令和6年度 卒業生の声 No.1
令和6年度 卒業生の声
伊藤 崇晃
私は、平成21年に大学を卒業してから診療放射線技師として病院に勤務し、10年以上放射線治療業務に従事しています。令和3年に病院に勤務しながら近畿大学大学院に社会人院生として進学しました。
当時、私は大学院への進学について興味はありましたが、仕事と研究の両立の難しさを感じ、なかなかその一歩を踏み出せずにいました。そんな時、大学時代の先輩(当時、近畿大学大学院に在学中)に偶然出会い、「この研究室に来たら世界が変わる!」から是非見学においでと呼ばれ、その門を叩きました。見学に行った私は、そこで衝撃を受けました。そこには年齢問わず、多くの研究生がお互いの研究について熱く議論を行い、門前先生を中心に、世界レベルの臨床課題に情熱をもって取り組んでいました。私はこの研究室で学びたいと感じ、その日のうちに入学を決意しました。
入学してからは、研究活動を通じて日常業務では得ることができない知識や貴重な経験をいくつもすることができました。大学院2年目までは、コロナ禍で国際学会にWeb参加しかできませんでしたが、3年目からはニュージーランド、マレーシア、オーストリアと多くの国際学会に現地参加することができ、様々な研究に関わることができて、充実した大学院生活を過ごすことができました。仕事と研究の両立は確かに大変です。しかし、それ以上に自分の興味のある研究を進めていく楽しさ、困ったらすぐに相談にのってくれる指導教官や研究室の仲間たち、この4年間で得たものは今後の私の人生をより充実させるだろうと確信しています。
もしもこの文章を読んでくれたあなたが、今大学院進学を迷っているのであれば、思い切ってこの研究室の扉を叩いてください。後悔はさせません。きっとあなたの世界も変わるはずです!
お知らせ
2025/04/15 11:00