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茨城県筑西市における保健事業を主体とした生活習慣病予防対策に関する疫学研究

近畿大学医学部公衆衛生学教室では、筑⻄市との協働により「茨城県筑⻄市における保健事業を主体とした⽣活習慣病予防対策に関する疫学研究」を実施しております。

【研究課題名】

茨城県筑⻄市における保健事業を主体とした⽣活習慣病予防対策に関する疫学研究

【研究期間】

研究機関の⻑の実施許可後から 2029 年 3 ⽉ 31 ⽇まで
(筑⻄市との調整により、倫理委員会や研究機関の⻑の承認のもと、延⻑することがありま す)

【研究の意義・⽬的・⽅法】

茨城県筑⻄市において⽣活習慣病予防対策を効果的に推進するため、保健事業の⼀環とし て、全住⺠(約 11万⼈)を対象として⽣活習慣病(脳卒中・虚⾎性⼼疾患・⾼⾎圧・⾼脂⾎症・糖尿病・腎機能障害等)とそれに合併しやすい⼼不全・認知症・フレイル・運動機能障害(サルコペニア等)・寝たきりや要介護状態等の予防を⾏うための⽅法論の開発と評価を進めます。具体的には、⽣活習慣病とそれに合併しやすい⼼不全・認知症・フレイル・運動機能障害(サルコペニア等)・寝たきりや要介護状態、早世等の予防や、医療・介護費を適正にするための健診所⾒や⽣活習慣を明らかにします。また、保健・福祉指標、病気の実態の分析や、健診受診や保健指導等への参加と健診後の要医療者の医療機関受診を促すための⽅法論の開発をあわせて⾏います。

【研究結果の公表】

研究結果は学会や学術雑誌で発表するとともに、筑⻄市に還元します。筑⻄市のホームペー ジや広報等に概要が掲載されることがあります。

【研究組織】

主任研究機関
順天堂⼤学(責任者・⼭岸良匡教授)

共同研究機関
⼤阪⼤学(責任者・村⽊功准教授)
筑波⼤学(責任者・⽊原朋未助教)
近畿⼤学(責任者・今野弘規主任教授)
⼤阪健康安全基盤研究所(責任者・清⽔悠路担当課⻑)
福島県⽴医科⼤学(責任者・⼤平哲也主任教授)
国⽴国際医療研究センターグローバルヘルス政策研究センター(責任者・磯博康センター⻑)
⽇本医科⼤学(責任者・陣内裕成准教授)

【研究データの提供について】

下記の各研究機関の間で研究データや資料を共有することがあります。 データ提供元:順天堂⼤学、⼤阪⼤学、近畿⼤学、筑波⼤学、筑⻄市 データ提供先:順天堂⼤学、⼤阪⼤学、近畿⼤学、筑波⼤学、筑⻄市、⼤阪健康安全基盤研究所、福島県⽴医科⼤学 資料・情報の項⽬の詳細については適宜、別紙の様式の書類を作成し、その他の記録事項は 研究計画書に記載し保管します。

【業務委託について】

本研究において委託する可能性がある業務内容は下記になります。個⼈情報を含む業務を委託する際には、個⼈情報等に⼗分に配慮し、必要に応じて「個⼈情報取扱の特記事項」を仕様書もしくは委受託契約書に定めます。

委託予定の業務
・試料の測定業務
・研究案内や結果票等の郵送業務
・データベース・システムの開発・維持業務

【個⼈情報の保護について】

本研究では、筑⻄市より健康診査の検査項⽬や、レセプト情報、異動情報、疾病発症情報などの保健福祉医療等の保健事業資料の提供を受けて研究を実施します。これには個⼈情報として、⽒名、⽣年⽉⽇、住所、個⼈を特定するための番号が含まれます。個⼈情報は順天堂⼤学、⼤阪⼤学、筑波⼤学、近畿⼤学において厳重に管理され、本研究以外の⽬的に使⽤されることはありませんのでご安⼼下さい。研究を⾏うにあたっては、分析の段階で個⼈情報を削除し、番号などに置き換えたデータベースを構築した上で(匿名化)、順天堂⼤学⼜は協⼒研究機関において集計・解析を⾏い、集団全体の分析結果として公表し、⼜は市に還元します。個⼈の結果が公表されることはありません。メタアナリシスなど他の研究機関との共同研究に参画し、その⼀部として利⽤する場合がありますが、その場合も⽒名などの個⼈情報を含まないデータだけを利⽤します。したがって、この研究により、住⺠の皆さまが不利益を受けたり、危険性が⽣じたりする可能性はまずありません。しかし、ご⾃⾝が分析の対象となることを希望されない⽅がおられましたら、匿名化する前であれば、分析から除外するなどの対応ができますので、下記へお問い合わせ下さい。

【本研究に関する問い合わせ先】

筑西市健康増進課 電話 0296-22-0506