めます。
医学部教育:臨床腫瘍学講座(座学)では、横断的な総論と各臓器や専門分野ごとの各論に分けて授業を行います。国内でも著名な講師陣を登用し、アップトゥデイトな内容を学ぶ。クリニカルクラークシップでは、チーム制を導入した臨床現場とタイアップして、実地的な実習の場を提供します。患者に役に立つ医療行為を実践することで、医療におけるプロフェッショナリズムを学びます。