近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線腫瘍学部門

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Kindai University Faculty of Medicine Department of Radiation Oncology
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令和4年度 卒業生の声 No. 3

服部翔太

私が大学院に進学した理由は、自身の知識・スキル向上のためです。入学当時10年臨床業務に携わっており、学会や研究会に積極的に参加し、診断部門の知識を取り入れていました。また、学会発表も行なっていましたが、自分での研究へのモチベーションに限界を感じていました。その時に当時の技師長に当研究室へご紹介いただき、指導教官から実績や開発した製品、そして、研究室の皆様の研究へのモチベーションを拝見して入学を決意しました。入学に際し、今まで論文を執筆したこともなく、先輩からの指導での研究しか行ったことがなかったので不安も多々ありましたが、指導教官から研究へのモチベーションや、企画から論文投稿まで丁寧にご指導いただき、無事に4年間の大学院博士課程を修了することができました。

大学院進学を考えている方にお伝えしたいことが2つあります。1つ目は周りの方に協力していただくことが必要なことです。大学院1年目の時には土曜日に講義があり、参加しなくてはなりません。講義私は土曜にも仕事がありますので、職場の方々に大学院のことを理解していただいて、講義参加のために業務時間を調節していただきました。また、土日に院生の報告会などもありますので、家族にも理解・協力してもらう必要があります。このように、周りの方々の協力がとても大切になります。
2つ目は研究・開発の様々な経験をすることができます。当研究室では半年に1回、成果報告会を行っており、そこで日常業務での問題・疑問点から研究での検証内容などのプレゼンテーションを行い、指導教官だけでなく、他の院生からも意見をもらうことができます。研究のモチベーションから内容・結果まで限られた時間でのプレゼンテーションになるので、人に伝える力も自然と身についていきます。また、他学部や企業との連携も活発に行っており、臨床現場にいるだけでは知ることができなかった知識や、開発の経験も得ることができます。

大学院4年間は大変なこともありますが、日常業務では得られない知識や経験をとても多く得ることができます。そこから、業務での視点や観点が広がり、今まで気付けなかったことや、思いつかなかった発想も出てくるようになります。ぜひ、当研究室に進学してみてください。

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2023/03/30 10:51