EDUCATION教育 / カリキュラム

講座紹介

教育面では、系統解剖学、組織解剖学、神経解剖学、発生学講義、実習を行っています。系統解剖学は、肉眼解剖学ともよばれ、人骨や御献体を実際に解剖することによって、肉眼で見える人の体の構造ついてまなびます。組織解剖学は、顕微解剖学とも呼ばれます。おのおのの組織がどのような細胞の構成で成り立っているかを学びます。神経解剖学は神経の構造を学ぶことによって、その役割と神経局在診断の基礎を学びます。発生学は一個の細胞である受精卵から完成した人の体がどうしてできるのかを学びます。

教室紹介

解剖学教室は、1999年に重吉康史が、神戸大学医学部より着任し、新たなスタートを切りました。重吉康史の主な研究分野は、時間生物学chronobiologyです。時間生物学は周期性を持つ生命現象、すなわち生物の持っているリズム現象を扱う学問です。その中でも、約一日の周期を持つリズムをサーカディアンリズム(慨日リズム)と呼び、体内時計がそれを発振しています。私たちの教室では主に齧歯類を用いて、サーカディアンリズムの研究を行っています。