がんプロ合同研究会報告
2016年12月22日(木)神戸大学医学部附属病院にて, 2016年度第2回近畿大学・神戸大学・兵庫医科大学がんプロ合同研究会が開催され, 新進気鋭の研究者から医学物理に関する3演題の報告が行われました. 神戸大学の赤坂先生からは, 治療計画装置の最適なパラメータ設定に関する検討, 兵庫医科大学の小坂先生からは, 照射後の治療装置動作ログファイルを使用した患者個別の品質管理に関する報告が行われました. 近畿大学からは, 大学院生の久保氏より韓国への留学報告およびBNCT専用の治療計画装置開発に関する成果報告が行われました. 臨床で実践可能な方法論の検討や装置開発に関わる報告まで幅広い内容であり, 各演題では多くの議論が交わされました. 有益な意見交換により臨床現場へより良いフィードバックを行う事ができると確信が持てる研究会でした. 第3回の合同研究会も継続して開催される予定であり, 今後も大学間で切磋琢磨して, 共に発展していけることを期待しております. (S. O.)
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2016年度 2回近畿大学・神戸大学・兵庫医科大学がんプロ合同研究会プログラム
開催日時・場所: 2016年12月22日(木) 18:30開始 神戸大学 外来診療棟4階 A講義室
司会: 赤坂 浩亮 (神戸大学)
18:30 開会挨拶
18:40 「Qualitative method to adjust Dosimetric leaf gap and Transmission factor based on random clinical plans」
赤坂 浩亮 神戸大学 放射線腫瘍科
18:50 「Feasibility of estimating patient-specific dose verification results directly from linear accelerator log files in volumetric modulated arc therapy」
小坂 賢吾 兵庫医科大学大学院
19:00 「留学報告~Cathlic university in KoreaでのBNCT研究~」
久保 和輝 近畿大学大学院
19:30 閉会挨拶

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2016/12/27 15:05