8th JKMP参加および開催報告
9月16日から2日間にわたって大阪大学で開催された第8回日韓合同医学物理学合同学術大会(JKMP)の参加および開催報告を致します。本大会では門前准教授が大会長を務め、近畿大学医学物理教室のメンバーが大阪大学をはじめとする多施設の先生方と協力し企画・運営を行ってきました(Fig.1, 2)。

学会当日は早朝にもかかわらず、抜群のチームワークを発揮し大きなトラブルもなく、参加受付・演題登録受付が開始されました(Fig. 3-6)。

門前大会長の挨拶から始まったオープニングセレモニー(Fig.7)を皮切りに、予定されていたプログラムが進行しました。一部のランチョンセミナーでは予定参加人数以上が詰めかけ、立ち見が出るほど盛況でした(Fig. 8)。

一般演題としては口頭による発表、ポスター発表の2種類の形式で行われました。今回の大会では使用言語が英語であったため、質疑応答で一部戸惑う場面が見られましたが、韓国の研究者を交えての盛んな議論は十分に国際化としての学会の役割を果たしているものとして感じられました(Fig.9,10)。

また、大ホールの前に設けられた展示会場では、各企業との情報交換が常に行われ製品の最新情報や動向などの話題が飛び交っていました(Fig.11)。今回の大会の登録者は500人を超え、過去に開催された同大会の中で最大級の規模でした(Fig.12)。Medical oncologist's view to medical physicistと題された特別講演セッションでは京都大学溝脇教授らによって、これからの医学物理士への期待を込めた講演、アメリカで医学物理士として活躍中の山本博士による海外での現状などに関する情報提供が行われ大いに聴衆の注目を集めていました(Fig.13)。

阪急エキスポホテルに場所を移して行われた懇親会では、芥川高校による和太鼓の演奏のあと盛大に開催されました(Fig.14,15)。近畿大学水産研究所から直送された「近大マグロの解体ショー」(Fig.16)は海外からの参加者を大いに喜ばせておりました。
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本大会の運営・参加を通じて、学術的な知識だけでなく、大会開催という目的を一つとして関係者で一丸(Fig.17)となって行動したチームワークの重要性を知ることができました。ここで得た体験はラボのさらなる発展のための原動力となると確信しております。(K. H)

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2017/10/13 10:30