EDUCATION教育 / カリキュラム

講座紹介

聴覚・平衡覚・嗅覚・味覚などの感覚器の構造と生理機能を正しく理解します。それぞれの末梢受容体における感覚発生の分子機構、末梢から中枢における認知機構に至るまでの神経回路を理解した上で、さまざまな感覚器障害の病態を解剖学的・生理学的・生化学的・分子生物学的・分子遺伝学的な研究手法により解明します。基礎研究の成果を臨床にフィードバックさせることで、人工感覚器の開発、遺伝子治療・再生医療の感覚器医療への導入を目指した臨床研究を推進します。また、聴覚・平衡覚障害に対する有効な治療法・リハビリテーション法の確立を目指した臨床研究を推進します。
頭頸部癌に対する集学的治療(手術・放射線治療・化学療法)の確立を目指した臨床研究を推進します。PET検査、NBI内視鏡検査などの新規診断法の有用性を検討すると同時に、経口的内視鏡下手術、内視鏡下頸部廓清術、ロボット手術など新規治療法の開発を目指した臨床研究を推進します。また、嚥下・音声障害に対する有効な治療法・リハビリテーション法の確立を目指した臨床研究を推進します。