近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線腫瘍学部門

近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線腫瘍学部門
Kindai University Faculty of Medicine Department of Radiation Oncology
読みやすい大きさへ文字サイズの変更ができます。
文字サイズ変更

お知らせ

Efforts of our department
2025年5月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

7th KOREA- JAPAN joint Meeting on Medical Physics in KOREA

2014年9月24-27日 韓国/釜山で行われた第7回韓日合同医学物理学会に参加してきました。
初日、韓国、西日本に台風直撃で、空港で4時間足止めを余儀なくされましたが、日暮れには無事ホテルに到着。その後すぐの、会長招聘のパーティーに参加させていただき、韓国医学物理学会の方々と、交友を深める事ができました。英語が不慣れな私に対して、ゆっくりわかりやすい英語とカタコトの日本語で、コミュニケーションをとっていただけ、とても感激いたしました。パーティーが終わって、少し小腹が空いたので、近くの居酒屋で韓国に無事ついた事を祝って名物タコ料理を囲んで乾杯しました。

?

二日目、前日の台風が嘘みたいに、本日は快晴。前日のパーティーで知り合ったHaeundae paik hospitalの金さんの病院へ見学に行きました。施設は非常にきれいでVarian社の最新型リニアックが設置されていました。また45分程のプレゼンテーションとディスカッションをしていただき、韓国の放射線治療の状況を知る事ができました。非常に有意義な施設見学となりました。



学会場に到着、会場前にてみんなで記念撮影。


?
本学会では、ポスターセッションのModeratorの役を与えられていたので、カタコトの英語とゼスチャーでコミュニケーションをとって、ポスターの掲示とセッション時間に発表者が現れていることをチェックしました。
夜は、韓国側が主催したBanquetに参加。韓国の伝統舞台を披露。

?
 
三日目、本学会の大きな目的は、学会発表である。英語嫌いの私にとっては大きな試練でありましたが、ポスターから口述発表へと変更していただいた、門前先生の粋な計らいに感謝です。無事発表も終わり、少し時間を頂けましたので、釜山を一望できる高台に行ってきました。



今回の学会では、VMTを用いたSBRTや粒子線治療に関する研究発表が多い印象がありました。また、最終日のシンポジウムでは、Non isocentoric radiotherapyと題した発表があり、複数のアイソセンターで治療中にベッドを多次元に動作させる照射方法の紹介がありました。非常に線量集中性が高い高度な技術であり、次世代治療として数年後には世界に広まる予感がしました。

初の韓国でしたが有意義な学会でした。語学力の強化を痛感した旅でもあり、もう少し努力を重ね英語力を身につけたいと感じました。(K.S)

 What's New?

2014/10/03 15:00