EANM2015 印象記
欧州核医学会(EANM2015)参加報告
2015年10月9 -14日にドイツのハンブルグで開催された欧州核医学会議European Asocciate of Nuclear Medicine(EANM2015)に参加した。今回は2つの研究成果を報告した。甲状腺内用療法に関する口頭発表では、ヨーロッパでは甲状腺の内用療法が広く行われていることからか質問も多くあった。SPECT/CTという装置は2つのモダリティが融合したものでその特性を十分に生かしたことが評価された。
また、放射線治療における照射後の心筋障害に関して、コンベンショナルなFDGPET検査から心筋部分を抜き出し、治療前後で定性的に差分処理を行う評価方法を発表した。同様の取り組みをイランの研究者が行っていることに驚いた。5日間の学会では数多くの演題や教育セッションを聴講することができた。「お国柄」の異なる研究者とそれぞれの意見を直接議論できることは、国際学会参加の大きな魅力である。得られた知識を後進の育成や業務に役立てたい。(K.H.)?


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2015/11/24 13:36