近畿大学医学部 放射線医学教室 放射線腫瘍学部門

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Kindai University Faculty of Medicine Department of Radiation Oncology
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カトリック大学との合同研究会参加報告

横浜で開催されたJRC2018から遡ること3日、4月9日から11日まで、近大病院にて、韓国のカトリック大学からDo-Kun Yoon先生とSunmi Kim先生を招いて、第一回近畿大学?カトリック大学医学物理合同研究会の講義を行ないました。今回は、モンテカルロシミュレーションとMATLABの基礎及び人工知能への応用、という内容で実習形式のものでした。臨床業務の終わる19時から23時までの講義という、とてもハードな会でしたが、参加者10名が疲れているにも関わらず、目をキラキラ輝かせ、とても興味深く、楽しく実習をしていたことが印象に残っています。Yoon先生の講義もわかりやすく、Kim先生もとても親切で、充実した内容でした。来日して下さったお二人には、心から感謝しております。私自身、今回が初の勉強会コーディネートかつ初の海外の先生との内容の練り合わせであり、講義中は冗長になってしまう場面も多々ありましたが、参加者の方々のおかげで無事に乗り切ることができました。ありがとうございました。また、コーディネートを任せてくださった門前先生には心より感謝しております。とても貴重な経験ができました。この合同研究会を、これから第2回、第3回と続けていきたいと思います。(M.T)
今回、私はプログラミングの初心者程度の知識しか持っておらず、今回の講義に私がついて行けるのかとても不安でした。しかしながら、Yoon先生とKim先生の分かり易い講義及び指導により、なんとか理解することが出来ました。講義初日にはモンテカルロの使用方法を学び、実際にプログラミングを行い、デジタルファントムを作成するという講義でした。二日目にはMATLABによる、数列の並び替え、グラフの作成方法などを学びました。三日目にはいよいよ、今回の講義のメインであるMATLABによる人工知能の作成方法の基礎を学びました。人工知能作成の基礎だけでしたが一日目、二日目とは違い入力するコードも増え難しい内容となっていました。Yoon先生とKim先生に何度か助けてもらい、何とかプログラミングを行う事が出来ました。私はプログラミングの初心者ですが、今回の講義を活かして、研究に役立てていき、講義の興奮が冷めやらぬ前にMATLABについての勉強を行い、皆さんの知識について行けるよう精進したいと思いました。
(M. O)

図1 門前研究室にて

図2 講義風景

図3 Do-Kun Yoon先生の講義スタート

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2018/05/08 10:38