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トピックス
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榊原寛先生(歯科口腔外科)が本教室の大学院医学研究科の社会人学生として入学しました。 -
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本教室が「自治体における生活習慣病重症化予防のための受療行動促進モデルによる保健指導プログラムの効果検証(J-HARP)」の共同研究機関として医学部倫理委員会で承認されました。 -
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本教室が「The Circulatory risk in Communities Studyの匿名化した既存情報を用いたデータ解析研究(CIRCSデータの2次利用に関する研究)」の代表研究機関として医学部倫理委員会で承認されました。 - 冨士佳弘先生が近畿大学医学部教育センターIR室専任教員兼公衆衛生学教室の助教として着任しました。
地域の疫学研究に根差した実学としての公衆衛生
本教室では、60年以上に亘って我々共同研究グループオリジナルの地域疫学研究として継続しているCIRCS(Circulatory Risk in Communities
Study)を始め、地域住民を対象とした複数の大規模コホート研究を基盤として、主に脳卒中、心臓病、高血圧、糖尿病、脂質異常、メタボなど、生活習慣病の予防対策に取り組み続けており、さらには要介護、認知症、フレイル、慢性腎臓病、骨粗鬆症といった高齢化による健康問題の疫学研究や予防対策も進めています。
地域の疫学研究に根差した実学としての公衆衛生を基盤として、公衆衛生マインド、リサーチマインドを有する医師および研究者の人材育成に努めます。
Public Health
「公衆衛生(学)」は、日本の医学部では社会医学という領域の一部として教育されていますが、元の”Public
Health”は、本来医学とは独立して他の領域にもまたがる、より包括的な意味合いを持つ概念であり、集団(地域、職域、国、グローバル)レベルの疾病予防や健康増進を目的とした組織的なコミュニティーによる活動を実践・評価する学問です。
Public Health is the art and science of preventing disease, prolonging life and promoting physical and mental efficiency
through the organized community efforts
実際、公衆衛生には、多様な学問領域を背景とした様々な専門性を持った人材が携わっています。
一方、公衆衛生の向上および増進は、医師の使命でもあります。
「医師は、医療及び保健指導を掌ることによって公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする(医師法第一条)」
RESEARCH
研究紹介
- 生活習慣病予防
CIRCS、秋田県井川町との共同研究事業、八尾市との共同研究事業、
JACC Study、JPHC Study、JPHC-NEXT、J-HARPなど - 福島原発事故の健康影響
NDB・人口動態調査データを用いた環境省受託研究、福島県民健康調査 - 近隣地域との連携
堺市との包括連携協定に基づく健康づくりに関する研究
八尾市健康まちづくり科学センターとの共同研究