第7回市民公開講座開催
平成27年2月21日に近畿大学付属病院がんセンター主催の第7回市民公開講座が行われました。
一般演題には、病院の教員・職員による4演題がプログラムされ、特別講演にはあの有名なチームバチスタの栄光の著者である海堂尊 氏による講演が行われました。
会場には、およそ350名の方々が参加されました。がんセンターの主催する公開講座であるため、がんにかかわる演題内容でしたが、市民の方々に分かりやすい言葉で各講演が行われていました。一般演題のプログラム内容は、それぞれ「がん相談より見る現状と課題」「がんと栄養」「がん診療と病理医、現状と課題」「若年女性で急増する子宮頸がん診療の光と影」でしたが、各講演後の質疑応答では、一般の参加者からの積極的な質問がなされ、がん治療に対する関心の高さがうかがえました。また講師の榎木先生の講演では、一般の患者さまと接する機会の少ない病理医の実務についての話であり、またテレビのコメンテーターとしても有名であることもあって、参加者が非常に興味をもって講演に耳を傾けられている様子が分かりました。
特別講演では、海堂 尊氏による医療と医学がめざすものと題して講演が行われました。海堂氏がなぜ作家になろうと思ったのかなど、話は参加者が興味を持って聞けるような簡単な内容から始まり、時折、笑いを織り交ぜる巧みな話術はすばらしいと感じました。
市民公開講座を開催する事は、病院の取り組みや今後の展望を市民の皆様に理解していただく絶好の機会であり、また、今回のような積極的に参加していただける公開講座を継続開催することは非常に重要な事であると感じました。(K.M)

講演される海堂 尊氏???? 会場風景

スタッフと海堂先生

西村教授と海堂先生
お知らせ
2015/03/03 11:44