RESEARCH研究

研究内容

A.肝疾患

<肝癌に対する臨床研究>

  1. 免疫チェックポイント阻害薬とキナーゼ阻害薬(Lenvatinib)が肝癌の発症に及ぼす効果の解明
  2. HBx蛋白がB型肝炎関連肝癌の発症に及ぼす効果の解明
  3. 全身療法未実施の進行性肝細胞癌患者を対象にニボルマブとソラフェニブを比較するランダム化、オープンラベル比較試験(第I/II相)
  4. 進行肝細胞がん患者の一次治療としてニボルマブとソラフェニブを比較する無作為化多施設共同第III相試験

<医師主導型臨床試験>

  1. 切除不能肝細胞癌に対する肝動脈化学塞栓療法(TACE)とソラフェニブの併用療法第II相臨床試験(TACTICS試験)
  2. 肝細胞癌腫瘍マーカーのサーベイランスにおける有用性の構築をめざした多施設共同研究(ALDUS試験)
  3. EOB-MRIを用いた早期肝癌の診断に関する研究(DELICATE試験)
  4. 慢性ウイルス性肝炎の病態把握(重症度・治療介入時期・治療効果判定・予後予測)のための非侵襲的病態診断アルゴリズムの確立(肝炎等克服実用化研究事業(肝炎等克服緊急対策研究事業))
  5. 網羅的ゲノム・エピゲノム解析による肝移植、肝切除後の肝癌転移再発予測
  6. 肝腫瘍に対する治療効果及び予後の後ろ向き調査
  7. Hepatic Guide™による肝腫瘍の診断・治療支援・治療効果判定の有用性を検証する後ろ向き調査
  8. 肝癌に対してUS-US image overlay fusionを用いたラジオ波焼灼療法の有用性を検証する後ろ向き試験
  9. 活動性B型慢性肝炎に対する核酸アナログおよびペグ・インターフェロン併用療法に関する研究
  10. B型肝炎における発癌機序の解明の研究
  11. C型慢性肝炎に対する直接作用型経口抗ウイルス薬治療に関する研究
  12. 進行・再発肝細胞癌に対する動注化学療法と分子標的薬併用による新規治療法の確立を目指した臨床試験(Phase III)ならびに効果を予測するbiomarkerの探索研究(SILIUS試験)
  13. 発肝細胞癌に対する肝切除とラジオ波焼灼療法の有効性に関する多施設共同ランダム化並行群間比較試験(SURF試験)
  14. 肝細胞癌に対する根治的治療前後のネオアジュバント・アジュバントとしての免疫チェックポイント阻害剤の効果に関する研究
  15. 肝細胞癌に対する肝動脈塞栓療法と分子標的薬との併用の有効性に関する研究

B.胆・膵疾患

  1. 慢性膵炎・急性膵炎の発症メカニズムの解明と新規治療標的の同定
  2. IgG4関連疾患の発症メカニズムの解明と新規治療標的の同定
  3. 自然免疫反応から見た膵癌の発症機序の解明新規治療標的の同定
  4. 膵臓疾患の発症に関わる腸内細菌叢の解明
  5. 免疫チェックポイント阻害薬が進行・再発膵癌の治療に関する検討
  6. 胆膵疾患の超音波内視鏡下生検(EUS-FNA)およびEUS下造影エコー法、生検サンプルの遺伝子解析に関する研究
  7. 膵癌に対する超音波内視鏡造影法の開発研究
  8. 膵癌の化学療法およびその治療効果判定の研究
  9. 膵腫瘍の鑑別診断に関する研究

C.上部消化管

  1. 早期胃癌の粘膜下層剥離一括切除術(ESD)およびEUSによる癌深達度診断に関する研究
  2. 門脈圧亢進症、食道静脈瘤治療に関する新しい治療法の開発研究
  3. .NBIによる早期胃癌の診断

D.下部消化管

  1. 自然免疫反応から見た炎症性腸疾患の発症機序の解明と新規治療標的の同定
  2. 腸内細菌叢から見た炎症性腸疾患の発症機序の解明
  3. 炎症性腸疾患の発症に好中球の活性化が及ぼす効果の解明
  4. 生物製剤に対する抗体が炎症性腸疾患の治療効果に与える影響の解明
  5. 人工知能を用いた内視鏡自動診断法の開発